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夜、それは心が開放される時間

人は一人で生まれ、独りで死んでいく。
誰かのために生まれ、
誰かのために死ぬことはない。

時間だけは平等で、
誰かと時間を共有することはあっても、
自分の時間は、自分だけの時間。

人の心も同じ様に、誰かの心が理解できたと思うのは、
単なる思い上がりで、本当は自分の心は自分だけ、
他人の心は、理解したつもりになれるだけ。

皆と一緒にいる時に、
皆が同じ様に考えているかと言えば、
じつはそうではなく、
時間を共有しているだけで、
隣の人の心さえ共有できない。

結局、確かなのは自分の心だけ。
結局、人は孤独な時間を纏っているだけ。

夜、皆が寝静まり自分だけが起きている時に、

本当の自分の時間が開放される。
本当の自分の心が開放される。

心から安心して、ほっとできるのは、
真夜中に自分一人が起きている、
自分だけの時間の中でだけ。

悲しいけれど、身にしみる事実。

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