夏の軸

 昨日、スーツをクリー二ングに出すと決めていたから、クリーニング屋さんに向かうと、おばちゃんが「あつおまんな」と、もうウソと言っていいぐらいの関西弁を使っていて、でもこういうところで人の温かみを感じて、店を出て日に当たったとき、まんまと「あついな〜」とつぶやいてしまった。「あつおまんな」と言う勇気は無かった。おばちゃん、ごめんね。

 わたしは大学時代の先輩が、赤い背景に小さいクマがちょこんと座っている画像で大喜利していた時に、「あっちゅ~」、「あちゅいわ~」と連答していて、ほんとうに吹っ飛んでしまうぐらい笑った記憶があって、それをいっつも暑いと感じるときに思い出すけど、それが唯一と言っていいぐらい鮮明に覚えている大喜利の記憶で、それでいて夏の軸だな

 最近のことは必死すぎるのかあんまり覚えてなくて少し悲しいけど、この瞬間に、すべてを文章に残す意味があっていいね

 あと昨日は、いつも着てますみたいな顔して歩いてる着物を着た人がたくさん歩いていて面白かった そんなわけないのになあ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?