【つながっていいとも】第114回 村井さほりさんの 「『舌』だけでなく『目』でも楽しめる和菓子づくり」
【毎週木曜日のお昼休み、12時30分からの18分間!】
ー「新しい時代のつながり方」をテーマに、オンラインでも出会える!話せる!つながれる!ー
■今日のゲスト
前回の第113回のゲストは、祖父の代より続く堺打刃物の家業をお兄様と共に引き継ぎ、業務用料理包丁の「堺孝行ブランド」の包丁を日本国内はもちろん、世界20ヵ国以上に展開する青木刃物製作所の青木俊和さんでした。
〜からのご紹介、姫路で昭和39年から和菓子の製造卸業をご家族で営んでおられる村井製菓株式会社で、前回のゲストの青木俊和さんが広める「堺孝行」ブランドの餅切り包丁を使いこなす和菓子職人、村井さほりさんです。
■村井さほりさん
姫路で昭和39年から和菓子の製造卸業を家族で営む村井製菓株式会社の和菓子職人村井さほりです。
女性ならではの感性と、昔ながらの和菓子の枠にとらわれない、令和の時代のアクセントを加えた和菓子を創作しております。
コロナ禍においては、製造卸業に加え、通販事業で全国の皆様に、村井製菓の和菓子を届ける販路を増やしております。
昨年からは、コロナ禍で観光業が大変な中、弊社も何か姫路の観光に関われればと思い始めた映えドリンク『どらぺちーの』を販売開始しし、SNSを通じ若い世代の方にも知っていただく機会作りにも挑戦しております。
大人だけでなく、和菓子離れの世代まで、家族みんなで和菓子を楽しんでいただきたい想いを胸に、「舌」だけでなく 「目」 でも楽しめる可愛く華やかな和菓子づくりを目指しております。
■村井製菓HP
■どらペチーノ
■今日のお裾分け
おじいさまが1964年に創業し、お父様が継ぎ、村井さんが3代目。
三人姉妹の真ん中の村井さんが銀行に就職して2年目の頃、お父様から「人手不足」とのことで声がかかり、入社。今は働き始めて、10年ちょっととのことです。
「ここまでくる過程であまたあった苦労の中で、これを乗り越えたから今がある、ということをあえて一つ挙げるとすれば?」との問いへの答えが、これでした。
「女性としての幸せを捨てる覚悟を決めたこと」
…男性であれば仕事に打ち込めるけど、女性であれば将来の出産などもある。仕事一本で10年くらい経たないと…。和菓子職人は名前も出せない職業。ましてや畑違いから来ているし。
「入った時には、反対もあった」
…それを「女性的なこと」を捨てて、初めて周りもようやく納得してくれた。今は周りが助けてくれるけど、当時は30キロのものを持つのも大変で、体がしんどかった、とにかくがむしゃらに働いた。
「笑う練習をした」
…実は人見知り。先週のゲストの青木さんには「大阪のおばちゃん」と言われるが、人前では全く話せなかった。笑うことさえできなかったから、笑う練習をした。
「技は見て学ぶ」
…畑違いから来たけど「見て学ぶ」しかなかった。ゴルフボールの周りに生地を巻きつけて練習したり、すごい和菓子屋さんの作り方をYouTubeで見て勉強した。
今後の夢は
そんな努力をして今がある村井さんの将来の夢は?との問いへの答えは「姫路といえば村井製菓」「あ、村井製菓さんに声をかけよう」と思ってもらえるようになること。
最後に
出演者名が、ご自身の名前ではなく会社の名前だったので、ちょっと不思議に思っていました。しかし、それはとにかく「村井製菓を知ってほしい」という思いの現れだったのだなと理解しました。
今日のご出演を前に、先日スレに投稿したように取り寄せて、みかさ(どら焼き)をいただきました。美味!皮がふわふわな上に、あんこの甘さが絶妙!この美味しさは、この苦労の末にあるものだったのか!と、先ほど帰宅してからいただいた際は、心して食べました。
苦労を感じさせない笑顔の裏側の話をお聞かせいただいた今日の「いいとも」。毎回神回ですが、今日は特に!リンクから、ぜひ、ご視聴ください!
そしてその下にある村井製菓さんのHPから、ぜひ、お試しでお取り寄せを!
【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。