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小倉の中距離で、ハービンジャーと叫ぶ(予定)

夏の小倉開催が始まる。

今のところ、芝のレース以外を買う予定はないので、芝に絞って予習。
まずは、中距離のキーになりそうなハービンジャー。
小倉記念は開幕週に実施されるのだけど、有力馬にハービンジャー産駒がいるので、その取捨も含めて、勉強しよ。

今回も血統ビーム・亀谷敬正さんのYoutubeを見て学ぶ。

(画像はWikipediaから)

★ハービンジャーは、イギリスの芝2400mG1血統
ハービンジャーは、イギリスの2400m G1 キングジョージを大差勝ちした馬。だから、イギリスの2400に強い。
JRAでも、イギリスの芝2400mでの強さが問われるレースでは、ディープインパクトやハーツクライ、サウスヴィグラスよりも強さを発揮する。
ただ、イギリス2400m的な強さを発揮できるレースは限られている。限られているからこそ、穴も多い。
イギリス2400mに強いということは馬力がある証拠。
ただ、イギリス2400mに強い馬力とダートに強いパワーは、似て非なるもの。
イギリスの芝2400mG1は、日本よりコースの高低差が大きいため、馬力が要求される。
路盤も、日本の路盤とは全然違って、推進力を生まないタフな馬場。
そのため、日本の芝2400mより馬力が要求される。
同じイギリスの芝2400mG1実績のある馬
●ノヴェリスト(2013年 キングジョージ6世&QES)
●ワークフォース(2010年 英ダービー)
●ガリレオ(201年 英ダービー、キングジョージ6世&QES)
このあたりは、東京の芝2400mG1より、イギリスの芝2400mG1に強い種馬。

そういえば、ダービー前の府中、やたらノヴェリスト産駒が走ってたな。

そういう馬が日本に入ってくるとどうなるか?
馬力が勝ってしまって、ダートに行かざるを得ない。ダートに出てくるときの取捨もイギリス芝2400mG1血統・ハービンジャー産駒においては重要。

いざダートに出てきたら、日本の砂に強い血統と、本場のアメリカに強い血統と対決しないといけない。
そのときどうなるか?日本の砂のレースでは、能力が劣ってしまうことも多い。

買いポイント
ディープ産駒の苦手な馬場の芝1600m以上ではまとめて走る!

日本の芝G1に実績を残す血統が走りにくい馬場になることがある。そういうときにハービンジャー産駒・イギリスのG1血統はまとめて走る。
(具体的には、良馬場以外の芝1600m以上)
●レイホーロマンス。
人気薄手重たい馬場になったときに何度も穴を出した馬。
尚且つ、レイホーロマンスが人気薄で走るときは、サンデー系ではない種牡馬やリーディング上位ではない種牡馬・リーディング上位ではないサンデー系・ヨーロッパの重たい芝に適性のあるサンデー系を一緒に連れてくる傾向がある。

特殊な馬場になったときに、同じく特殊な血統を連れてくる。

消しポイント①
ダート1400m以下は消し!

ダート1400m以下は、アメリカ的パワーが要求されるし、道中はスピードが要求される。

ハービンジャーは、ゆったりした追走と重たい芝が得意。

だから、ダート1400mで要求される能力は、全くと言っていいほど持っていないと言っていい。

消しポイント②
ダートの内枠は消し!

内枠のハービンジャーがなぜ走らないか?
●小回りを走る器用さがない(ダートコースは芝コースより内側にある)
 ⇒ハービンジャーは、イギリスの広いコースで活躍した種馬
●砂を被る適性がない
 ⇒内枠のほうが砂を被りやすい
内枠で砂を被って凡走した産駒が、次走重たい芝に出てきたら買い。

消しポイント③
ダート1800m以上の牝馬は消し

ハービンジャーに限らず、牝馬のほうが切れ味が活きる。
ハービンジャー自体がそもそもダート向きのパワーを持っていない。牝馬になったらなお、ダート向きのパワーがない。
牝馬になったら馬体重も小さくなるから、さらにパワーがなくなる。


う・・・ん、ハービンジャーが来るような馬場で、ミスキャスト産駒のミスディレクションを買いたいと思ってたんだけど、開幕週だし、そんな馬場になるだろうか。まずは土曜のレースを見てからだな。


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