【こえ #22】喉頭(声帯)を摘出した。まだ40代半ば。「ショックで歩けなかった」…
長沼 優子さん
長沼さんは20年以上にわたり代行運転のお仕事を続けてこられた。毎日19時から24時25時まで続くハードなお仕事だ。そうした中でのどに癌が見つかった。接客サービス業だったから声を失うわけにはいかなかったが、「他の治療なく、喉頭(声帯)を摘出せざるを得ない」と医師に言われ、7年前に喉頭(声帯)を摘出した。まだ40代半ば。「ショックで歩けなかった」。
それでも「声が出ないことで引きこもりたくなかった」。そのため、術後すぐに、喉頭を摘出した人の発声を補助する電