第3回旧作杯 参加レポート

今回、旧作杯に出るデッキを考えたときに「全然使えてない《Mishra’s Workshop》を使いたい」というところからRobotsを選択。Robotsというデッキについては以下の拙記事を参照してください。

しばらく赤単Robotsを回していたのですが色々と欠点も分かってきたため添削杯1週間前でデッキを変更することに（といっても赤単Robotsから青単Robotsに変更しただけですが）
この週は皆のモチベが高く、平日夜から対戦、調整ができたので非常にありがたかったです（そしてその熱量はくすぶり続け、旧作杯終了後の週も平日夜に対戦卓が日によっては複数立つという盛況ぶりです）

デッキリストはこちら

Main Deck:
12 《島/Island》
4 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
4 《Mishra's Workshop》
3 《露天鉱床/Strip Mine》

2 《ラト＝ナムの賢人/Sage of Lat-Nam》
4 《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》
3 《巨大戦車/Juggernaut》
4 《Su-Chi》
4 《トリスケリオン/Triskelion》

1 《ブラック・ロータス/Black Lotus》
1 《Mox Emerald》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Sapphire》
1 《Ancestral Recall》
3 《魔力の櫃/Mana Vault》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《知識の噴出/Braingeyser》
1 《Chaos Orb》
1 《Time Walk》
1 《Transmute Artifact》
2《心霊破/Psionic Blast》
2 《氷の干渉器/Icy Manipulator》
1 《Rocket Launcher》

Sideboard:
3 《青霊破/Blue Elemental Blast》
2 《支配魔法/Control Magic》
3 《緊急阻止/Flash Counter》
1 《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall》
1 《Old Man of the Sea》
3 《Psychic Purge》
2 《冬の宝珠/Winter Orb》

青単Robotsは《Ancestral Recall》《Time Walk》《知識の噴出/Braingeyser》という青の制限カードに加えて《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》という強力なアタッカーが使えます。

オールドスクール環境で《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》は強力なクリーチャーであり、今大会を通して見ても多くのデッキで採用されていました。そしてこれに低マナで対処できる《麻痺/Paralyze》《魂の絆/Spirit Link》《心霊破/Psionic Blast》《赤霊破/Red Elemental Blast》が対抗カードとして採用されていました。

《ラト＝ナムの賢人/Sage of Lat-Nam》は一見地味ですが後半不要なMox等をドローに変換したり、起こせない《魔力の櫃/Mana Vault》をドローに変換した上でダメージを回避したりできます。

《Transmute Artifact》は不要になったアーティファクトを生け贄にしてそのとき必要なアーティファクトを戦場に出すことができます。このカードに関してはちょっと注意点があって《Su-Chi》を生け贄にした場合に死亡誘発の④をマナ総量の差額とすることはできません。これは《Transmute Artifact》の生け贄、差額支払い共に解決中のことであり、呪文解決中に誘発した能力はその呪文の解決後にスタックに置かれるためです。

ちなみに今回の登録デッキ名は「ぼく、ドラ〇もん」としてたのですが、これは青色の国民的ロボットということに加えてこのカードを「四次元ポケット～」と称したいだけだったりしますｗ（全デッキリストには登録デッキ名が載らなかったのが残念）

サイドボードの《Old Man of the Sea》は対ウィニー用。対象は制限されますが繰り返し使える《支配魔法/Control Magic》は強力です。

《Psychic Purge》は対白／黒ウィニー用。黒単に対しては《Order of the Ebon Hand》をわずか1マナで除去することができ、対戦相手がコントロールする呪文／効果で捨てられれば5点ダメージとなります。白単に対しては《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》《Order of Leitbur》を1マナで除去できます。

R1 vs がらさん Mono-black Weenie 〇〇
G1 後攻。こちら１マリガン。T2に《トリスケリオン/Triskelion》をプレイするも相手の《不吉の月/Bad Moon》で効果はいまいち。そこから《Chaos Orb》で《不吉の月/Bad Moon》を破壊し《トリスケリオン/Triskelion》で《アーグの盗賊団/Erg Raiders》を除去してそこからごり押し。

G2 後攻。相手１マリガン。こちらはT1から展開はできないものの《Mishra's Workshop》がありT2からの展開が約束された手札をキープ。最初のドローで《Mox Jet》を引き《Su-Chi》をプレイ。そこから相手がマナフラッドに陥ったこともあり勝ち。

R2 vs Tukimiさん URb Atog ××
G1 先攻。相手T1《黒の万力/Black Vise》×2、T2《黒の万力/Black Vise》と展開され削り殺される。

G2 先攻。T1《Su-Chi》、T2《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》と展開するも全て綺麗に捌かれて負けorz

R3 vs chloe_chatさん Blue Moon 〇〇
G1 先攻。T2《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》、T3《巨大戦車/Juggernaut》、そこからも《Su-Chi》、 《トリスケリオン/Triskelion》と展開して勝ち。

G2 後攻。T1《ラト＝ナムの賢人/Sage of Lat-Nam》、T2《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》。クリーチャーを除去され《魔力流出/Energy Flux》を置かれるも《Su-Chi》を維持しつつぎりぎり殴り勝ち。

R4 クッキーさん Eureka ×○○
G1 後攻。相手１マリガン。T1《巨大戦車/Juggernaut》、相手の《Eureka》で《Su-Chi》《氷の干渉器/Icy Manipulator》《ラト＝ナムの賢人/Sage of Lat-Nam》出して返しにライフ5まで詰めて「勝ったな…」と思ったらまさかの《Time Walk》から《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》《Deep Spawn》に2回殴られて負けorz

G2 先攻。こちら１マリガン。苦し紛れの《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》を《Chaos Orb》で除去し、《動く死体/Animate Dead》で拾われるも《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》チャンプアタックと《トリスケリオン/Triskelion》２点で除去して勝ち。

G3 後攻。相手が《Eureka》引かずマナフラッドしている間にクリーチャー展開して勝ち。

これで3-1、次勝利できればSE進出！

R5 kobineさん Millstone-Dreams ×〇〇
というところで当たってはいけない相手orz

G1 先攻。相手１マリガン。《巨大戦車/Juggernaut》で殴り勝ち。

G2 先攻（kobineさんはドローと《土地税/Land Tax》を活かすために毎回後攻を選択してます）《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《神の怒り/Wrath of God》でこちらのクリーチャーを捌かれて負け。

G3 先攻。相手3マリガン。T1の《Su-Chi》を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で捌かれ《Moat》＆《City in a Bottle》でシャットアウトされて負け。

というわけで予選ラウンド3-2で残念ながら決勝には残れず。決勝ラウンドでは添削さんにスカウトされてもう一人の解説をやってましたｗ

オマケ：
今回初参加の方にもアドバイスしましたが、リモートの大会では休憩時間が短いことも多く、手軽に食べられるパンやおにぎり等の軽食、そして十分な水分の確保が必要です。
リモート対戦では盤面の説明／確認等で対面よりも発語が多くなるため非常に喉が渇きます。ちなみに私は今回1リットルの麦茶を用意していましたが予選の5ラウンドで飲み干してしまいました。参考までに。