オリジナルのAI美女顔を作る方法

AI美女はまだまだこれからだという人がいるが、その際にネックとなる問題がある。

SDのリアル系モデルなどはイラスト系におけるマスピ顔に相当するデフォルト顔があって、メディアにも取り上げられているのである程度知れ渡ってしまっている。

ImageFXのような、「自然な」美女を出せるモデルでは、安定して同じ顔を出すことは容易ではない。

AI美女を一つのキャラクターとして育てたいのであれば、まだどこにもなく、かつ安定な美女の顔を作り出さないと、見る人次第では、「結局AIだよね」で終わる。

キャラ設定を詰める、という手は確かにあるし、バズりやすい構文や投稿トピックに乗るというのも、多分あながち間違ってはいないのだろう。

だが、画像や動画はまず第一に視覚である。
お店で言うなら、看板であり、のれんである。

口コミデータの不足している町に旅で入った時、旅先の料理を無視して、あえてチェーン店に入りたいか？
デフォルト顔のままで勝負するのはそういうことである。

ゆえに、今回は、顔を作り出す方法について解説する。

AIインフルエンサーなり、AIモデルなり、AIタレントなり…AIを使って美女（そして美男）を作り出して、何らかの活動をしたいすべての人へお届けする。

大前提：美女も結局ベクトル

今回の話をする前の前提として、画像生成AIがつまるところはベクトル合成であるということを理解しておいてもらいたい。

どんなに美しい存在であれ、結局はベクトルである。

パルテノン神殿もベクトルだし、美女もまたベクトルである。

そして、ベクトルであるがゆえに、合成することができる。

これがすべての話の大前提となる。

ベクトルの合成。高校の教科書で見たことがある方も多いだろう。

美女も同じである。顔もまたベクトル。

これを踏まえて、ここから先は、代表的な美女顔の作り方を二つ紹介する。