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【築古戸建て】再生します3

今回は築古戸建ての外壁塗装編のご紹介です。
前回の屋根と同様に壁もお家を雨風から守る
大切な役割を担っていますのでしっかりと
手を入れていきます。

▶外壁の寿命は?

築浅のお家はサイディングと呼ばれる
パネル状の壁面を用いた外壁が多いですが
築30年を超えるような築古のお家の場合
モルタルの壁であることがほとんどです。

サイディングの壁
モルタルの壁(施工中の風景)

サイディング・モルタルのいずれの壁も
その寿命は15-20年程度と言われております。
しかしながら現状は寿命を超過しても
雨漏れなどの実質的な被害が出ない限り
問題なく生活できてしまいますので
上記のサイクルで手を入れられている方の方が少ない印象です。

▶塗装せず放置すると雨漏れの原因になります

外壁や屋根の工事は住宅改修の中でも
高額な工事となりますが
雨漏れ等の被害が出てからでは
その予算は更に高額となってしまいます。
その理由としましては
雨漏れが原因となり壁の内側にある
柱の腐食・室内壁や天井のシミの復旧工事
更には雨水侵入による湿気が原因となり
シロアリ被害にまで発展する例が少なくありません。

上記理由により外壁や屋根の
メンテナンスを怠ると
二次被害が発生しやすく
結果的に高額な費用がかかってしまいますので
事前に適切な処理を施すのが賢明といえます。

▶空き家で長年放置された結果、、、

今回手がける築古戸建ては
長年空き家として放置されておりましたので
御覧の通りかなり劣化が進み
雨漏れや軒が落ちたりと
様々な被害が発生しておりました。

ベランダのひさしが腐食し今にも落ちそうな状態
玄関上部より雨漏れ
雨漏れを放置した結果木が腐食し壁のめくれが発生

今回の物件は長年空き家だった為
ここまでの損傷があるのは異例ですが
住宅に手を入れず放置し続けると
簡単に朽ちてしまうことが
おわかり頂けたかと思います。

▶外壁塗装をして見た目も一新☆

ここまで被害が進んだ
築古戸建てではありますが
しっかりと手を入れて
再生した結果がこちらです☆

壁面だけでなく下屋・手摺も黒で塗装
オレンジ×ブラックの2トーンでモダンな印象に
これで台風・大雨の対策も万全☆TVアンテナも新設しました

▶まとめ

今回は築古戸建て再生の外壁編を
ご紹介いたしました。
外壁は予算も大きく住宅改修の中でも
大きな規模の工事ですが
事前に適切な処理をすることで
結果的にコスパもよく安心して
住んで頂けるかと思います。
今回が築古戸建て改修
外壁工事のご紹介でした。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた~


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