見出し画像

9月11日

9月11日
コロナの前の最悪な日。

以前アメリカで、
少し勉強したことがあるもんだから、
あの時、テレビ画面で見た衝撃が、
今も忘れられない。

当時付き合っていた彼女から、
電話。

もう零時近くだったはず。
「テレビ見て」

子供の頃からあまりテレビを見なくて、
その時も、文章を書いていた。

テレビを付けた瞬間に目に入った光景が、
あまりに衝撃的で、他に表現しようがない、
ドラマのようだった。

はじめに、ツインタワー。
それから、ペンタゴン。

直接の被害と、2次災害。

強いアメリカ。

誰もが、アメリカをターゲットにするなんて、
考えもしなかった。

計画は周到で、何年もかけて
狙っていた。

まさに、世界が変わった瞬間だと思った。

時が経つのは早くて、
もうあれから、20年以上。

それでも、未だに記憶に新しく、
アメリカも傷が癒えていない。

なのにまだ収まらない
血に飢えた人間の愚かさは、
欲望とともに世界に火種を撒いている。

今も人間は何を求めているのか?

”愛してる”

この素敵な言葉で、
世界が埋まると良いのにな。

いいなと思ったら応援しよう!