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植村あかりに捧げるロマンス、の途中

2024年6月14日。
私の大好きなグループから、
大好きなリーダーがご卒業されました。
これは、Juice=Juice3代目リーダーを務めた
植村あかりさんに向けた、公開ラブレターです。

ってか、あーりーのブログにならって
中央揃いで書いてるんですど、
コレめっちゃ書きづらい!笑
まぁ、初めて彼女に向けて書く文章なので
そのスタイルを踏襲してみようかと思います。
(文字サイズはさすがにそのままです笑)

あーりーの好きなところは多岐にわたるのですが、
その中でも私が特に惹かれたところを、
パフォーマンス面と精神面とに分けて
訥々と書いていけたらと思います。


パフォーマンス面

歌声

あーりーの声質、大好きなんですよねぇ。
歌声からにじみ出る艶のある品の良さは、
唯一無二なのではないでしょうか。

彼女の歌声はJuice=Juiceの楽曲との親和性も高く、
大人っぽい女性らしい強さの
象徴ともいえるような人でした。
特に卒業前のツアーである1-LINEでは、
あーりーの声の質感を堪能できる曲が
多くセットリスト入りしていたように感じます。
(FUNKY FLUSHIN'、プラスティック・ラブ、
ナイモノラブetc…)

特にFUNKY FLUSHIN'は曲調も含め大好きな曲で、
「この曲からこの声がなくなるの…??」
と、ツアー後半には悲しくなってしまうほど。
曲の柱となる歌声のメンバーは多くいるし、
そこに不安は全くないのですが、
楽曲に艶を与えるという役割において
あーりーの存在感はやはり大きかったと思うのです。



本当ごめんなさいという感じですが、
マジでこれは超重要。
正直、ハロメンの中でっていうか
芸能人の中でもっていうか
今まで出会ったことのある人の中でも、
ぶっちぎり上位のお顔立ちをしていらっしゃいます。

この時代にルッキズム万歳みたいな
価値観はどうかとも思うけど、
普通に造形美として見惚れてしまうレベルで好き。
歌割に応じて歌唱メンバーを目で追っている時も
視界に入るたびにその美しさに息を呑んでいました。

彼女の華やかな顔立ちによって
パフォーマンスのグレードが上がるというか、
楽曲の説得力が1段階増している気がしていました。



オーラ

続けてものすごいバカみたいな表現なんですけど、
ステージ上のオーラがマジでやべーんです。

彼女が動くとき、周囲の空気すら道を開けて
通り道をお膳立てしているかのような、
彼女の周りだけ時間の進みが遅く見えるような、
なんとも形容しがたい独特の雰囲気があります。

経験則として、ごく一部の人類は男女問わず
周囲を本能的に惹きつけるフェロモンを放出している
という実感があるのですが、彼女も間違いなく
その選ばれし側の1人だと思います。

1-LINE福岡公演での日替わりデュエットで魅せた
「メロディーズ」は特に顕著でした。
セクシーさを追求した一華の歌い方も素敵でしたが、
あの時のあーりーの”引き算の美学”とも言える
肩の力の抜けた色気は凄まじいものがあった。
隣に立つ一華すら手のひらで転がしてしまいそうな
大人の余裕を感じていました。
まごうことなき女王の風格に、
正直、ひざまづきたかったっス。



精神面

さてと。本題はここからです。
長いけどどこを削れば良いのかわからないぐらい、
私は彼女の内面、精神性も大好きでした。

柔軟性

考え方や対応方法が柔軟で、
変化していく環境にも適応能力が高い人です。
けっして折れたりしない、しなやかな強さがある。
持ち物や言動にこだわりやセンスを感じるとともに、
それに固執していないというか、
いつでも手放せる寛容さがありました。
この柔軟性が11年という長きに渡るアイドル生活を
支えた礎になっていたんだと思います。

Juiceの子は真面目にまっすぐに
頑張りすぎてしまう部分があるから、
やわらかく包み込んでくれるあーりーが
支えてくれる安心感は大きかった。

決まったレーンに沿って泳ぐのではなく、
水面にぷかぷかと身を浮かべて、
流れに身を委ねて、時に流されてしまう自分すら
楽しんでいるように感じていました。

タコちゃんが1-LINE広島公演のMCで
目標だと話していた
”何度折れても立ち上がる強さ”とは、
このメンタリティを参考にしていた部分も
あったのかもしれません。


人との向き合い方

自分にだけでなく他者に対しても
柔軟な考えを持っている人です。
あーりーは出会ってきた1人1人に向き合って、
その人に寄り添った接し方で
日々を過ごしてきたんだろうなと思います。

Juice=Juiceが個性豊かで”自由”と形容される裏には
その一つ一つを受容するあーりーの器の大きさと、
反応する引き出しの多さがあったように思います。

想像ですが、おそらく自分のファンの人にも
同じように接してきたのではないでしょうか。

それぞれのメンバーにも、それぞれのファンにも、
きっとあーりーにしか見せない姿があって、
それをいつでもまるごと受け止めてくれたから、
みんな安心してあーりーのことを
大好きでいられたんだと思います。


好奇心と遊び心

チャレンジを受け入れる器の大きさには、
彼女自身のチャレンジ精神、好奇心や遊び心
かなり関係していたと思います。

興味関心に素直に、感情の赴くままに、
日々チャレンジを楽しんでいたようです。
と、卒業前のインタビューで
色々と明らかになっていったのも面白い笑

オープンな性格であるのに私生活は多くを語らない、
この気ままさも良いですよね。
語りたくなったとき、語る必要が出たときに
彼女自身の、センスの光る言葉で伝えてくれるのも
すごく、あーりーらしい。

この遊び心は、ステージ上で1番感じていました。
特に2023年秋ツアー「Juicetory」では
明らかに「枠から飛び出すこと」を意識して
ステージに臨んでいたんだろうと思います。

日々進化していくパフォーマンスだけでなく
アレンジで"遊ぶ"リーダーにつられるように、
みんながその瞬間の感覚・感情に任せた、
楽しげなパフォーマンスを見せてくれました。


認めてくれる素直さ

11年もアイドルやってきたわけじゃないですか笑
普通ならさ、自負とか譲れないものとかができて
意固地になってしまうことだってあると思うんです。

でも、彼女はいつでもすごく率直で素直な人だった。
全部が全部あけっぴろげというわけではないけれど、
良いと思ったものを良いと伝えるときの
真っ直ぐさがすごく好きでした。

変に奇をてらったりせず、真正面から認めてくれる
それは彼女の、自分自身へのゆるぎない信頼の
裏打ちでもあったと思う。
自分のやってきたことも相手のやってきたことも、
どちらも大切で尊重されるべきって信じてるからこそ
なんのためらいもなく目の前の人を
褒めることができるんだろうと思います。

それぞれのメンバーが尊敬・尊重しあって、
それを言葉にしてくれるのは、
私がJuice=Juiceの好きなところの1つです。
この文化がグループに根付いた要因として、
リーダーの素直さも影響していたのだと思います。


LIVEにかける想い

「Juice=JuiceはLIVEを大事にしているグループ」だと、ことあるごとに公言してくれていました。
これ、聴くたびにめっちゃ嬉しかったんです。

私はLIVEのあの空気感というか、
色んな人間の感情がないまぜになって生まれる
偶然性みたいなものが大好きで。
Juice=JuiceのLIVEの楽しさって、
演者と観客が同じ方向を向いている安心感とか
一体感が大きい気がしています。


その時のベストを見せてくれるメンバーと、
それに対してコールとか表情とか
全身でLIVEを楽しんでるファンと、
目指す理想的な状態や熱量が同じだって
思えることが最高に心強い。
あの場にいる全員で作り上げている空間だった。

この姿勢は2015年のJuice=Juice初の
単独での全国ライブツアー「LIVE MISSION 220」の
経験からくるものだったようです。

間違いなくJuice=Juiceの核となる部分が作られた特別なライブツアーだったと思います。(中略)メンバーもへこたれない精神じゃないですけど、どんなアクシデントがあってもそこに対応していこうというエネルギーに溢れていました。このツアーを乗り越えたからこそ、何があっても大丈夫という強さを手に入れられたんじゃないかと思います。

non-no web
【Juice=Juice】植村あかり卒業記念WEB短期連載第一回 
アイドル、そしてグループとしての核が作られた武道館までの激動の日々

LIVEにおけるハプニングを楽しめる素地は、
初期のJuice=Juiceから脈々と受け継がれ、
それを実際に態度で示してきたくれたことは
後輩たちにとって何より
心強かったのではないでしょうか。

1-LINEのツアー中、
何度かメンバーの感情があふれた場面がありました。
立川公演で自分の歌割りを飛ばしてしまったえばは、
「この公演しか見れない人もいるのに申し訳ない」
と涙を流して話していたそうです。
(この公演入りたかった……!)

本気で悔しくなるのは、
本気でやってきたからこそだと思います。
そして強烈な体験は、
次に繋がるエネルギーになります。
ツアー期間は毎週のように公演が続くにもかかわらず
常に一所懸命に、1つ1つのステージを
大事にしてくれる人たちだから
毎回最高値を更新していくような、
感動を届けてくれるんだと思います。

見逃していい場面なんて、
一瞬たりともありませんでした。

なぜこの場にいられなかったんだろうって
悔しくなる公演もあったけれど、
いつだって最新のJuice=Juiceが、
最高のJuice=Juiceですから。
彼女たちのこの姿勢のおかげで、
次に行けるライブを楽しみに待つことができました。


最後のブロコメに替えて、、、と思ってたら

卒業メンバー恒例、と言っても過言ではない
現役最後のブログ。
卒業コンサートの当日もしくは次の日に
あげられることが多い印象ですが、
卒業から1週間以上経過した2024/06/22時点で
未だ更新されていません笑。
2024/06/23、午前0時23分、
Juice=Juiceとしてのあーりーの
最後のブログがアップされました。
ほんとこういうところ、最高に素敵です笑

当初は消化不良の最後のブロコメに替えて、
思いの丈を全部ここに
書き残してやろうと思ってたんですけど、
そう簡単には行かなかったですね笑

とはいえ、ラブレターという体を取った手前、
彼女に向けての言葉を書いて、
長い締めくくりにしたいと思います。


植村あかりさんへ

あーりーこんばんは。
元気にしていらっしゃいますでしょうか?笑

私がブログにコメントするときはいつだって
読まれなくても書いたらそれで満足でした。
このnoteも同じ気持ちではあるんですけど、
どうせなら少しでもあーりーのためになることを
したいなと思って書き始めました。

これを書いたからって何かが変わるわけでも、
ファンが増えるわけでもないとも思ってはいます笑
つか、そもそも公衆の面前にラブレターを晒すなんて
割と間違いなくどうかしてしまっていますからね?笑

けれど、生き恥だろうがなんだって構わないから、
気まぐれに見つけて読んでいただいた方に
あなたの素敵なところが少しでも
伝わればいいなと思ったりしています。


るるオタから見たあーりー

ラブレター、とか大見得きっておいてなんですが、
私はJuice=Juiceの中でも段原瑠々ちゃんのことが
本当に結構めちゃめちゃ好きでして笑

入口は確実にるるちゃんではあったんですが、
彼女がJuice=Juiceじゃなかったら、
ここまで好きになれていたかなぁ?
とこれまでにも何度か思ってきました。
たらればをいくら語ったところで意味ないのですが、
るるちゃんが”今のJuice=Juice”にいてくれたことは
たぶん私にとってすごく重要なことでした。

それはきっと、あーりーが守って作り出してくれた
この雰囲気に惹かれたのも大きかったと思います。
Juice=Juiceを見てると
「いったいどこまで進化していくんだ!?」って
毎回ワクワクして楽しい以外の感情が出てきません。
そんな希望と幸せでいっぱいの
グループを応援できていること、
あらためていろんな偶然とか幸運に感謝しています。


1-LINE、そして1=LINEについて

卒業コンサートの日本武道館公演のみならず、
そこに向かうまでの春ツアーの期間中、
なんなら2023年8月の卒業発表以降からずっと、
植村あかりという
1人のアイドルの最後を華々しく飾るために、
Juice=Juiceを取り巻く全ての人間が、
1つの終着点に向かって団結していった気がします。

18thシングルのリリースと重なっていたこともあり、
ラジオや各種インタビューなどでも
あーりーの卒業に加えて春ツアーのことに関して
メンバーたちが話す機会が多い期間でした。
そのたび印象的だったのが、
「毎回楽しいを更新しているようなツアー」だと
メンバー自身が語っていたことです。

卒業を控えたツアーでもありましたが
あーりー自身がそういう空気感を避けていたのも
大きかったのかな笑
本当にずっと、毎回入るたびにワクワクする
すごく楽しい公演だった。

日替わりデュエットや回替わりシャッフルも、
各公演のMCでの言葉も、
メンバーたちの気合にみちみちていました。
大好きだからこそ
一緒にいられる時間を大切にしたい気持ちと、
卒業しても大丈夫だと安心してもらいたい気持ちと、
子どものようにただただ別れが寂しい気持ちとが、
まぜこぜになっているみたいでした。

メンバーのパフォーマンスから
とんでもない量のエネルギーをもらって、
そのおかげで客席の私たちもフルパワーで声が出て、
それを受け取ったみんながまた返してくれて、って
ステージの上と下で心がつながったというか、
お互いに良いLIVEにしたい気持ちが通じた感じが
めちゃくちゃ嬉しかった。

そして武道館での一面が緑に染まった光景
いたるところから聞こえるあーりーへの呼びかけの声
汗だくで声が枯れるまでコールしたあの時間。
メンバーもスタッフもファンも、
あーりーのことを1番に考えて、
あーりーが1番輝けるように、
あなたにやりきったと思ってもらえるように、
必死だったなと思います笑

今回のツアー中は雨の日が多かったのもあって、
武道館は雨上がりの空にかかる虹のようでした。
過去も現在も、そして未来のJuice=Juiceも
大事に大切にしてくれて、
それを卒業していく人が
橋渡ししてくれてるみたいでした。
素敵な1=LINEだった🌈


初めてのリーダーへ

好きになったアイドルも、好きになったグループも、
そして好きになったリーダーも、
全部Juice=Juiceが初めてをくれました。

私は2022年の夏にJuice=Juiceの存在を知って、
勢いでFC加入して色んなライブや
イベントに行くようになって、
自分でも怖いくらいのスピードで
のめり込んでしまったけど、後悔はしていません。

個性を尊重して温かく見守って
育ててくれたリーダーのおかげで、
みんなが自分の強みを伸ばすことができたんだろうし
そんなJuiceを応援することが
私もすごく誇らしくて嬉しくて楽しかったです。

この2年足らずの間にも、
忘れられないLIVEはたくさんあります。
でもきっと、今後のLIVEが、未来のJuice=Juiceが、
あの楽しさを塗り替えてくれるんだとも思えます。

今までのJuice=Juiceのすべてを知って
経験しているたった1人として、
Juiceの価値観を大事に繋いできてくれたことも、
今のメンバーと新しい価値観を作ってくれたことも、
本当に偉大だと思うし尊敬しています。

きっと人生はチョイスの連続で、
これから先もたくさんの岐路に
立たされることがあると思います。
時には冷や汗止まらないような
ハプニングが待っていたとしても、
風向きはいつか変わる。
笑顔と幸せにあふれる未来を
つかみ取れると信じてる。
うまくいくよ、あなたなら!

あーりーとJuice=Juiceの、
過去・現在・未来に、
乾杯!!!




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