秋は冴えない
たぶん、私は10月後半と相性が悪い。
気候の変動から体調が安定せず、気持ちもなんだか無気力で気を付けないとぼーっと沈んでいってしまう。秋の花粉症で鼻がプチパニックを起こし続け、目の周りも調子が悪いのでいつもより顔面コンディションも悪い。お酒は相変わらず美味しいけど、心身に染み渡る感じがなくて、ダラダラと飲んでしまう。
最近は特に生活が乱れていて、夕方に気絶するように眠ってしまい、深夜に目が覚めてしまうと朝が来るまで眠れない。「なんとかせねば~」と、意識がはっきりした状態で目だけつぶる数日を過ごしている。そういえば、「きっとこのまま付き合うのだろう」と思っていた人に彼女ができたのも、高校の時に付き合っていた彼とケンカして、仲直りの印にとお金をせびられたのもこの頃だった気がする。ちょっと寒くて頭が冴えなくて、頭が働かないからいつもよりちょっとだけ人に流されやすくなっているのかもしれない。
睡眠不足に関しても、いつもは睡眠で困っていないから余計につらい。昼間に活動して、夜はしっかり休むという基本的なことがなぜできないのか「良い生活習慣」は、今の私にとっては「アキレスと亀」のパラドックスに出てくる亀のようなもので、追いかけても追いかけてもなぜか追いつけないのだ。1個の不調が改善されても、気づけばまた1個不調が現れる。
もうこんな時はサウナしかない。サウナ、ビール、近いうちに美容院。悪い物をとっとと外に出してしまおう。