そんなメンドクサイ校正作業、誰がやるんだ??
胃が痛いソウ マチです☆ 聞いてください!!
拙書の3巻を書き上げて担当さまへ送信しました。仕事が終わったので良い気分でフンフン♪していたら担当さまからメールが届いた。
担当:原稿を少しだけ修正しました。これで校正へ渡します。
メールに気付いたのは夜だったので、明日の朝に修正箇所を確認しよう♪ ご機嫌さんで眠りについて、早朝に飛び起きた! ちょっと待て! 原稿を修正!? 作者のわたし以外に誰が修正なんてするんだ!? あわてて原稿を確認すると信じられないことが! 原稿がまるっと1ページ書き替えられている! しかも冒頭! 冒頭は大事! それより何よりわたし以外の人が原稿を書いちゃダメでしょ!?
ダッシュで担当さまへメールする。
ソウ:大幅な修正になります。校正作業はストップしてください。
校正さまに見ていただくということは、以後の原稿は文章を変更できないことを意味します。一度見てもらったら、後は誤字脱字を直すくらいしかできない。わたしが書いてない文章を校正さまに見てもらっても意味がないんだ!! 校正作業を止めてくれええええええ!!
ソッコーで担当さまから電話がありました。そりゃそうだ。校正作業を止めるなんて、どえらい事態です。校正→印刷の日程が決まっているのですから、校正だけでなく印刷だって止まってしまう。余談ですが印刷の日程をズラすと、罰金みたいな費用が発生するらしいです。校正をストップなんて、駆け出し作家のわたしが言うたらアカン! でもストップしないとわたしの書いてない原稿が本になってしまう!!
聞かされたのは衝撃の事実でした!
すでに校正に出した後だった…………(白目)。ありえへん……。
でも担当さまがおっしゃるには校正から返ってきた原稿の内容を変えるのはアリだそうで、勝手に書き替えられた部分は後で変更可能とのこと。時間がなかったので担当さまが勝手に書き替えたが、後で修正できるらしい。でも言わせて? そんな二度手間ムダでしょう? きっちり完成した原稿を校正さまに見ていただけば一度で済む。校正後に修正した原稿をまた校正さまに見ていただくの??
意味ナイじゃん!!
なんて言っても始まらないので、ぐっと言葉を飲み込みました。とにかく後で修正できる! それならいいや!
他にもページを6ページ削ることになったり、文字の演出を変えることになりました。一度書いたお話を削る作業はツライです。一語書くため頭をかきむしって苦労したのに、それを削るのはツライ(涙)。しかも6ページ。ツライけどやるよ(涙)。
一応、平和に電話を終えたのですけれど、胃がイタイ(涙)。どうしてこんなに胃がイタイんだろう? 2日考えてやっと理由が判明しました。その理由とは…………、
校正さまから返ってきた原稿は、パソコンじゃなくて手書きで修正するのですよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
誰がまるっと1ページ書き替えるんだ!?(←わたしです)
誰が6ページ削るんだ!?(←わたしです)
他の箇所の修正は誰が!?(←わたしです)
仕方ないから手書きで書くよ! でも文字数やページ数の確認はどうするんだ!? パソコンなら勝手にパソコンがやってくれるけど、手書きじゃできねぇ!! 自分で一文字ずつ数えながら6ページ削るのか!?(←そうです)ウソやろおおおおおおおおおっっっっ!?
わたしの文章は切れ目がありません。テンポを良くするため次から次へと話が進む。なので一行削ると話がつながらず「???」となるのです!! ゆえにあっちで2文字、こっちで3文字と少しずつ削る必要がある。それを手作業でやれと!? やるのはいいが、目視で文字数のカウントをするのは不可能やろう!?
オレ、落ち着け。現実を直視するんだ! 現実的な方法を考えろ!! 戻ってくるゲラは紙に印刷されている。その紙に手書きで修正する。それは決定事項なので、それをどうするか考えるんだ!!
えっと……まずパソコンで全体を修正して、それをゲラに書き込んでゆく…………?? 今は全体で52000字くらい。削るのは6700字くらい。あっちで2文字、こっちで3文字チビチビ削って、変更した箇所を手書きで書きこんでゆくの?? やんんなきゃダメならやるけどさ、その紙原稿を見ながら誰が版を組むの??(←この仕事はわたしじゃない) その方、気が狂うんじゃないの??
そもそもゲラはどうして紙なの?? ワードじゃダメなの?? (←理由をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示ください)
というコトが勃発しまして、胃が痛いソウ マチです☆ 胃に穴があきそう!! わたしの仕事が遅かったのならあきらめるけど、わたし常に前倒しでやってますから!! それにここはあきらめるトコロじゃない!! わたし以外の人が書いた文章なんて、ゼッタイ本にさせへん!!!!
胃が痛いだけじゃなく、頭がハゲそう(涙)。
サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪