自分の還暦祝いはもう決めている!件
水曜日はオヤジのファッションについて語ります。
UNIQLOネタは『♡好き』を押してもらえる確率が高くてクセになりつつありますが(苦笑)、得意なのは、トラッド・アイビーネタです。
先日、VANの創始者である石津健介師が広めた和製英語のお話しを書いてから、無性に最近の VAN SHOP の様子が気になって、土日に名古屋市内の店舗を巡ってみました。
そこで大きな衝撃を受けたのが…、
名古屋セントラルパーク地下街にある『サカエ名古屋店』の閉店セール!
あぁ、ビジネスウェアのカジュアル化とテレワークによるアパレル不況の波で、トラッド・アイビーの元祖とも言えるこのショップも、とうとう終焉を迎える日が…
と哀しみつつ、スタッフに『何日まで営業されてますか?』とお尋ねすると、『あ、ここは今月一杯ですけど、すぐ近くに移転リニューアルしますんで!』との回答。
ほっと胸を撫でおろします。
派手に『閉店セール!』と書かれていますが、移転ですので定番品は割引対象外で。
30%OFF! 50%OFF! と気前よいPOPがついているのは、季節モノやデザインにややクセのあるもの、或いはサイズが大きいか小さいかで残っているものですので、買い物はせずに店を出ました。
自分の還暦祝いはもう決めている!(笑)
実は今後の人生で、VAN SHOP で買いたいアイテムが2つ決まっています。
1つは、先日も述べました『スイングトップ』。
『ドリズラー』とも呼ばれますが、正式名称は『ハリントンジャケット』と呼ばれるゴルフジャンパー。
敢えて、本家である McGREGOR か BARACUTA ではなく、VAN の赤いスイングトップ。
これまで大学生時代と30歳前後とで2枚購入していますが、同じものを60歳でもう1枚買いたい。もちろん、3枚目も赤でバックロゴ入りです。
『大人の選択』としては、ジェイムス・ディーンが『理由なき反抗』で着ていたと言われるマグレガーか、スティーブ・マックイーンや高倉健が着用したバラクータが正解なのでしょうが、どちらもバックプリントがないので、脱いで置いた時に襟元のロゴタグを見て気付く人が居るか居ないか…。それに対してVANのバックプリントタイプなら、着用しているだけで周囲に対する自己アピール感がすごいですね(笑)。ええ歳こいて悪目立ちとも言えますが、歳を重ねたからこそ、明るい色の派手なジャンパーで自己主張したいものです。
あともう1つは『スタジアムジャンパー』、スタジャンです。
クリーム色の本革の袖に、厚手メルトン地の身ごろ。左胸にVANロゴのワッペン、そして背中には大きなバックプリントの入ったやつ。
デザインは不変ですが時代とともにシルエットを微修正しており、最近のは『あの頃』よりもややタイトに作られているようです。
これも、身ごろのメルトンは真っ赤で(笑)
残念ながら、スイングトップもスタジャンも、店頭在庫に赤がなく、定期的に限定入荷するとのこと。
写真はスイングトップがベージュカーキ、スタジャンがダークグリーン(ネイビーに見えますね)です。値段は、『あの頃』の2倍以上に上がりました。スイングトップが約3万円、スタジャンが約7万円…
自分に向けて、合計10万円の還暦祝!(笑)
あ、3年後のお話しですが…(笑)
名古屋には、上記のサカエ店の他、エスカ店(JR名古屋駅新幹線口を出た地下街)と、千種区にも『VAN SHOP名古屋』があります。
あと、東京には9店舗、北海道に3店舗、大阪府と福岡県に各2店舗、京都・横浜・仙台・川西・岡山・熊本・鹿児島市に1店舗ずつ。
1980年代に着る機会があった方もなかった方も、興味あったら覗いてみてくださいね。
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