コピ-ライティングの基礎と 書き方のコツ10選! ~これを知ってるだけで劇的に文章力がアップする~
枝井です。
今回のレポートでは、
「まずはこれさえ抑えておけば、それだけで劇的に文章力がアップするコツ」
というものを、いくつかピックアップしてみました。
「10選」としたのは適当です(笑)
本当はもっともっと大事なことや伝えたいこともあるんですが、あまりにもキリがないため10個のみにしました。
ただ、その分、ギッシリと重要すぎることのみを厳選しました。
「あと30分で自分の命が無くなるとして、その前に基礎や書き方のコツを可能な限りで全部伝えてください」
と言われたらって想定をしながら大切なことばかりを書いてみたので、よかった参考にしてみてください。
コピ-ライティングとは?=あまり深く考えずに「文章力」でいいです
ちなみに、「コピ-ライティング」という言葉の捉え方は人によって様々に解釈されてますけど、この記事では、超シンプルに「文章を書くこと」を全体的に指しています。
自分の書いた文章を、より良い反応(メルマガへの登録、PV数、滞在時間の上昇、商品の成約など)へ繋げていくための文章力のことを、僕は総じてコピ-ライティングと呼んでいます。
「成約率を高めるための文章術」
とか
「人の心理を…(中略)…そして文章によって反応を高め、行動を起こしてもらうことこそがコピ-ライティングなのです!」
などなど、人それぞれコピ-ライティングという言葉の使い方は様々だとは思います。
が、もう、一周回って、「コピ-ライティング=文章力」というように考えた方が分かりやすくて良いじゃない、と、この頃はよく思っています。
マ-ケティング的に言えば「コピ-」とは「広告文」を指す言葉のイメ-ジなので、本来は広告における文章のスキルをコピ-ライティングと呼ぶんでしょう。
でもまあ、僕はそこんとこはあんまこだわりはなくて、最終的に結果が出るならそれで良しって感じです。
ええい、もういいや、総じて、(ネット上で)文章を書くことをそのままコピ-ライティングと呼ぶことにしちゃいましょう(笑)
ちなみに僕はセ-ルスコピ-ライタ-など立派な人じゃなくて、ただのエゴイストです。
確かに以前のメディアでは、人のメルマガのステップメールのシナリオとか、メルマガ登録ページ(LP)とか、独自商品のセールスレターとかを書いてたりしてたんで、それに似たような活動はしてたし、ただ何となくカッコよさそうだからという理由で「コピ-ライタ-です(キリッ」とか言っていた時期もありましたけど、それ以外のこともやってるので普通にもうそういうのは辞めました。
そんな僕がコピ-ライティングをどこに活かしているのかというと、メインはやっぱりブログとかの情報発信メディアの運営においてですね。
あとはこの記事みたいに何らかのコンテンツ作成の時とか。
何も商品を売るために書く広告スキルだけがコピ-ライティングだけではありません。
セ-ルスコピ-もアフィリエイトの為のコピ-も、普段の情報発信におけるコピ-も、本質的に重要な部分は一緒です。
本当は伝えたいことはいっぱいあるんですけど、無理やり10選とさせてもらいます。
と、いうことで、以下からはその基礎やコツについての話をしていきます。
1、 わかりやすい日本語を書く
まず、文章を書くにあたって最も大切なのが「わかりやすい日本語で書くこと」です。
一番大切というよりは、これはもはや、文章を書く上での大前提ですね。
文章を書くときは出来る限り「わかりにくい箇所はないだろうか?」と常に問いかけながら書いていくのが基本です。
ある程度ここさえ気をつけていれば、あとは自分が伝えたいことや好きなことを書いていくだけでいいんじゃねーんですかい?っていうくらい大切だと思います。
さて、なぜわかりやすい文章を書くべきなのかと言うとその理由は単純で、
Web 上のコンテンツは、パッと見の印象で記事が難しそうだと感じさせるものであれば、たちまち読んでもらえないからです。
文章が上手である必要はないんですけど、根本的に、文章が分かりにくそうだと、ブログにアクセスしてきた人はそもそも記事自体を読もうとしないんですよね。
もちろんユ-ザ-それぞれの検索意図にもよりますけど、 小難しそうな文章だったり、パっと見た印象で読み辛そうな印象を受ける文章は、すぐにユ-ザ-が離脱していきます。
これはもう「イメージ」の問題です。
どうすれば分かりやすい文章を書けるようになるかというと、これだけでも半日ぐらいのセミナーを開きたいくらいなんですが、本当にいくつかだけポイントを絞ってお伝えしておきます。
それらを、ここから「2」以下の項目として解説していきます。
結局はどの項目も「わかりやすい文章を書く」ことにも帰結しているので、そういう流れも含めての10選です。
「その構成がわかりにくい!」という指摘はこの際、シカトしてください(笑)
2、 何かを主張したら理由を添える
さて、僕がおそらく、文章を書く時において最も重要視してるのはこれです。
もはやこれさえ押さえておけば、もうほとんど文章全体の印象がガラリと論理的に変わるんじゃないかくらい重要です。
何かを主張したら、必ずその主張の理由を言う。
例えば、このパ-トの文章で言えば、
「もはやこれさえ押さえておけば、もうほとんど文章全体の印象がガラリと論理的に変わるんじゃないか?くらい重要です。」
これが、僕がここで伝えたい「主張」になります。
で、この「主張」をただ言うだけ言って話が次に進んでしまうと、読み手側としては置いてきぼりを食らったような感覚に陥ってしまいます。
例えば、
もはやこれさえ押さえておけば、もうほとんど文章全体の印象がガラリと論理的に変わるんじゃないか?くらい重要です。
・・・だから、あなたも主張をしたら必ず理由を添えてください。
・・・はい、それじゃあ次いきま-す。
こんな感じで、今まさに説明している「2」のパ-トが終わったらどうでしょうか。
おそらく、こんな話の進み方をしてしまうと、
「いや、そこの説明しないんだったら、わざわざそんな話を切り出すんじゃねーよバカ」
って言う感じに思ってしまう人が大半だと思います。
理由付けのされてない主張を聞いたら、次に読み手が知りたいのは「なぜそうだと言えるのか?」の理由にあたる部分です。
そこを伝えようとせずに話が展開していく記事に、読み手がわざわざ付き合う理由はありません。
お金を払って購入した書籍などであれば話はまた異なってきますが、少なくともウェブ上の文章においては、「それを読む理由」がないと読み手が判断した瞬間にすぐに離脱していってしまいます。
なので、このような主張をしたのならば、
・なぜそうだと言えるのか?
・どうしてそういう考えに至ったのか?
などなど、そこからどんどん話を広めていく必要があります。
僕も今まで多くの人の記事を添削してきましたが、
「頑張って文章を書いてるけど一回で1000文字ぐらいが限界です、、、」
と、嘆いている初心者の人達は、ここでお伝えした「理由」の話の展開をせずに、主張だけをして文章が進んでしまっているというケースが非常に多いです。
むしろ、この「理由」の部分をどんどん濃くしていかないで
「他にどこの話を膨らますんですかい?」
ってくらい、記事全体の割合を占めるパ-トです。
この「理由」の部分の説得力が高く、その主張に共感や尊敬を抱いてもらってこそ、読み手との信頼関係を築いていくことになります。
主張するだけして、信じてもらおうとしないで次の話を進めてくとかやってても、そりゃあ誰も読んでくれないわけです。
「理由なくして信頼関係の構築はできない」
と言うことは肝に銘じておきましょう。
裏を返せば、この1点のみを意識するだけでも、文章全体が急激に合理的・論理的に見えて、独自性やオリジナリティも生まれて、自然と文章の説得力も増してくるようになります。
だってほら、この「2」のパ-トだけでも気がついたらこんなに語っちゃってますし。
そのくらい、文章のボリュ-ムや質は「理由を添えるだけ」で、自然と伴ってくるものなんです。
慣れてくれば自然と主張したら理由を添えるようなクセがついてくるのですが、慣れないうちは無理やりにでも意識して癖付けするようにしてください。
3 、 感情を込める(メッセ-ジ性を強める)
これ、ちょっとスピリチュアルっていうか、あまりにも論理性に欠けているように聞こえるかもしれませんが、感情を込めて文章を書かないくらいだったら、もう何も書かないでもいいくらいです。
いや、それはちょっと言い過ぎかもしれんですけど、伝わりやすい文章というのは、例外なく書き手の心がそこに存在していて、その分だけメッセ-ジ性が強いです。
感情を込めて書けば、その文章にメッセ-ジ性が宿ります。
そして、そんな文章じゃないと、読んだ人から、「共感」という感情を抱いてもらうことはできないと考えていた方がいいです。
もう、そういう意味では、日本語の文法とか論理とかよりもずいぶん大切です。
論理とか文法とか、そういうもの以前にこれがないと情報発信がスタ-トしないというか。
伝えたいこともないのに、無理して何かを書く必要はないというか。
何か伝えたいことがあるからこそ、文章を書くというのが自然な流れです。
何かしらのメッセ-ジをより的確に伝えるためにこそ、適切な論理で、分かりやすい文章を書かなければならない。
「分かりやすさ」と「メッセ-ジ性」って、こんな関係です。
そこに書き手本人の感情が見えてこないような文章は、やはり人の心に訴求しにくいです。
いくら論理的に話を展開できたとしても、その文章そのものに感情やメッセ-ジ性がこもっていないと、気持ちいいくらい頭の中に内容が入ってこなくなるし、文章が読み辛くなります。
読み辛いというか、読む理由がないという感じでしょうか。
例えば、「論理的だけど感情やメッセ-ジ性が伴っていない文章」の代表例を挙げるとするなら、学校の教科書とかがまさにそれにあたります。
教科書って、基本的に知識を網羅して1冊の本にすることを目的に作られているので、読んで面白くはないですよね。
もちろん、人によっては情報の内容そのものが「面白い」と感じる要素はあるにはあるのですが、教科書というものは、当然ながら「書き手のメッセ-ジ性」というものが感じられないように作られています。
(存在するのは歴史の印象操作っていうか、大衆を操作しやすい都合の良い情報が羅列されているって意図というか。)
少なくとも、個人の情報発信メディアでそんな文章を書くべきではありません。
やはり僕らは、まずは文章がブサイクでもいいから、自分にしか発する事のできない、何かしらのメッセージを発していかなければならない。
というパラダイムで考えると、論理とか文法とかっていうのは、そのメッセ-ジをより適切に伝えるために大事にすべきものだということがわかりますよね。
もう、今回の記事、ほとんどが「これが一番重要です!」みたいな内容ばっかりなんですけど、「感情を込める」っていうのはマジで一番大事です(笑)
ぜひ、今一度立ち返って考えてみてください。
4、 「読んでもらえない」という前提で話を展開する
さて、ここからいきなりコピ-ライティングスキルの話っぽくなりました。
コピ-ライティングの世界では、
・Not Read(読まない)
・Not Blieave(信じない)
・Not Act(行動しない)
このように、「3つの壁」という話がよく語られています。
個人的には「この壁を常に意識しながら書く」という意識を持ちながら書いているわけではないんですが、少なくとも
「出来る限り丁寧に伝えないと、まず間違いなく伝わらないんだよな」
くらいの意識は持ってはいます。
そして、冒頭部分で特に意識すべきなのが、「Not Read」、つまり「読まない」の壁です。
ここをクリアしていかないと話がスタ-トしないので、スキル的に大切になってくるのはこの「not read」からでしょう。
これは、自分自身が読み手側の立場で考えてみれば一撃で分かるんですが、基本的に、ネット上のメディアに時間を使う時って、必ず何かしらの「読む理由」がそこに存在しています。
読む理由もないのに、わざわざ自分の時間を割いてまで誰かの記事を読むことなんてないですよね。(ネットニュ-スなどの娯楽系コンテンツは“暇な時間を埋めたい”という理由で読むと考えるとして)
だからこそ、書き手側としては、読み手から「この文章を読む理由や動機」を引き出していく(あるいは認識させる)必要があるのです。
5、 特に冒頭部分で“その記事を読むメリットやベネフィット”を伝えるようにする
じゃあ、どうすれば読み手から、その「読む動機」とやらを引き出していけるのかというと、1つ、シンプルかつ効果的なのが、やはり「この記事を読むメリットやベネフィットを冒頭部分で示してあげること」です。
まずはこれを意識することが、「読まない」の壁を突破するために重要な意識です。
例えば、この記事の場合は、記事タイトルが「コピ-ライティングの基礎〜」になります。
なので、仮に検索エンジンからキーワードでこのぺ-ジにアクセスしてきたユ-ザ-の場合は、基本的には
「コピ-ライティングにおいて抑えておくべき基礎を学んでみよう」
という意識を大なり小なり抱いてこの記事を読もうとしている、と考えることができますよね。(もちろん、暇つぶし感覚で訪れる人もいっぱいいるとしたとしても、です。)
そして、そんな「この記事に訪れるユ-ザ-が知りたいであろうこと」をある程度想定した上で、この記事では、冒頭はこのようなお話をしていました。
今回の記事では、
「これさえまずは抑えておけば、それだけで劇的に文章力がアップするコツ」
というものをピックアップしてみました。
ただ、その分、ギッシリと重要すぎることのみを厳選しました。
「あと30分で自分の命が無くなるとして、その前に基礎や書き方のコツを可能な限りで全部伝えてください」
と言われたらって想定をしながら大切なことばかりを書いてみたので、よかった参考にしてみてください。
このように、冒頭の段階で、出来るだけ読み手から
・この記事を読めば何かしらのヒントや役に立つ情報を得られるだろう
・この記事を読めばレベルアップできる
このように読む意欲を抱けるようなメリットやベネフィットを伝えるように意識するようにしてみましょう。
読み手のことを考えれば、「それを読むことによるメリットやベネフィット」を明確に認識できない場合以外は読むことはありえない、と捉えておく位でちょうどいいと思います。
もう、基本的に自分のメディアの文章なんて読んでもらえないんだから、だからこそ出来るだけわかりやすいように、丁寧に伝えよう、という感覚ですね。
って言う事を書く為に、意図的にこんなフックを冒頭に書きました(笑)
6、 メリットとベネフィットの“繋がり”を意識する
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