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Subgenres of FrutigerAero

以前の記事で紹介した"FrutigerAero"と呼ばれる美学には、そのサブジャンルとされるものがいくつか存在する。

デザインやファッションへのインスピレーションともなり得るものが多いため、いくつかを抜粋のうえ紹介していきたい。

"FrutigerAero"に関する記事はこちらから
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1.FrutigerEco(フルティガーエコ)

デザインや色使いそのものはFrutigerAeroに近いが、再生可能エネルギーや自然との調和をよりフォーカスした未来的なものとなっている。

気候変動への懸念や、エコフレンドリーかつ進歩した未来への関心が世間に広まりはじめた2000年代中期〜2010年代初期に写真や広告、グラフィックデザインなどで多く用いられるようになる。FrutigerAeroより、緑の要素が強いのが特徴と言えるだろう。

2. FrutigerAurora(フルティガーオーロラ)
名前の通り、オーロラをモチーフにしたデザインが特徴である。主にPCのデスクトップ画像として用いられ、Cybercore(いわゆるY2K)の時代の終わりから2010年代初期に流行する。

3.DarkAero(ダークエアロ)
デザイン自体はFrutigerAeroと酷似しており、黒を中心とした色使いになっているのが特徴である。スマートフォンやPC・テレビ・車など、実生活で日常的に使用される物に黒というシンプルなカラーが好まれ、2006年〜2015年に流行する。

4.DORFic(ドルフィック)
"daylight(日光)"・"orange(オレンジ)"・"futurism(未来主義)"の、それぞれの頭文字をとり、"graphic(グラフィック)"と掛け合わせた造語となっている。
オレンジカラーを基調とした、近未来的なデザインが特徴となっており、2000年代中期〜2010年代中期に流行する。

以上4つを抜粋して紹介したが、他にもFrutigerAeroのサブジャンルは存在する。
少しでも興味を持ったものがあれば嬉しい。

ではまた。



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