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ラーメン&Atlanta Hawksまとめ vol.23(3月17日-3月23日)


皆様こんにちは、ビアードです。

3月も残り一週間ということですがまだまだ岡山県は肌寒いです。次の週末くらいから最高気温は20℃くらいになるという予報もあり春をぶっ飛ばして、夏がジリジリと詰め寄ってきているようです。

ところで週末は1泊2日で瀬戸内海を挟んだ隣県の香川県に行ってきました。瀬戸大橋へのアクセスが良い岡山市や倉敷市からであれば車で1時間~2時間程度で行くことができます。岡山県北に行くよりも近いはずなのに慣れない道を運転するのは疲れますね。昨日はぐっすり眠っていました。というわけで元々の予定から一日遅くなりましたが、今週のラーメンからどうぞ。


今週のラーメン

1.一蘭 岡山下中野店(3月17日)

国内、国外を合わせて86店舗を直営されている言わずと知れた大チェーン店です。今回伺った店舗は2021年の4月にオープンし、2024年3月現在県内唯一の店舗となっています。

所在地は岡山市北区下中野という土地で、岡山駅前の市内中心部から3kmほど離れた場所になります。県道21号線沿いで駐車場も広く車でのアクセスも非常に良いです。

そんな「一蘭」さんのラーメンメニューですが、王道・博多豚骨スープの「天然とんこつラーメン」一本勝負です。いやぁ、漢ですねぇ。ほかの店舗だとこちら以外のメニューもあるらしいですが、「一蘭」さんと言えば"これ"ですね。

そして「一蘭」さんではラーメン注文時に記入するオーダー用紙がシグネチャーなスタイルです。麺のかたさや味の濃さなど7項目を自身の好みにカスタマイズするという行為はある種、注文したラーメンへの愛着を喚起させるような効果があるとか、ないとか…。ちなみに私のオーダーはこんな感じです。


一蘭 オーダー用紙


それではラーメンのレビューですが、まずスープはクリーミーかつまろやかで臭みを感じない豚骨スープです。出汁の取り方なのか使われているタレなのか分かりませんが、豚骨の旨味だけを抽出したような味にできるのは素直にすごいと思います。

麺は王道の細麺で今回はかたさ普通で注文しましたが普通に硬めでした。スープを上手く吸い上げてくれるのがやはり博多豚骨の真骨頂です。

あとは、「一蘭」さんといえば「赤い秘伝のたれ」ですね。辛いだけでなく旨味がしっかりと絡む個人的にかなり好きな調味料です。普通に家で中華料理なんかに使いたいですね。

そして今回はラーメン以外に「煮込み焼豚皿」をいただきました。味付け自体は少し薄めな気がしました。もう少し塩気があったほうがご飯に合うような気はしますが、どちらかと言うとビールのおつまみのような印象が強いです。

改めてチェーン店でこんなにクオリティの高い博多ラーメン無いよなあ、という感想が非常に大きいです。(この翌日、ホークス 110-93で勝利 vsLAC 攻撃の流れも良いし、守備が全体的に良かったかと。)

2.中華そば 浅月 泉田店(3月18日)

岡山市南区泉田にある昔ながらのラーメン屋さんです。本店が岡山駅西口にあるので今回伺ったお店が2店舗目ということになります。本店は昭和23年(1948年)の創業とのことで70年超の大老舗です。

泉田店の方は国道30号線沿いにあり、車でのアクセスは良いです。ただ駐車場は少し狭めなのは昔ながらの住宅街に隣接する店舗だという印象です。

さてそんな「浅月」さんのラーメンのメニューについてですが、基本的には醤油ベース「中華そば」一本です。派生として「チャーシュー麺」「わかめ入り」「もやし入り」「たまご入り」などがあります。泉田店限定メニューで「野菜そば」「ピリ辛そば」のような感じです。今回は「中華そば」とセットメニューの「高菜めし」をいただきました。

メニュー

まずスープは豚骨ベースに少し魚介の旨味と野菜の甘味を少し感じます。This is 岡山ラーメンといった感じの豚骨醤油ラーメンのスープでした。麺は太麺寄りの中細ストレート麺で柔らかめな気がします。これもThe 岡山ラーメンという印象です。

チャーシューは厚めではありませんでしたが歯ごたえ、味付けともにしっかりめで個人的にかなり好きなチャーシャーでした。

そして、「高菜めし」は辛めでした。辛いのが苦手気味の私にとってはもう少しご飯の量があったほうが嬉しいくらいの辛さでした。(食べれないわけではないけど…)しかし、高菜以外にも細切れのチャーシューが入っていたのは食べ応えがあってよかったです。(この翌日、ホークス 105-136で敗北 vsLAL 前日とは打って変わって、BtoBだし仕方ありません。)

3.日光食堂(3月21日)

倉敷市南畝という場所に今年の2月にオープンしたお店です。オープンしてから約1か月での訪問となりました。

南畝という地名は岡山県民ではあまり馴染みのない名前であり、南畝を含むこのあたりの一帯は「水島」と呼ばれることが多いです。社会科や地理の授業なんかで水島コンビナートという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。(端的に説明すると日本国内では中々の規模の貨物輸送量を持つ臨海工業地帯です。)

そして水島の中にも地域住民や工業地帯で働かれている方が利用する飲食店や小売店等が沿岸部よりも内陸寄りに立ち並んでいるのですが、「日光食堂」さんは飲食店等が集中しているエリアより道一本沿岸部よりにお店を構えられています。Googleのストリートビューにはまだ反映されていませんが物流倉庫の中に突如として現れるような感じのお店です。営業時間は6:00~14:00となっており、工場の夜明けは早いことが伺えます。

そんな「日光食堂」さんのラーメンのメニューですが「塩ラーメン」「醤油ラーメン」の2種でした。今回は「塩ラーメン」をいただきました。

スープは透き通るような見た目の印象どおりのさっぱりとした味わいでした。ベースとなっている出汁はおそらくいりこ系の魚介出汁だと思います。塩味との相性は良い気がしました。またトッピングに揚げ玉ねぎを使用されていましたが香ばしく、さっぱりとしたスープとのコントラストがとても良かったです。

麺は細めで少し硬かったです。もう少し柔らかめでスープと絡んだほうが個人的には好みかなと思いました。チャーシューはロース肉でしょうか若干繊維質が多く歯ごたえも強めでした。味付け自体は濃いめだったのでこちらもさっぱりとしたスープと相性が良かったように思います。

また今回はセットで「からあげ丼」をいただきました。こちらはタレの量が少ないのか薄めの味付けのように感じました。しかし、肉自体の下味はしっかり染みていましたし、マヨネーズもかけたほうが味のバランスは良さそうな気がしました。(この翌日、ホークス 115-128で敗北 vsPHX 怪我人続出の中、中盤まで堪えたなぁ。)

4.明神そば(3月23日)

香川県高松市円座町のラーメン屋さんです。創業は2005年とのことで、20年近く愛されている人気店です。

立地としてはJR高松駅がある高松市の中心部から南へ9kmほど下ったあたりになります。高松市から高知県高知市を結ぶ国道32号線沿いに位置し、高松自動車道の高松西ICにも近いので県内外ともに車のアクセスは良いです。

では、「明神そば」さんのラーメンの紹介の前に香川県のラーメン事情について少し…。香川県は全国的にも有名な「うどん県」です。うどんの出汁にはトビウオやイワシなどの「いりこ(煮干し)」が使われることが多いのですが、このいりこ出汁をラーメンにも活用されているお店が多いです。

煮干し系のラーメンと言えば日本海側の地域が有名で、特に青森県が発祥と言われていますが、香川県もまた違ったベクトルの煮干し系ラーメンの進化をさせてきたと私は思っています(適当)。…そもそも瀬戸内海などの内湾の地域と太平洋・日本海などの外海とは煮干しにする魚も違うはずなので、その辺も今後調べてまとめて(?)いきたいですね。

話が相当な脱線事故を起こしましたが、「明神そば」さんもいりこ(煮干し)出汁を使用したラーメンを提供されているという話しですね。定番のメニューは「明神そば(醤油)」「明神そば(味噌)」です。その他にもラーメンメニューはありますが基本的にはいりこを使用したスープばかりのようです。そして今回は「明神そば(醤油)」をいただきました。

メニュー

まずスープですが、やはりベースはいりこ系醤油らしいサラっとした舌触りの奥に煮干しの濃厚なコクと甘みを感じます。そして、表面的には見えませんがニンニクのパンチも効いています。

そして、麺は太麺か細麺を選べるのですが今回は細麺をいただきました。加水率低めの麺が濃厚なスープを吸い上げズルズルと喉奥に流れ込みます。ニンニクのパンチが効いています。

チャーシューは脂身と赤身のバランスが良く、タレの味がしっかり馴染んでいました。ご飯がすすみます。

そして今回は「餃子」も合わせていただきましたが、これがめちゃくちゃ美味い。羽根と皮はカリッと中はジューシーでニンニクとニラの旨味がたっぷり。食後24時間以上経過しても胃からニンニクのほのかなかほりがします。(この翌日、ホークス 132-91で勝利 vsCHA デジョンテの3pt 7/9は素直にすごい。)

5.麺屋 浜堂 高松中央卸売市場店(3月23日)

店名は「はまんど」と読みます。高松市瀬戸内町という高松駅の西側のあたりに位置する高松中央卸売市場内のラーメン屋さんです。

実はこのお店チェーン店で香川県三豊市に本店があります。「明神そば」さんのところで少し触れました香川ラーメンの源流はこの「浜堂」さんの本店にあります。「明神そば」さんは「浜堂」さんから暖簾分けで開業されたお店です。

また「浜堂」さんから暖簾を受けたお店には岡山県にも存在し、今までに私が紹介させていただいた中では昨年10月に投稿したvol.3の「3.六三ラーメン」さんが該当します。(よかったら読んでみてください。。。)

それでは改めて「浜堂」さんのラーメンメニューを紹介したいのですが、ベースになっているのは「明神そば」さんの部分で記載した通り、「いりこ(煮干し)」です。メニューとしては平打ち麺が特徴の「はまんど」、その他に「中華そば」「煮干しそば」「まぜそば」「煮干白湯麺」といった様々なメニューがありますが全て煮干しが含まれています。今回は「煮干白湯麺」をいただきました。

まず、スープは煮干しと鶏白湯がガッチャンコ、塩分・脂の両方が濃い、とても濃い、でも美味い。

麺は中太の平打ち麺です。うどんかと見間違えるかのような太さにもちもちとした食感が病みつきになりますね。美味しいです。

そして今回はラーメンと合わせて、「煮干炊込みご飯」もいただきました。まずは匂いの印象が強いです。何の匂いかって生姜です。その奥には臭みの無いスッキリとした煮干しの香りがあります。一口食べてみると煮干しの旨味と生姜の香ばしい刺激感口いっぱいに広がります。臭みゼロなのが本当に凄い逸品です。(この翌日、ホークス 132-91で勝利 vsCHA 祝!ブルーノキャリア最多得点。)

6.麺屋 軌跡(3月23日)

この日3軒目として伺ったお店です。高松市室新町という場所にあります。高松駅から真南にある高松空港を結ぶ道路、通称:空港通り沿いにあるラーメン屋さんです。

10年くらい前に出来たお店だと思います。出来た当初は近隣では珍しい塩ラーメンの専門店だったので記憶に残っています。

近くには国の特別名勝庭園として指定されている栗林公園があるので観光時には一緒に行かれるのもオススメです。(私は行ったことは無いですが…)

さて、そんな「軌跡」さんですが、ラーメンのメニューというかスープの出汁が豊富で季節にもよりますが、タイ、ハマチ、エビなどから選ぶことができます。今回は「鯛塩ラーメン」をいただきました。

まずはスープです。透き通ったような曇りの無い見た目であり、出汁の香りとコクがしっかりと効いた優しい味付けでした。備え付けの柚子胡椒をスープに溶かすとラーメン全体の表情が変わり満腹でも飽きずに食べることができます。

麺は「細麺」「平打ち麺」「すだち麺」から選ぶことができたので、今回は「すだち麺」でいただきました。まず麺の色が真緑で驚きましたね、茶そばかと思いました。そして一口食べた感想ですが、茶そばをさらに優しくしたように感じました。ツルツルとした舌触りの一方でコシがあり、繊維感のある…味も食感も新感覚の麺でとても美味しかったです。

そして今回は合わせてランチセットの「シラス丼」をいただきました。これがまた味が優しいです。当然脂っこいはずはなく、シラスの海の香りと醤油な芳醇な香りですっきりと食べることができました。美味しかったです。(この翌日、ホークス 132-91で勝利 vsCHA ギャリマシュ、ベンチから20得点はようやりすぎ。)

今週は2勝2敗…

今週の2勝は気持ちの良い勝利でしたね。どちらの試合も序盤~中盤は相手に主導権を渡さず、後半もきっちりリードを保って危なげない勝利でした。ダチョウ並の記憶力を有する私の感覚的には、今季の勝ち試合でこの2試合以上に終盤を安心して見れた試合は無かったと思います。ローテ級の選手の離脱が続く中で、西カンファレンス上位のLAC、相性の悪いCHAに買ったことは素直に喜びたいです。

逆に残りのLAL戦、PHX戦は負けましたがしっかりとした勝ち試合があったのもありトータルでは比較的安らかな1週間を過ごせたなと思います。

負けた試合で気になったポイントとしてはLAL戦のインサイド守備でしょうか。リーグ屈指のビッグマンであるアンソニー・デイビスとNBAのキングことレブロン・ジェームズに圧倒されました。この2人が調子づいて止められるチームなんてあるのかなぁ…と思ったりもしますが、インサイドでもう少し粘れたらなぁというタラレバです。

ただマッチアップしたセンター陣も悪いプレーがずっと続いているとは思っていません。スタメンを務めるクリント・カペラは今週の4試合全てでブロックを記録しています。シーズンを通して加齢による衰えなのかフィジカルコンディションが悪そうなプレーが続いていましたが、ディフェンスに関しては良い意味で存在感のあるプレーが増えてきたように思えます。

そして今週は3番手センターであるブルーノ・フェルナンドが良かったですね。本来ベンチからセンターとしてローテーションで出場するのはオニエカ・オコングですが、彼が欠場したCHA戦ではベンチから25分間の出場して、25得点のキャリアハイを記録しました。センターとしては小柄ながらも荒々しくも豪快なプレーは映像で見てても躍動感を感じられ胸が熱くなりますね。ただ2-3番手のセンター相手には活躍できていますが、ローテ級になるにはまだまだステップアップが必要でしょうし頑張って欲しいと思っています。

今週は以上です。

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

それではまた来週。

ビアード(最近ストレートネックが気になる。)

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