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大ノート

 ちょっと昔からある高級めなホテルの大宴会場に入ったら、その高い天井にはミラーボールが貼り付いてることが多くって、それがかなり面白い。当時の名残なんだろうけど、というか今も使うんですか?でも自分がそこに行くのって、TOEICの試験の時だったりするんですよね。これミラーボールが相当の間使われてなくって、「ここのボタンがミラーボールの電源だよ」っていう情報が引き継がれてなかったら相当やばい。誰かが間違えて押しちゃったらどうするんだ。踊っちゃうだろ。TOEICの試験中とはいえ、踊っちゃうだろ。

 そうなった場合にTOEICのスコアボードに「DANCE」が追加されるんだとしたら、もう何も文句は言えないですが。

 この前、友達との旅行で名古屋と仙台に行きました。その行き方が少々トリッキーで、まず名古屋までは特急ひのとりを利用しました。これかなり最高なので一度機会があったら乗ってみてほしいです。おなじみ「策伝大賞」の会場に行く時も、必ず名古屋まではひのとりで行ってました。で、そこから仙台へ向かうんですけど、なんと利用したのはフェリー。夕方から乗り込んで、次の日の昼に着くような形でした。普通にホテルとかに泊まるとチェックアウトの時間があって急いじゃうとかあると思うんですけど、今回乗ったフェリーは降りる時間の遅さも相まってそれが全くないので快適。これもかなり最高でした。

 そんな移動手段だけで最高が詰まっていた旅行なのですが、みなさんにもその旅行の中身を少しでも体感できるようにするためにも旅行中に撮った写真を共有しようと思います。長くなってもあれなので名古屋と仙台、一つずつ。

・名古屋編

名古屋の都会を感じさせるには
充分な立ち振る舞いのビル

 名古屋駅の周辺、かなり都会でビルが多いんですけど、形が特殊なものが多いような気がします。このビルとか、なんかオーラ纏ってるじゃないですか。ステータス上昇の演出みたいな。何回か名古屋に来てこういうビルを見てたんですけど、今回お昼ごはんをこの建物の中のお店で食べることにしたので改めてちゃんと見ました。そこでこのビルの名称を知ることになる。

これは本当なのか

大名古屋?

 「だい」名古屋だと思うんですけど。大名古屋て。めちゃくちゃ都会一等地に、めっちゃ大きいビル建てますよってなった時に、大名古屋でいきましょうって言った人すごすぎるだろ。設計から建設まで、完成に関わる全ての人が「”だいなごや”を建てている」と思いながら仕事に従事していたと思ったら面白すぎる。

 あと「ビルヂング」も看過できないな。「大名古屋」って銘打ってまだ遊び心加えんのか。なんかあれか?「都会に大きなビルを建てる」ことがフリで、「大名古屋ビルヂング」がオチってこと?そうだとしたらあまりにも大振りすぎる。

フリが効きすぎていて案の定ツボり、
様々な「大名古屋ビルヂング」を撮影


・仙台編

伊達政宗像は改装中でご覧の有様。
しかし友達と私は満場一致で
"あえて"
見に行くことに決めた

 仙台駅もめちゃくちゃ都会だった。関西の人たちが梅田に行くみたい感覚で行く場所なんだろうなぁみたいな。あとずんだシェイクうまかったなあ。仙台の方はバスとか電車とか細かい移動が多かったんですけど、その中で見つけたのがこれ。

「ミス」を体現したかのような広告

 仙台あたりの駅構内で撮ったこの写真。相当なストロングスタイル。どういうつもりなんだ。ツイッターのヘッダーとかでもいける幅で作っちゃってんじゃん。「これで!」って会社のみんなが納得して発注をかけたのは良かったものの、出来上がり見て、もう後には引けなくって、「まあ、でもね」みたいな会話をして以降誰もこのことに触れなくなるみたいなこと起こっただろ、さすがに。それかもうめちゃくちゃ行間読ませてるみたいなこと?小説?それにしてはデカすぎるし、なにより黄色すぎる。

 これあまりにもミスすぎて、「ワンピース」を指すものが「この世の最も大きなミス」ならこれがワンピースなんだろうし、「ドラゴンボール」を指すものが「この世の大きなミスたち」ならこれを見せれば何個集めるとかすっ飛ばして一発でシェンロンを出せるぐらいだと思います。両タイトル、ちゃんと読んでませんし見てません。すみません。自分がちゃんと通ったもので例えると、「ロカカカ」を指すものが「この世の大きなミス」なら、定助はこれを追い求めるはずです。それぐらいミスってます。

 まあこんなにも注目してる時点で、皮肉にもこの広告は大きな役割を果たしているんだけれど、あまりにもそれを狙っていない配置すぎる。考えに考え抜いたような配置だけしてミスっている。意味がわからない。

 みたいな旅でした。これは相当、目の前に名古屋と仙台を浮かび上がらせることができたのでは?めちゃくちゃ参考にしてもらって大丈夫です。


仙台は「ビルディング」でした。

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