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今日から9月、爽やかな1日になりそうです~本日映画サービスデ―

徒然に 268
 
今日から9月、札幌は良いお天気、
爽やかな1日になりそうです。
本日は映画サービスデー。
皆さん早起きして今日は映画三昧?

昨日から始まりました

●『時々、私は考える』
人付きあいに不器用なフランの一番安心できる場所は
空想の世界。
誰にも邪魔されない、その世界に横たわり眠ることが出来る。
時には仕事場の窓から見えるクレーンに添って
だんだん体が浮いていったり。
ひとりが好きだけれど、でもこんな自分を受け入れてほしい気持ちも。

そんななか職場に新しいスタッフが入ってきて・・
職場のみんなは賑やかで空回りすることもあるけれど
本当はみんなフランのことを気遣ってくれていた。
そんなラストシーンが嬉しい。
不器用な大人のための物語です。

●『SCRAPPER スクラッパー』
母親を亡くし一人で暮らす12歳の少女ジョージー。
彼女の前に突然現れたのは父親と名乗る金髪の男、ジェイソン。
母が生きていた時のままの部屋を維持しようとするジョージーは
ソファにあるクッションの位置さえ移動することを嫌がる。

ジェイソンはというと父親の自覚無し
そんな大人になれないままのジェイソンと
大人顔負けの図太さを見せるジョージー。

お母さんが託したメッセージ、
悲しみをカラフルに塗り替えてゆく
歪だけれど愛おしくなる父と娘のお話です。

SCRAPPER -閉ざした心を解体しながら闘う人。
ずっと鍵をかけていた部屋から立ち現れたのは・・!


●『流麻溝十五号』
日本統治が終わり、1949年中国での共産党の闘いに敗れた蒋介石とともに
台湾に渡ってきた恐怖政治の時代「白色テロ」。
自ら語ることを諦めなかった女性たちの物語です。

この作品を観ると侯孝賢監督の「悲情城市」の時代が蘇ってきます。
いつの日かキノのスクリーンで上映ができますように。

●カルロス・サウラ監督 哀悼の気持ちでささやかな上映を。
「カルメン」「血の婚礼」にはじまり「フラメンコ」は当時ミニシアターで大ヒットしました。
いまでもあの時のお客さまの熱狂を思います、
本当に素晴らしかった。
亡くなったのは2023年2月10日、この日はスペインの
ゴヤ賞栄誉賞受賞の前日だったそうです、91歳でした。

『情熱の王国』
メキシコの力強い伝統音楽などがアレンジされた悲劇と虚構と現実が交錯、瑞々しい20代のダンサーたちの熱い舞台が私たちを圧倒する。
この時サウラ87歳、共に歩んできた撮影監督ヴィットリオ・ストラーロ
79歳、これがふたりで撮る最後の作品になりました。
2021年作品。


\ただいま上映中!/
『美食家ダリのレストラン』
『エターナルメモリー』
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』
『ポライト・ソサエティ』
『ボレロ 永遠の旋律』
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
『夏の終わりに願うこと』

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