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「ブラック・ライヴズ・マター」

やはり、というかついに、今年2020年5月25日、ジョージ・フロイドが警察官によって惨殺されたことを端緒として全米、いや世界に広まった人種差別反対運動のスローガン「ブラック・ライヴズ・マター」についてまとまった書がこの腐りきった国でも出版された。著者は藤田正。かつてミュージックマガジンで大活躍した音楽評論家、プロデューサー。しかも沖縄島唄やレゲエの世界で音楽制作者としても知られる。

いや、もっと言えばオレのアレ、すなわち「中央線は今日もまっすぐか?オレと遠藤ミチロウのザ・スターリン生活40年」の編集者でもあるのだ!

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ジャケはご覧の通り、もちろんブラックを基調として黄色だけを使ってブラックとの激しいコントラストを見せている。

ん?

そういえば!

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判型も厚みも紙質までアレと同じ!そう、デザイナーはもちろんアレと同じ、村松丈彦!シンコーミュージックの担当お目付役もアレと同じ大谷英之!流石に自分の本の編集者はムリで編集は森聖加。これからは藤田、村松、大谷、森に加えておまえもワン・チームのメンバーだ、よろひくたのむって、なんだよ、ワン・チームって。自民党か小池のババアが名付けそうなネーミングじゃねーか!よろひくたのむって、勝手に拡散すればええのかなんなのか、やることもハッキリしねーところも糞自民党みたいだー。

ともかくオレのは中央線の快速電車を意識してオレンジ✖️ブラックにしてもらったわけだが、なぜか今回は黄色✖️ブラック。黄色、といえば同じ中央線の各駅停車の色だ!ようするに中央線シリーズ!

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なぜ、そんなうまい具合に中央線のモケーが出てくるのかオレにはさっぱりわからない!

ともかく、ザ・スターリンという世間の嫌われ者バンドでも、遠藤ミチロウは意外とウマく立ち回ったが、その分オレが大嫌われ者として音楽ギョーカイに出入りし始めた頃、ちゃっかりミュージックマガジンという当時から格調高い雑誌でしかもオレの宿●、森脇ミッキーといっしょにブイブイ言わせてた藤田さんとこんな感じになっちまうとは因果なもんだ。

トランプ、安倍、さらにスガとバカチンどもに翻弄され、アメリカでは黒人だと言うだけで権力に殺されるという事態にまで極右化した今年はまた、さらに強毒化しようとしているコロナにやられた年でもある。

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そんな時代に、アメリカから遠く離れたこの糞国でこんな強い意志で人種差別に立ち向かう本が出版されたことは本当に賞賛に値するだろう。

こんな年の瀬だけど、最後の最後にこんな本の紹介ができて少しは浮かばれた。新しい年もよろしくたのむよー!よろひくおねがいしまふー!

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