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10/21 映画「目の見えない白鳥さん、アートを見に行く」一乗寺フェス秋まつり特別自主上映会

■恵文社 一乗寺店 イベントスペース COTTAGEでの上映会、まもなく!

「まちびらき」をテーマとし、

「ない、ではなく、あっていい」を今年のテーマとして開催する、一乗寺フェス秋まつり。

【フェス公式サイト】
https://fest.ichijoji.net/2023

プログラムの中には、これまで取り組んでこなかった様々な内容を散りばめています!



■上映会 詳細

初のチャレンジとして、「映画の自主上映会」を実施します。
2020-2023年にフェスが注力してきた「オンライン配信」の中での気づきのひとつでもあった点ととても大きくクロスする素敵な映画の上映が決まりました。

【目の見えない白鳥さん、アートを見に行く】特別上映会


[日時/会場]
2023年10月21日(土)
会場:恵文社一乗寺店COTTAGE
https://maps.app.goo.gl/U6Hec8Mwz9K6gN3d9

■第一回 11:40開場/12:00上映開始(107分)
■第二回 14:00開場/14:20上映開始(107分)

※入れ替え制/飲食提供なし
※自由席・入場順は予約受付順
日本語字幕付上映・UDcast対応作品

★障がいをお持ちの方を番号順に沿わず優先的にお席にご案内することがあります。あしからずご了承ください

[定員] 30名(要事前予約・定員に達し次第受付終了)

[鑑賞料金] 一般 1,000円/中学・高校生 700円/小学生以下 無料

<ご予約方法>
お名前・希望上映回・参加人数・ご連絡先・あれば特記事項を添えてください。

■メール予約
yoyaku.dop@gmail.com

■電話予約
075-721-2568(オブリタコス)まで申し込み
※お電話でのご予約は16:00以降にてお願いいたします

※メールの場合は当方からの返信をもって受付完了となります

※車椅子でのご来場やその他身体に障がいや持病をお持ちなどの理由で座席のご希望がある場合はその旨もメールまたはお電話でお知らせください。できる限り配慮をさせていただきます。

<お知らせ>
日本語字幕付きバージョンでの上映を行いますが、会場に手話通訳者は常駐いたしません。

筆談を希望される場合は筆記用具を運営側でご用意させていただきます。

<UDCast対応について>
専用のゴーグルやタブレットの貸し出しは行っておりません。
→UDCastでの鑑賞をご希望の場合は、事前にスマホ等に視聴に必要なデータをダウンロードの上ご来場ください。

UDCast WEBサイト
https://udcast.net/

<上映会に関するお問合せ>
ichijoji.dotnet.shoutenkai@gmai.com
075-721-2568
(担当:谷田)


■作品概要

目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。
恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に彼語る言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々と紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。
 
水戸から東京、新潟、そして福島へ。アートをめぐりながら、白鳥さんは旅をしていく。カメラは、その旅路や見えない日常を追い続ける。いつしか、一緒に見る人たちも、白鳥さん自身も何かが少しずつ変わっていって…。

答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きるわたしたち。アートの力とはなにか。障害とは何か。見えないからこそ見えてくるものはあるのか。異なる背景の人々が一緒に作品を見る意味、そして「見える」「見えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする人々。他の誰にもなれない孤独な存在と豊かでのびのびとした会話が生み出す静かな波を映し出す。

制作年2022年
製作国 日本
上映時間 107分
監督 三好大輔 川内有緒
出演 白鳥建二、佐藤麻衣子、森山純子ほか
 
※スチールのコピーライト
 ©ALPS PICTURES



まだお席に余裕あり!
当日駆け込みでもOK!

ぜひご参加ください!

■【共同監督 三好大輔の言葉】


白鳥さんはロックな人だ。自分らしさを真ん中に置いて、自分のペースを崩さない。好きなことは好き、嫌なことは嫌、とはっきり言える人。必要以上に誰かに頼ろうとせず、自分の足で歩くことができる人。実際、日本全国どこへでも一人で旅してしまう。ロックフェスのTシャツとベレー帽がよく似合い、お酒をこよなく愛する。
この映画は白鳥さんと旅をするように撮っていったドキュメンタリーだ。水戸、新潟、福島、東京。友人たちとアートを見る旅に出かけていきながら、白鳥さんの日常が綴られていく。朝起きてラジオを聴き、散歩をし、買い物に出かけ、生姜をおろして葱を刻み、茹でた素麺を美味しそうにすする。友人たちと美術館でアートを鑑賞し、たわいもない言葉を交わし笑い合い、夜はひとりで飲み屋に繰り出し冷えたビールを飲む。
ドラマティッックな物語や壮大なスペクタクルは無いけれど、白鳥さんとの時間と、その中で生まれる会話をつぶさに記録していった。その言葉の中に、「アート」や「見る」こと、「幸せ」についての問いが生まれる。この映画を観る人たちにはどのように届くだろうか?白鳥さんがアートを前に自由になるように、この映画もまた自由な気持ちで観てもらえたら嬉しい。
 

■【共同監督・川内有緒の言葉】

今からちょうど4年前に全盲の美術鑑賞者・白鳥建二さんと出会いました。目の見えない人がアートを見るって、どういうことなのだろう。なにも見当がつかないまま、待ち合わせした美術館に向かったところ、彼は言葉でアートを見る人でした。
白鳥さんと一緒に時間を過ごすうちに、不思議なことが起こりました。美術館がまったく未知の場所に思えてきたのです。そして目に映る彩りが一層鮮やかになったようにも思えました。この感覚は一体なんだろう? 言葉でアートを見ること。異なる背景を持った人々が一緒に作品を見ること。扉を開いた先にある世界を追いかけ、私たちは白鳥さんと旅をしました。それは、アートをめぐる旅でもありますが、言葉や会話、対話をめぐる旅でもあり、白鳥さんというひとりの人物を知る旅でもありました。それはだいたいにおいて軽やかで楽しい旅ではありますが、一言では表現しきれない人間の複雑さも映像のなかに託しました。まずは見ていただけたら嬉しいです。


■【上映会についてのお問い合わせ先】


ichijoji.dotnet.shoutenkai@gmail.com
または
090-9983-2774(タニダ)まで


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