「14番目の月」サイト開設にあたって

  ドラッカーは以前、時代の変化が早くなり、会社や、事業の寿命が、個人の労働可能寿命より短くなる時代を指摘していました。         又、昨秋、リンダ・グラットンさんの書いた『LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略』は、労働可能寿命が更に長くなるこれからの生き方として、リ・クリエーション等の生き方を指南しヒットをしました。          つまりこれからの時代、産業寿命が短くなる一方、反比例して人生の働く期間は益々長くなっていくことになります。 

さらに、井上智洋さんは、『人口知能と経済の未来〜2030年雇用大崩壊』で、汎用AIの普及により、多くの人々が雇用を失う可能性を指摘しています。 

 のっけから重苦しい話でスタートをしてしまいましたが、少し先の雇用環境や、人生モデルは今までとは大きく変わっていくことは確実です。   日本独特の雇用形態と言われる年功序列と終身雇用の中で、年功序列はすでに崩壊をしていますが、この先、終身雇用も崩壊する可能性が高いのです。 

 しかし、それはチャンスでもあります。従来の一斉新卒採用時代では、 一度レールを外れると復帰をすることが難しい傾向がありました。    それが、雇用が弾力化するなかで、違う業界・職業を選び直せることが当たり前になれば、もっとやりたい事が出来たときにチャレンジをしやすくなりますし、雇用側にも一定の緊張感も出てきます。 

 つまり、これからの時代、今のままの環境にしがみつこうとするより、更に良い道を模索し続ける人のほうが強いといえるでしょう。 

 一方、情報化社会の中でたくさんの情報に埋もれ、有益な情報をみつけることも難しくなっています。そこで、既に時代のキーワードであるSTEAMを中心に、有益な情報を無料でお届けすることで新しい世界にリーチをし易くできるのでは・・・という思いで「14番目の月」をオープンしました。ベータ版でのオープンですが、皆様にご意見をいただきながら、大きく育っていきたいと思っています。 

 「14番目の月」と一緒に、不確実な時代を前向きに進んでいきましょう。 

14番目の月サイトへ、ぜひお立ち寄りください。

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