[D&D5th]技能チャレンジ:ダンジョン探検
※思いついたハウスルールを適当にぶん投げるなど
この技能チャレンジは、「[D&D5th]技能チャレンジ:簡易戦闘」と同様に、マップを描いて探索するまでもないようなダンジョンや、もっと別の部分にフォーカスして楽しみたいけれどダンジョンに潜っている気分は出したい時などに使用する技能チャレンジです。
ダンジョン探検もまた、分解すれば複数の判定を行うだけです。
それを面白くするために、「意志の決定」や「適切な技能」「失敗のリカバリ」などを盛り込んだものが、いわゆるダンジョン探検であると言えるでしょう。
例えばあるダンジョンを踏破して複数のバトルを行い、最後にボスを倒す……その戦闘にフォーカスしたい……という時、しかし「君たちはダンジョンを突破して中ボスのところまで来たよ! さぁバトルだ! 終わったね。それじゃあ君たちは更にダンジョンを突破してボスのところまで来たよ! さぁバトルだ!」では味気ないと感じる時に、この技能チャレンジを導入してみてください。
この技能チャレンジでは、ダンジョンの中身はプレイヤーのアイデアに委ねられます。
描写を楽しむ事はできますが、ダンジョン突破の大きな楽しみであるところの「難題を知恵とキャラクターの腕前で突破する」楽しみは失われていることに注意してください。
例えどんな困難を突破したとしても、この技能チャレンジで生成される困難は、所詮プレイヤーの頭の中から出たものに過ぎず、いわば自分に自分でクイズを出しているようなものなのですから。
ダンジョンを突破することにパズル要素的な挑戦の楽しみを求めているプレイヤーが大半の場合、すべてのダンジョンをこの技能チャレンジに置き換えることはおすすめできません。
一方で、インディ・ジョーンズシリーズの映画のように、格好いいダンジョン突破シーンの絵がほしく、それを協力して突破するキャラクターたちの会話ややりとりを楽しみたいなら、挑戦的なダンジョンよりも技能チャレンジでアイデアをスパークさせるほうが楽しめるかもしれません。
その時のプレイヤーの好みに応じて楽しんでください。
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