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【メルカリ 山本真人さんに聞く】 フリマ“5,000万人市場”を創る! 価値を循環させ、人の可能性を広げる。

フリマサービスのほかに、メルカードの発行が200万枚を超えるなど金融界からの注目度も高まっているメルカリ。

日本事業責任者の山本真人さんに、急成長の理由を聞きました。山本さんは、「日本で出品や購入をしたい人は、まだ3,000万人以上いる」と話します。金融についても「圧倒的に違う顧客体験の創出が重要」だと指摘します。(金融ジャーナル編集部。2024年2月号掲載分を一部再編集、数字、肩書き等は掲載時点)



売買が増えたのは、“場”の魅力を高めたから。

我々は2013年2月に創業し、スマートフォン向けのフリマアプリ「メルカリ」を運営してきた。

現在の月間利用者は2,300万人を超え、マーケットプレイスのGMV(流通総額)は年間1兆円規模に拡大した。CtoC(個人間取引)の市場としては日本国内で最大となった。

マーケットプレイスを運営する業者はほかにもあるが、我々は初めて出品や購入をする人であっても「いかに簡単にできるか」を突き詰めて考えてきた。

例えば、コンビニから匿名で発送できたり、

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