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20(土)「ミューズは溺れない」監督と撮影監督来館!

4/20日(土)~公開する「ミューズは溺れない」は、小規模ですが、ものを創ることの喜びに溢れた作品です。美術部の高校生たちが、葛藤しながらといえば、よくある青春ものだと思う方もいるでしょう。でもその抜け方はちょっと違うんですね。なにせ、岸壁で絵を描いていた主人公が海に落ちるところから始まるのですから。でもって、主人公をモデルにして肖像画を描くシーンは、あの「燃ゆる女の肖像」の高校生版とでもいえる関係が実にスリリング。解体と創造のものづくりと、少女たちのもどかしさが、行ったり来たりして、でもポジティブなんですね。


 なんかネタバレっぽいのに、わけのわからない紹介ですので、児玉美月さんの素敵なコメントを紹介します。
★少女が海へと落下する。
 どうやら彼女たちの立っている世界は不安定らしい。
 それでも作ったり壊したり、
 書いたり消したりを繰り返しながら、
 未来絵図を築いてゆく。
 わたしたちは誰も好きになってもいいし、
 誰も好きにならなくてもいい。

ということで、20(土)は13:45~上映ですが、終了後に淺雄望監督と撮影監督の大沢佳子さんがお越しになっての舞台挨拶とトークがありますので、ぜひお越しをお待ちしています。


 

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