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【DHM甲斐双葉店】 ストックバーグ研修!!  ~前編~

こんにちは!!
DHM甲斐双葉店の村田です!😎
今回は私のストックバーグ研修の様子や感じたことをお伝えします。
私が作るのはホースハイド スタンドカラー シングルライダース 40インチです。
ではストックバーグに到着して研修開始です!

基礎説明


まずはストックバーグのボス宮坂さんから革の基礎知識や歴史、使われる部位、研修内容などを教わりました。🙇‍♀️
そして実際に製作に移っていきます。

レザー型取り
レーヨン型取り


まずは型取りをしていきます!レザーには銀ペン、レーヨンやポケットなどの裏地にはボールペンで下書きをしていきます。型取りの際に馬の体の形や革の傷、柔らかい部位硬い部位の個体差、1つ1つの革はすべて違うのでそれを見極めて完成型を意識した型取りを心掛けなければなりません!その選別が大切です。

レザー裁断


レーヨン裁断

ついに裁断です!
いざ裁断をしてみるとホースハイドの場合は革が硬くて指や手首が痛くなりますし、滑らかな曲線や下書きの線通りには行かないため非常に難しい作業でした。
レーヨンの場合も生地の滑らかさや収縮があるためこちらもうまく切れません。また、型取りする際から気を付けなければいけない生地の目に沿うように型取ることを私は忘れてしまいました。そういう細かなことがこの滑らかさや柔らかさをより引き出しているのだと感じました。
そしてこの時の私はある程度綺麗に切ったつもりでしたが、このあとの縫製などの工程において大きく響いてくるのでした、、😨

漉き終わり

次は漉きになります!漉きは折り曲げる箇所や重なる箇所が分厚くなってしまうことを防ぐために薄く削ることです。この工程も大事で後々の工程で漉きの甘さが出てきて、分厚くなり縫製をする際に引っかかってくるんです、、、本当に初めの細かな準備段階が大切です!


ジッパー

次は、ジッパーに付ける革紐です!
この革紐も1つ1つ手作業でこの形状にしています。
革紐の見え方にも表裏があり、ジッパーの箇所によって綺麗に見えるように使い分けています。そして気になるステッチですが、製品のステッチは3針のステッチになるのですが、私のは間違ってしまい1つだけ4針のステッチのジッパーがあります。(笑)
職人さん達が簡単に3針で縫っているように見えたのですが、とても難しく慣れていないこともあり力加減がわからずミシンの針が1針飛び出てしまいました。当たり前ですが本製品だと1発勝負なので、本製品になりません。その当たり前がとても繊細で難しいです。

いかがでしたでしょうか!!
前編は主に準備段階を紹介しました!
後編では縫製や縫い合わせ、糸やミシンを使った作業を紹介していきます!

今回見て頂いてわかるかと思いますが、準備段階の1から自社の工房で作っているので職人さん達のものすごい手間や努力のたまものとわかっていただけたと思います。
実際に職人さん達と一緒に作り、良いものを提供したいという気持ちが心の底から伝わってきました。細かな手作業見えない所へのこだわりがフラットヘッドのレザージャケットには詰まっていることに改めて感動しました。
是非、フラットヘッドのレザージャケットに腕を通してみてはいかがでしょうか!
後編も、お楽しみに~!
ご覧頂きありがとうございます!🙇‍♀️

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