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2021年今年の9枚【49】


あっという間に年の瀬

もういくつ寝るとお正月ー。おいおい!まぁまぁ色々あったと思うけどなんだかんだで時が過ぎ知らぬ間に年の瀬ではないですか!今年は4人目の子供が生まれた事、長男が留学で台湾に行った事、仕事も色々人間模様がありました。社会的には皆さんもご存じまたしてもコロナ一色あーオリンピックは今年か…てなくらい結構色々あったにもかかわらず知らぬ間に時は過ぎ駆け抜けていってます。こういったnoteなどのSNSで書き留めておかないと今年なのか去年なのかはたまた何年前の記憶なのか定かではなく時間旅行で迷子になってしまうほどあいまいな記憶を辿りながら今年を振り返りたいと思います。

1.「時間」betcover!!

今年も来ましたbetcover!!このコロナ渦の中コンスタントに毎年一枚のアルバムをドロップアウトするパワーは嬉しい限り。そして毎度真意はわからないけれど深く刺さる歌詞とメロディー。この年齢でこの貫禄はなんなんでしょう?ズドーンと深い闇と浮遊感、懐かしい記憶と陰湿なのに居心地のいい場所と形容し難い感想にはなりますが彼の奏でる音が好きです。

2.「20210829(Live atWWW,Shibuya,2021)」betcover!!

はいまさにこのライブの音源です。配信ライブだったもののアーカイブ。配信でも伝わってくるの鬼気迫る迫力!それは音源だけになっても変わりなし。繰り返しになるがこの年齢でこの貫禄は何??天才と言う言葉が一番しっくりくるかも。ある角度から見ればいかれてる(笑)歌もしかり表情やパフォーマンスに圧倒されぱなし。このライブは一見の価値あり。ぜひ生の彼の歌を聞いてみたい。もしかしたら失神してしまうかも…

3.「発光帯」ハナレグミ

発売は今年の最初の方だったかな?このタイトルチューンの「発光帯」はあの元バンドメンバー(ex SuperButterDog)の池田貴史(レキシ)氏プロデュース作詞が原田郁子(クラムボン)氏の渾身のバラッド。ほのぼのした導入からグーっとくる盛り上がりギューッと胸を締め付けられるサビはさすが。池田氏はオファーがあってから何曲も用意していったそう。元バンドメンバーでもいや元バンドメンバーだからこそこの曲が出来たんだろうなー。ハナレグミが歌うと誰のどんな曲でも彼の歌になるのはもちろん彼をよく知っている人が作る曲なんだろうなー。郁子氏の歌詞ももろ原田郁子なんだけど彼が歌うと彼の歌となる。

4.「よすが」カネコアヤノ

彼女のライブも生では見たことはない。オンラインライブやYouTubeで見る限りはとてもパワフルでかっこいいという形容がとても合う。一言で言うとロックだ。何かの記事で読んだのだ実際彼女は「かわいい」と言われるのを嫌うらしい。確かに歌を聞かず見た目だけだとふんわりとしたキナリノ女子にみえなくもない(笑)とはいえ野蛮何てことはなくいきり立って歌うこともあるけれど優しさも見え隠れする。アルバムの一曲目「抱擁」でやられてしまう。

5.「行列のできる方舟」MONO NO AWARE

今年知ったバンドMONO NO AWAREドはまりした曲「そこにあったから」最近はアップルミュージックで知る事が多いからかよく似たバンドであったり今まで聞いていた音源だったりと新しい発見はあまりないし音楽中心だった若い頃と違って自分の時間で音楽を聴く時間と言うのがだいぶ減ってきた。だから新しい音と言っても安心感のある音楽に目(耳)が行くのかもしれない。

風が吹くように、雨が降るように、私は生まれて
雲が浮くように、波が立つように、あなたと出会っただけ
風が吹くように、雨が降るように、涙がこぼれて
雲が浮くように、陽が差すように、あなたが現れて
いつまでもみな幸せでいて
水平線の向こうにさえ行けない、生まれる場所さえ選べない
私が選べるものはこれから向かう場所だけなの…

「そこにあったから」MONO NO AWARE

すべての事象はなるようになっているのかもしれない。
しかし戻れない過去はいざ知らず未来だけは自分で選んでいきたい。

6.「moana」踊ってばかりの国

このバンドから出るsoundは神々しい。変な言い方かもしれないけどいい意味でイっちゃってる。恐ろしい現実を突き付けてくるあたり紛争地域のドキュメンタリーを見ているよう。怖いと同時に目を背けず受け入れるとそこに愛を感じることもできる。まれにみる世界観を感じよう。

7.「B-SIDE REBELLION」GEZAN

今年の仕事納めの時大掃除で高圧洗浄機でベランダを掃除する時に掃除に没頭できる音楽をアップルミュージックで物色しているときに見つける。GEZANの新しいアルバム?にしては今じゃない感じだなと思って調べてみると十三月アナログリリースの第十二弾らしいこのアルバムは過去の音源をあつめたものらしい。一貫性はない感じがしたのはそのせいか知ってる曲もちらほらしかし歌のエネルギーはすごい。下山はやっぱりどこをどう切っても下山なのである。もちろん大掃除もはかどりました。

8.「夜にしがみついて、朝で溶かして」クリープハイプ

しみったれた人間模様だけどリアリティもありもしかして経験から生み出されている?と思ってしまう尾崎世界観さんの歌詞。百円の恋と言う映画の主題歌「百八円んの恋」のイメージをずっと持ってたんだけど先日某N〇Kの番組でカズレーザーさんと対談されていてその番組では想像以上の好青年でビックリ!!いや想定外の印象でした(笑)それを抜きにしても彼の書く歌詞、このバンドから出てくるサウンドはクセになります。

9.「SNS」アナログフィッシュ

12月に入ってからの新譜。リリースされた日に音源を手に入れにショップに出かけなくても聴ける幸せ。しかもおそらく好きな曲やよく聞く曲のアルゴリズムからおすすめでトップページに出てくる親切さ。完全にGAFAにやられてますやん!大丈夫か俺?(笑)まぁこのアルバムもそれで知れたからよしとしよう。アナログフィッシュは聞き出してからもう古い。メジャーファーストアルバムを三宮のタワレコ(今もあるのか?)でたしかくるりの弟分のような感じで紹介していてそのアルバムに入っている「夕暮れ」にドはまりして今に至る。アナログフィッシュは下岡晃氏が書くクセのあるこのバンドらしい曲と佐々木健太郎氏が書くちょっとおしゃれでキャッチ-な二面性がやっぱりらしくて今回のアルバムでも存分に幅のあるサウンドが聴くことができる。「うつくしいほし」遠くから見ればうつくしいほしこの一行にぐっと心をつかまれてしまった。ハリボテのような街角で君に出会い、プラゴミだらけの海岸で恋に落ちたなんて皮肉めいた歌詞をさらっと歌うのがアナログフィッシュの好きな部分である。

その他

アルバムではないけど「少年少女」銀杏BOYZ(SunnyBoy)「僕の戦争」神聖かまってちゃん(進撃の巨人)はどちらもアニメソング。そういう意味では髭男の東京リベンジャーズの曲も頭をぐるぐるまわってました。映像研には手を出すなの歌も。今年は子供の影響でマンガやアニメを見始めた。とは言えおじさんの好みのマンガは古いやつを読み直すかおじさん向けの雑誌に載るものですが(笑)オザケンやサニーデイ、ヨギーも新譜を出してくれてありがとう。

今年もNO MUSIC NO LIFE

今年は全くライブにも出かけてないしそもそも有観客ライブ(最近はそういうらしい無観客の反義語か?)も最近やっとはじまった。いつまで新型コロナでひっぱるのだろう?もうこれ以上振り回さないでほしい。来年こそバンドやろうぜ!!

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