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新人女性声優選択会議2021総評

10月16日に行われたなたねさんが主催された新人女性声優選択会議2021に参加しました。
ここ4年連続で参加しているのですが、今年は私の理想通りの指名ができたと思っております。

では早速指名声優についてといいたいのですが、その前に今回の総評を読む上での注意事項みたいなのがありますので予めご了承ください。

私が毎年指名プランを作る際に、通常のリストとは別のリストを実は用意しています。
このリストを私は最上位リストと勝手に命名しており、そのリストを元に基本の指名プランを作っているという背景があります。
最上位リスト入りする声優さん=私が指名する声優さんといってもいいのですが、過去3年ではそのプラン通りの指名は行われなかったケースが続きました。
ですが、今年この最上位リストと全く同じ形の指名が初めて行われた年となりました。

やったぜ!!

ということで今回は指名順位順で各声優さんを語るのではなく、最上位リスト入り順という形で書いていこうかと思います。
指名順位自体はあくまで他参加者の動向やその声優さんのキャリアなどを通して考えていくものだと思っているので、今ドラフトを語る上ではあまりそこを意識して書きたくないというのが理由です。また今回は時系列で書きたかったというのも大きいです。

読んでいく中で順番がわかりづらいと思われますがご了承ください。

ちなみに最上位リスト入り順はこのようになっています。

⑤春花→③森山→T①水野亜→④水野朔→①羊宮→T②稲垣→②白砂

※○は指名順位、Tは育成



実は参加するつもりじゃなかった2021

今年の2月の初めまでは、新人女性声優選択会議2021には参加しない予定でした。

理由としてはそのころはこのドラフトの目玉であった、「ラブライブ!スーパースター!!」Liella!の声優、ミュージックレインの3期生の声優に対して私があまり興味を持てなかった点、元々3年で辞める予定だった点、去年までの指名である程度満足している点、今回初参加されたカイリューさん、もーすさんのような初参加者の方を増やしたかった点などが上げられます。

イソロイシンさんの復帰、カイリューさんがすでに参加を希望しているのも見え、私が参加する理由が思い当たらなかったです。

しかし、私の中で2月にとある出会いをきっかけにそこから一気に参加希望欲が上がります。スマホゲーム「ブルーアーカイブ」を始め、あの声優さんの名前を知り始めたからです。

5位指名 春花らん アーツビジョン

感想を書く上で彼女を1番最初に書きたかったから今回は最上位リスト入り順に書きました。

今回のドラフトにおいて参加を決めた大きな理由でもあり、彼女を通して再び新人女性声優への熱が上がりました。

ブルーアーカイブのユウカやマギアレコードの里見那由他が有名なところかなと思います。
声ラブ7月クールのパーソナリティでもありましたね。

魅力は癖になるというかなんというか声質がとにかく大好きです。正直一聞き惚れみたいなのがありました。
ユウカちゃんのセリフずっと聴いてた記憶があります。確定申告させてえ~

アーツビジョンのYouTubeの方で何本か動画も上げており、なんというか一生懸命で微笑ましいって印象を受けました。
まだ年齢が若いので今後の成長が非常に楽しみな声優さんです。

こうして今年のドラフト会議で指名したい方が見つかり、そこからリストアップ作業をスタートさせました。
その中で最上位リスト入りしたのが3位指名の森山由梨佳さんと育成1位の水野亜美さんです。
2人とも実は過去に参加した別界隈のドラフトで指名したことがある方です。森山由梨佳さんは20代ドラフト、水野亜美さんは81ドラフトであったと思われます。

3位指名 森山由梨佳 アイムエンタープライズ

プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜の柳田薫子役の方。
おそらくproject758声優最後の指名対象声優になると思われます。
竜の波動を感じるw

落ち着いた雰囲気がある方で声質もおっとりって感じで柳田薫子役はぴったりじゃないかなと思います。
歌唱力に関してもプラオレのYouTubeで公開されている歌ってみた動画でいい歌声だと思いましたね。

最終的にはかわさきろしゅこさんとの戦略戦になったと勝手に思っているので無事交渉権獲得することができてよかったです。

育成1位指名 水野亜美 81プロデュース

アイドールズ!のあみが初アニメ主要役。
「水でもかぶって反省しなさい!」
今年が現状のレギュでは指名可能対象は最後の年になる方なので指名するなら今年しかなかったって感じですね。

81プロデュースのYouTubeチャンネルで公開されているASMR動画が特に好きです。純粋な癒しを純粋に感じることができます。

81プロデュースは正直この年齢層の人材が集まりすぎているって印象もありますが、名前のインパクトもありますし、何か抜けてほしいなって思いから指名させて頂きました。

ここで1回目の最上位リストが出来上がった形になります。
ですが、その後すぐに大きな動きがありました。

TVアニメ『SELECTION PROJECT』のキャスト発表です!

その作品中で今回指名された4人の声優さんの中で発表前から名前を知っていた方が実はすでに2人いらっしゃいました。

1人目が4位指名の水野朔さん、そして2人目が1位指名の羊宮妃那さんとなります。

4位指名 水野朔 ソニーミュージックアーティスツ

SELECTION PROJECTの花野井玲那役。
以前からSMA所属の声優さんを何名知っていたのですが、特に注目していた方が水野朔さんだったかなと思います。

声質もビジュアルも歌唱も王道クール系(個人的感想)ってイメージで非常にいい印象を持ってます。主要役が決まったことで一気に今年の指名対象者に上がってきた感じです。

2018の2位指名岩倉あずささん(SMA→WITH LINE)と岩倉さんの事務所移籍後も仲良くしているなって感じでみていまして、よく知っていた方を指名できるっていう謎の喜びを感じた指名にもなりました。

セレプロのB.Bって曲めっちゃいいので是非聴いてください!

※2021年時点で書いた記事であるため当時の所属事情になっております
岩倉さん現在SMAに所属されています。

1位指名 羊宮妃那 青二プロダクション

このタイミングで1位の方を書かせていただきます。

こちらはSELECTION PROJECTの八木野土香役の方。

正直意外な1位と思った方も多いと思われますが、実は3月ごろにはすでに羊宮妃那さんの1位指名をほぼ確定させていました。

証拠も一応あげておきますかね。私の持っている別アカウントにはなりますが実はこんなツイートをしていました。

はい、3月14日ですね。もうすでに確定していたって言っていいですよね()ここからまさか競合1位になるとは思っていなかったけどね(小声)

今年のタナトス脳内スカウト陣のNo.1評価を守り抜いていたのが羊宮妃那さんです。

半年以上守り抜いたのは実は初めてのケースでもあります。(よくよく自分で調べてみたら羊宮さんずっと1位にしていたわー)
なぜここまで羊宮さんが1位確定を守りぬいたのかそこには大きな理由が2つほどあると思います。

1つ目は素質の圧倒的な高さ。
声質が良すぎるのに加えて、サクガンのオーディション(30:00ごろから演技始めているので見てほしい)のころから見える演技幅の広さ、そして間の置き方はほぼ完璧と見えるほど完成されていました。
正直これは格が違う方だなと思いました。あくまで個人の感覚ですが。
場が羊宮さんの一挙手一投足に注目しているって印象を受けたぐらいです。はっきりいって羊宮さん1位は+セレプロの主要役決定によって、この時点で確定していました。

2つ目は10月クールから放送された声ラブを通して知った親近感。これだけ高い評価をした方なのに私が何気なくツイートした声ラブへのツイートにいいねを送ってくれたんですよ。なんなんこの子。どこまで自分の気持ちをもてあそべば気がすむの。
声優になったきっかけを話されていた際にファンの応援もきっかけの1つと言ってくれたことも凄く嬉しかったですね。
青二さんいい人なので本当お願いしますよ。
そうして羊宮さん1位は絶対事項になりました。

最終的に、なたねさんとの競合1位になったまさかの事態に動揺を隠せなかったのを覚えてます。ですが、競合という形は他参加者の方にも大きく評価されたということにも繋がりますから非常に嬉しいことでもありました。

知名度、人気、澁谷かのんちゃんが好きという点を考えて、伊達さゆりさん(Apollo Bay)の1位指名も少し思惑にはあったのですが、あくまで最初は今年のNo.1評価の方を選ぶという1位指名の方針は変えなくて本当よかったです。

こうして3月の段階ですでに5名の指名者が最上位リスト入りした形です。
ここからは飛んで7月以降の話になります。

育成2位指名  稲垣好 アイムエンタープライズ

東方ダンマクガグラの杖刀偶磨弓役やけものフレンズのインドゾウ役などを演じている方。

実はアイムエンタープライズさんの声優は毎年所属が発表されたその日にサンプルボイスを1度全員聴いてみるということをやっています。
そのときに声質、演技幅の広さを聴いて稲垣さんの声が素敵だなと思いました。

そこから7月クール声ラブのパーソナリティー就任が発表され、こちらでは弟さんLOVEなトークが印象に残ってます。

アイムエンタープライズ所属ということでこれから色々な仕事が与えられるのではと思っています。
もう少しアニメの出演が多くなってからの指名も考えましたが、来年参加できるかもわからないので今年で指名しました。

そして10月。
例の騒動が起きた時期です。ここでは詳しい事情は割愛します。

当初指名を予定していた声優さんにも関わる事態に発展したため、全指名プランの見直しというのを余儀なくされました。

そうした指名プランの見直しの際に、私の頭の中で名前が上がってきた方が1人いらっしゃいました。

2位指名 白砂沙帆 マウスプロモーション


探偵はもう、死んでいる。のシャーロット・有坂・アンダーソン役やウマ娘のリトルココン役などで知名度を上げている方です。
ブルーアーカイブではツバキ役を演じている方でもあります。

最後10月に最上位リスト入りさせた方です。例年では9月後半の開催が多かったので、今年10月開催でなければ彼女の指名はなかった可能性が高いですね。

10月初めは、指名候補声優さんのサンプルボイスやネットに上がっている動画、出演作品などをもう一度見直しました。
開催は迫ってます。時間はありません。

ここでサンプルボイスを聴いた際、印象に強く残ったのが白砂さんです。声質、役の演じ方が魅力的で彼女のことをもっと知りたいと思い、そこから色々と調べ始めました。インスタなどの写真を見て、童顔でかわいらしい方だと思ったのも指名の理由です。

残り2週間は白砂さんについて調べていた時間が多かったです。
もし指名せず逃していた場合、確実に後悔している様子が想像できてしまうため、今年は10月開催でよかったなと個人的には思っています。

マウスプロモーション所属声優は過去に2018の陶山恵実里さん、2020の菅野真衣さんと指名を検討しながらも指名を行えなかったケースがあり、こうした事情で実は初めて指名したマウス声優にもなりました。

総評

以上7名の声優さんの指名理由を書かせて頂きました。

2021は私にとって非常に満足度の高いドラフト会議になりました。
過去参加した3大会以上に自分の感性を信じて突き通したそんなドラフトになったかなと思っています。

最後になりますが、主催のなたねさんをはじめとして他参加者のみなさま並びに観戦者のみなさま、今年もこの奇祭を開いていただきありがとうございました。

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