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お金じゃない起業をするなら#16

こんにちは。
服シェアのお店「THECLO」
を運営するフジナミと申します。
服シェアのお店をやってきた1年を通して
感じた事や体験の話をしています。


≪仙台で1年間、服シェア屋さんをした話≫
第16回


今回は、

お金目的じゃない起業をする覚悟

というお話しします。
もし起業を志す人がいれば、納得いかないでしょうが頭の片隅に必ず置いておいてください。

昨日はピッチ大会で負けました。本当に悔しかったです。負けの理由はあんまり稼げるイメージが湧かないとのことでした。


お金はまだ無視できない

私含め、
お金の為ではない起業を志す人が増えているように感じます。「みんな幸せそうじゃない。」「根本のシステムがおかしい。」そんなモヤモヤした思いから起業をするわけです。

体験談から言って、
お金を稼げなくてもいいというモデルは成功がまだかなり難しいです。実績や元々潤沢な資金があれば別ですが、そうでなければ上手くいきません。C向けB向け関係ありません。私も正直やり切れないですし、そういう起業を目指している人は納得いかないと思いますが、それでも体験したことを書いていきます。

世の中で正論は正しくない

数学みたいに、
正しい答えがあればいいですが、社会で正論は正解ではありません。私自身、調べて調べて「これならみんな幸せになれる」という自分なりの正解を持って事業を始めました。矛盾はないし、実際事業を始めてから間違っているなんて言われたことはありません。「素晴らしい」とさえ言われました。でも、使われません。そこに使わない人との答え合わせはありません。ビジネスにおいては使われない結果が全てです。

私は、
正しいことを説明すれば必ず使ってもらえると思っていました。でも世の中はそんなに単純じゃありません。例えれば、私は「より多くの人が幸せになるゲーム」をやっていても「自分と自分の周りの人を幸せにするゲーム」をしている人もいれば「いかに楽して、楽しむかのゲーム」をしている人もいます。単純じゃないがゆえにそこには単純なルールがあります。それは生き残った人(持続できた人)が勝ちと言うことです。そこに正しいも悪いもありません。続いたものが残り、それが歴史になってそこにある事を理解しなければいけません。納得しようがしまいが関係ありません。


それでも続けたいか

何と言われようと続けたいと思ってしまう、私と同じようなタイプの起業家は幸せには生きられません。間違いないです。上手くいかない毎日を過ごし人は嫌いになり、精神はボロボロになり、それでも納得できないことばかりが起こり、嗚咽が止まらない日々を過ごすことになります。それでも続けたい気持ちが残ってしまうのなら、私がいえるのは、どこかでお金を稼ぐ道をかならず持つということです。正しさじゃありません。納得ができなくてもです。あなたがどれだけ納得できなくてもお金のシステムはそう簡単には壊せません。できませんでした。納得できない私ももう一度ちゃんとお金と向き合います。あなたも頑張ってください。

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