妊娠発覚

夢にまで見た妊娠。
母になることが女性としての使命である、
小さな時からそう感じつづけ、
入籍も間近に控えた 5月25日の23:45
妊娠検査薬の結果が陽性と教えてくれた。
とっさにこれからの日々をnoteに残そうと思った。
こんな奇跡もう二度とない。
いつか子どもに伝えられるように。

今日は朝からなんだかソワソワした。
新卒で入社し、3年働いた葬儀社をこの春退職した。
これからはずっと夢だった事業をやると決めていた。
(このお話はまた少し先に。)

少しの期間、働くために派遣の仕事に登録し、
今日はその面接の日だった。
それも業務内容は、病院の受付。
即日採用をもらったが、どうも心が落ち着かず
お返事を翌日に延ばしてしまった。

この時に感じていた気持ちは2つ
1つ、夢を叶えるまでの大切な時間をこの仕事に割いて良いものか
言い方は悪いが、私じゃなくてもいい仕事だった
派遣に登録した時から、私が必要とされているのではなく、
人手が必要とされている場所に自分を当てはめることに違和感を感じていた

そしてもう1つ、それが妊娠の可能性だった
予定日から10日間以上生理が来なかった
予定日管理というほど、しっかりと記録してきたんけではないが、
簡単だからと続けていたアプリが役に立ってくれた

派遣の面談が終わったあと、
少し遠くへ行きたくなった。
歩いて1人になれるカフェを見つけ、起業の本を読んだ。
これからの毎日に心が躍った。

鼻歌を歌いながらその帰り、ドラッグストアへ寄った。
ドラマの世界みたい〜とどこか他人事で、
平気で「妊娠検査薬ってどこですか?」なんて聞いて。

いつものように遅めのごはんを食べた後、
彼に妊娠検査薬を買ったことを伝えた。
もし妊娠してたらどうする?と聞くと、
どうもこうもないっ!と明るくスルーされ、
どんな感情になる?と聞くと、
わ〜!!!お〜!!!と思う!と謎な答えをもらい、
喜怒哀楽で表すと?と聞いたら、
楽だね!!!と楽しそうに答えてくれた。

その30分後、2人は目を合わせてしばらく固まっていた。
嬉しいより先にこれまで感じたことのない数の不安が押し寄せた。

まず、明日には答えを出さなければいけない派遣の仕事、どうしよう…
普通に生活どうしよう
どこで産めばいいの!?
(仕事で東京に来ていたが、故郷は広島にある)
いや、まずまともに産めるの!?
つわりっていつ来るの?
あれ、入籍前の妊娠だ…

妊娠がわかってから、1時間しか経っていないいまも、
まだまだ多くの不安が生まれてくる。

とりあえず、お風呂に入って、洗い物を済ませた。
そして、noteを開いた。

彼はパパかぁ。と一言だけ言って、布団に入った。
このまま彼の気持ちは分からぬまま夜が明けそうだ。

それでも、お腹の中に私と彼の子どもがいるかもしれない。
夢か!!!?夢なのか!!!?とビックリマークいっぱいで、眠れないが、
ただただこの奇跡に心から感謝したいと思う。

亡くなったお父さんに、早く見てほしいなぁ。

2021.05.26 0:51

拙い文章をご覧いただき、ありがとうございました。
これから先のことはわかりませんが、
日々感じたことはここにできるだけ細かく書き留めたいと思っています。
これまで生きてきた26年間をできるだけ散りばめて。

中には私の偏った考え方が出てくることもあると思いますが、どうか温かく見守っていただけると幸いです。
そして良きも悪きも何なりとコメントしていただいて構いません。
これからどうぞよろしくお願いします。

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