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【New Event】 宮森敬子「Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たち」が加わりました

展覧会概要

宮森敬子は手透きの和紙とチャコールなどの自然の物を使って、ツリーロビング(木の表面の模様を手透きの和紙でで写し取った作品)で自然物や人工物を包み込むもの、あるいは透明樹脂(プラスチック)で自然物や自分の作品を固める作品を制作しています。現在は米ニューヨークにアトリエを構え、日本と行き来しながら、絵画、彫刻、インスタレーションの発表を行なっています。 今回、ときの忘れものの拠点である駒込を自ら歩き、駒込富士神社や東洋文庫ミュージアムにある樹木の拓本を行ないました。本展では、ときの忘れものの建物を使い、それらの拓本を層状に重ねたインスタレーションを行ないます。 会期中、宮森敬子さんによる無観客ギャラリートークを開催し、その様子をYouTubeで公開予定します。作品をArtSticker上でも販売いたします。

ご来廊のお客様へ
※アポイント制にて「ときの忘れもの」へご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日11:00~19:00となります。
※観覧をご希望の方は前日までにメールまたは電話にてご予約ください。

問い合わせ先:
ときの忘れもの (TEL. 03-6902-9530 / info@tokinowasuremono.com )

作品について

画像1

“Imagine - Here and There”
2020
子供用ベッド2点、和紙、木炭、植木鉢、花弁、ワイヤー
インスタレーションサイズ:約250×160×70cm
各ベッドサイズ:134×70×70cm
Signed
Photo by Tatsuhiko Nakagawa

画像2

“Telescope 4109”
2007
望遠鏡、和紙、木炭
70 x 96 x 140 (h) cm
Signed

画像3

“Layers of Time Komagome #2”
和紙、木炭、木製フレーム、アクリル、胡粉
60.0×43.0×10.0cm(和紙部分含む)
Signed

アーティストについて

宮森敬子 MIYAMORI Keiko (b.1964)
神奈川生まれ。筑波大学大学院芸術研究科日本画専攻修了。三木多聞賞受賞(1994)、文化庁新進芸術家海外留学制度により米国ペンシルバニア大学大学院在籍(1998)。2000年よりフィラデルフィアで、2011年よりニューヨークで制作をする。第6回柏市文化フォーラム104大賞展TAMON賞-谷新の眼大賞(1995)、第16回今立現代美術紙展 大賞(1997), リーウェイ財団ウインドウオブオポチュニティー賞(2003)、The Meijer Sculpture Competition 大賞2004)、Leeway Foundation Transformation Award(2008)、 センターフォーエマージングビジュアルアーティストトラベルグラント受賞(2009)The Independence Foundation Fellowships in the Arts 受賞(2010)、朝日新聞文化財団助成(2018)。 主な展覧会は、VOCAʼ97「現代美術の展望—新しい平面の作家達」(上野の森美術館/東京 、1997)、「拡兆する美術ʼ97 」(つくば美術館/茨城、1997)、「流通と大・・蓮廖淵・好澆弔・丱札鵐拭次唇饐襦・・厩晃)などのグループ展に参加し、以降、アメリカ(フィラデルフィアやニューヨーク、ピッツバーグなど)を中心に日本、ドイツ、韓国などでのグループ展に多数参加。

ギャラリーについて

ときの忘れもの
1995年、南青山にギャラリー&美術編集「ときの忘れもの」を開廊し、2017年に駒込に移転しました。開催した企画展は321回を数え、近現代の優れた作家の油彩・ドローイング・版画・写真・彫刻などを紹介しています。香港、台湾、シンガポール、マイアミ、ニューヨーク、東京、福岡など国内外のアートフェアに多数出展しています。版画集、展覧会図録などの編集・出版も行ない、日本で唯一建築家の版画の版元としてエディションをし、建築家のドローイングを多く扱っています。積極的にギャラリートークやギャラリーコンサートを開催。ときの忘れもののブログは毎日更新、作家や研究者、コレクターなどの書き下ろしエッセイを多数連載しています。

基本情報

宮森敬子「Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たち」

会期

2020年9月25日[金]—10月17日[土]

会場
ときの忘れもの

住所
東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS

電話
03-6902-9530

開館時間
12:00~19:00(アポイント制)

休館日
日曜・月曜・祝日

観覧料
無料

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。