見出し画像

*Lucky jではございません

昔都内の雀荘でセットをしていた時の話。
シャキーン、、、シャキーン”
明け方だったか、ツモるたびに”シャキーン”と甲高く叫ぶシャキーンおじさんがフリーに現れた。
徹夜明けで頭が働かないこちらとしては、なんだ急に?うるさっ。だが次第に徹夜明けの変なテンション妙に心地いいシャキーン。
”シャキーン、、、シャキーン“
誰も何も言わない。静寂に響き渡るシャキーン
シャキーン、、、シャキーン、、、2日で15万のシャッキーン”
こんにちはろばとでにろーです。

今回のお題は最強麻雀AIのLuckyJ です。見ました。この1週間で30〜40の牌譜を。

こんな感じである。難解な打牌多すぎてとにかく疲れた。自分が想定もしない打牌の意図を汲み取る作業は本物に大変だと思いました。そんな疲労と共に得たJ君の特徴についてメモ的に残したいと思い記事にしてみました。

先見の明

かっこよく言ってしまったが、これが一番の特徴に思えました。まずこちらも見てください

この手をもらってどのような結果を想像しますか?白ドラ1の2000点それともメンタンピンドラの黒沢式満貫?
LuckyJが取った最終形がこちら

美しい。単純に惚れちゃいます。順を追ってみていきましょう。

一巡目、対面から出た西を早速ポンします。東風打ち慣れているか鳴きを多用する打ち手じゃなきゃおそらく反応できないと思います。
ここでLuckyJの強みである先読みです。
ここからは個人的見解ですが、Jはこう考えたでしょう。
“配牌にひとメンツもない、鳴きを入れない場合テンパイは早くても二段目中盤くらい。そこまでくるとめくり合いになりそうなので打点か良型どちらかは確保したい。
または白を生かした鳴き手。少し遅いがドラと白があるのでホンイツ絡めれば打点十分、めくり合いオッケー。白バックの早上がりの保険も効く。”
ここで注目したいのがめくり合いを想定してるであろう点です。
前回科学する麻雀のレビューでも書きましたが後手を踏んだ場合のお仕返しの肝は好形か高打点です。
もう一度配牌を見てみましょう。

先手を取れるであろうケースはおそらく白を泣いての2000から3900。その延長状にはホンイツがらみの高打点もあり終盤以降も強く勝負出来ます。ブロックも3mや東、将来的に引く萬子で補えます。
補足しておくと、Jはホンイツを多用します。打点守備力両方に優れたホンイツはかなり優秀な役なのでしょう。
もう一つ特徴としてブロックの概念が柔軟です。我々人間はターツにならないとブロックっとして認識しない傾向にありますが、Jは浮き牌でも、その牌がドラ周りで強かったり副露を利用できる役牌であったりすれば将来性を含めブロックとして意識している傾向があります。
簡単に上の配牌を解説すると、
“西白共に8割くらいは鳴けそう、頭は字牌あたりでどうにかなる、あとは3mにくっ付ければホンイツいけそう。”
こんな感じで見れればホンイツの選択肢も見えてくると思います。

今回注目したLuckyJ の特徴は先見の明。本当はもう少し書きたかったのですが、久々のnoteで少し疲れました。笑
簡単に羅列すると、
場に安い色の数牌を残す
1副露には危険牌先処理
打点は正義ドラは恋人などなど
大半は先を読む能力で説明出来そうです。配牌をもらった時、どういった最終形になるか、その時の状況はどんな感じかなど、考えながら打てるとより立体的に麻雀を理解できそうです。

J君おもしろい。これからも気づいた点があったらnoteにしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?