見出し画像

【声調を気にしていなかった人が始めに行った】タイ語の声調(記号)と発音を結びつける勉強方法


皆さんサワディーカップ

ようやく教材の内容がほぼ完成しました(何回も言っている)ので、

タイに来て数年、

ようやく自分のタイ語発音(声調)習得に取り掛かることができました

thaimojiyomeruuuです。


昨晩実際に取り掛かってみて、

なんとなくですが

「おっ!?」

という体験ができたので

「(※)どうやってゼロからタイ語の声調発音を身に付けていくのか」

という【私の】やり方について書いていくので

もし参考になると感じられましたら是非試してみてください。


(※)現在進行形です。のでまだ試してない方法もあるのですが、こうやって試していこうかな~という内容についても(忘備録として)書いていきます。


※発音(声調)に取り掛かるそもそもの前提として、

私は

【子音の字類を覚えて(思い出せる状態に)おり、声調判断ができる】

ということは示しておきたいと思います。


↓↓【3時間でも可!? 字類まで覚えられるタイ文字子音の覚え方教材】↓↓

それでは実際に行っていったこと、気が付いたことなどを書いていきます。


「タイ語の声調発音に気を留めていなかった私」が行った、声調を発音するために行った最初のこと


【用意するもの】

・紙

・ペン

・Youtube動画にアクセスする環境(ソフト、ハード)

・(よく使うので)事前の耳掃除(冗談です)

簡単に言えば

「Youtubeで出回っている動画を見て、音を聞いて、思いついたこと・気づいたことを書き留める」

というのが私が行っていったことです。


実際に見たYouTube動画(2021年7月14日時点)

(検索ワード 「タイ語 声調」)

(順番通り・敬称略)

①まことのタイ語ch

【タイ文字習得 第8回】タイ語の5つの声調の音と発音記号の紐づけ方 【今回タイ文字は出てきません】


②バンコク在住のダイさん / タイスタディ

タイ語発音講座1:声調5種類の説明


③LABタイ語学校

タイ語の声調



④Beam Sensei

タイ語の声調!วรรณยุกต์ภาษาไทย by BeamSensei


⑤yukako in thai

【タイ語講座③】5つの声調と声調記号/発音の仕方とポイント




⑥ภาษาไทยของพายุパーユのタイ語

外大生のタイ語講座#2 「声調を覚えるコツ」


動画を見て何をしていったのか


結論から言いますと、

各動画の5声調の音を聞いてその音から連想される

フレーズ・日本語・英語、等々

をひたすら書き留めていく。

ということを行いました。

(※具体的にどんなことを書いていたのかは後々紹介します。)


結果的ではありますが、パーユさんの動画にも同じような方法で声調のコツを紹介されておりました。最後に見て気づきました。

(Notヤラセです、ホントにたまたま最後に見ました。)

最初に聞いてしまうと先入観が入ってしまうので、そういった意味でもパーユさんの動画は最後に見ることをお勧めしたいと思います。


この勉強方法をして・気づいたこと・良かったこと

1つの動画でひたすら繰り返して行う方もいるかもしれませんが、(少し時間はかかりましたが)複数の動画を聞いてみてよかったように思います。


【気づいたこと】

①皆それぞれ同じ5つの声調を発音しているのに(自分にとっての)聞こえ方が違うこと

音を聞く

頭に浮かんだ同じイントネーションの日本語やフレーズ(時には英語)を書き留める

ということを繰り返しましたが、それぞれの聞こえ方から自分の頭の中に生まれるフレーズが全然違ったものになりました。

予想される理由としては、

発話者が男性なのか女性なのかの違い、それぞれの声質の違い、声調の音が長いのか短いのか違い、といった点等が影響していると思いました。

(同じ声調でも)発音される長さが変わる頭に浮かぶフレーズが異なること

動画で発話される声調に対して逐一何か浮かぶフレーズはないか、と考えていたところ、同じ声調でも短く

単語→文

【良かったこと】

①同じ声調でもいろんな聞こえ方がある、ということに気が付けたこと

いろんな発音のパターンに対しての音の思い出し方(=頭に浮かんだフレーズ)を思いついたので、より自分にしっくりくる音の思い出し方を見つけられた

色々なタイ人の方の発音を聞いて、どの人も同じように聞こえる、ということはないかと思います。そういった点でも、複数の思い出し方をここで身に付けられた(気が付けた)のはいいと思います。


【まだ足りないと思ったこと】

①声調を説明するときは比較的音を長くして発音するため、実際の文章になり、声調の音が短くなった際にきちんと聞き分けられるかが不明な点。

もっと多くの単語を注意深く聞いてみて、どういうフレーズに聞こえるのか、またそれが文章になった時どういう風に聞こえるのか、

という点について今後はトレーニングしてく必要があると思った。


【今後必要と思われるトレーニング】

①単語の声調を確認→まず自分の思い出し方で発音する→(イントネーションを頭に残しながら)実際の単語を発音していく

というサイクルで(慣れるまで)発音の練習をしていく


②文章(短⇔長)についても同様のサイクルで行っていく

※都度新しい思い出し方が頭に浮かんだら書き留めてストックしていく

(その他)声調だけをランダムに並べてみて発音練習をしたらどうなるか?

例: ー /  / Λ ー \ V 等の記号だけのランダム文を発音


以上が実際に行ってみた私の声調習得勉強法となります。

それ以外にも短縮形の声調(タイ人のネイティブが早口でしゃべる時の声調)の聞こえ方とか、声調を音程で表したらどうなるのか

っていうのも今後機会があればやれたらいいなとは思っています。



下記は、実際に私が書き起こしたメモを動画別に文字起こししていったものです。どういうメモを取ったのか、参考にしてみてください。

ただ、皆さんが頭に浮かんだフレーズが皆さんにとって一番しっくりくると思うので、まずは1つの動画でも見てやってみることをおすすめします!


実例:私が実際に思いついた音の思い出し方(日本語・フレーズ・英語など)

(チャンネル名敬称略)


①まことのタイ語ch


【第一声調(ー)】

(興味がそこまでない)「ふーん」

(「あーそう」的な)「ふーん」


【第二声調( \ )】

英語の(考え込むときの?)「hmmmm(フーム)」


【第三声調( Λ )】

(英語・呼びかける時の)「Oi (オイ)」

(ちょっと興味のある時の、「やるじゃん?」的なニュアンスの)「hmmm(フーム)」

ちょっと(落ち着き目の)「wow」に近い


【第四声調( / )】

(しょうがねぇ、やってやるか、的な)「Alright」

(やれやれ、的な)「Alright」

「あっそ(↗)」

※短くなると頭に浮かぶフレーズが変わることに気付く


短い音だと(ちょっとすました感じながらも怒るような)

「フンッ(顔をプイッ)」って感じ


【第五声調( V )】

(途中で何かを見つけて「なんだと?!」的な)

「Ahh(ここら辺から上がっていく)hh!?」

「hmm(ここら辺から上がっていく)mm!?」


(ちょっと強面なおじさんが言う低いとこからくる)「ぁ゛あ゛⁉」


②バンコク在住のダイさん / タイスタディ


【第一声調(ー)】

(アルバイトのJKが店長に頼まれて返事をする時の)「はーい」


【第二声調( \ )】

(ちょっとめんどうくさめな頼まれごとをされてるけど、世間体を保ちながら言う、相手によっては怒られる可能性もある返事の)「はーい」


(「これからどうしよう」って時の)溜息「はぁ」(基本低め)


【第三声調( Λ )】

マリオの困った時に聞く「hmmm」


(突拍子もない無理難題なことを客先から言われてちょっととりあえず返事をする時の)

(ちょっと高めの「ハ」から始まる)

「ハぁ...(そのまま口から空気が出る感じ)」


もうちょっと嫌だなと思っているけど、元気はまだあって、疲れた時の少しポップな溜息「あぁ」


・イメージ

口の中(口蓋)の上の方を(沿って山なりに)通って唇から音が出るイメージ


【第四声調( / )】

登山して疲れてもうすぐ山頂だと思っていた時に「まだ5合目」と聞いて思わず出た時の「えぇ…?」


(ちょっと音程が全体的に高めの)JKの言う「ハァ?」

(「アンタバカぁ?」が続くような感じ、エヴァの惣流・アスカ・ラングレーっぽい)


(本当にやるの?が後ろに続くときの)「エェ!?」


(何かを見つけて、いい意味で驚いた時の)ちょっと裏返りそうになる「オォ!?」


【第五声調( V )】

(ちょっと怪訝な顔をしながら何を言っているのかよくわかりませんっていう意図を発するときの)「ぁ゛あ゛?」


(ドスが効いた感じで低いとこから始まる)「ぁ゛あ゛?」


・気づき

ちょっと最後のどの奥を閉めてクィっと上げる感じ?


③LABタイ語学校


【第一声調(ー)】

第二声調と続けてなぜか「インウェイ」という言葉が頭に浮かんだ(ボツネタ)


【第二声調( \ )】

(これからどうしようって時につくため息の)「あぁ」「はぁ~」


【第三声調( Λ )】

(ちょっと上品なイメージの奥様が驚くときの)「まぁ」

芸人たむらけんじのギャグ「ちゃぁ」


【第四声調( / )】

(思い通りにならない状況に対し変化を求めて子供がお母さんに呼びかける時の)「ねーえー(↑)」

(ちょっと駄々をこねる感じ)



【第五声調( V )】

(なんだこれは!?って時の)「んーん(↑)!?」

疑問に思う時のハミング「hmmm(⤴)??」


④Beam Sensei


【第一声調(ー)】

(ふーんそうなんだの)「ふーん」

【第二声調( \ )】

特になし


・気づき

顎ごと下に投げる感じで発音するといいやすかもしれない

(第五声調とは、最後に音が上がる(喉奥が閉められる)かどうかの違いだけのようにも聞こえた)


【第三声調( Λ )】

(急に街中で知り合いにあった時の「まぁ奥さん」)の「まぁ」


【第四声調( / )】

「ムムッ!?」って感じ


【第五声調( V )】

(自分がやった仕事にミスがないと思っていたけどまさかのミスがあったと知らされた時に当の本人が反応する)「ええ?」(落ち着き気味だけど最後の「え」がちょっと上がる)

※(ハイテンションの「ッエーーーー!?」ではない)

上りが弱い印象。とりあえず最後に上がっておくかっていう感じの発音。


⑤yukako in thai


【第一声調(ー)】

(学校の先生が集会始めに生徒がざわざわしている時に、「話始めますよ」という意味で、何かを言う前にちょっと通るような声で言う)「えー」

(ちょっと声のテンションが高め)


【第二声調( \ )】

(男の人が間を繋ぐ時にいうちょっと低めの)「えー」


【第三声調( Λ )】

(ちょっと遠くのデスクにいる部下を、上司がデスクに言いながら部下を呼ぶときの)「おーい」

or(女性上司だったら)「ねーえ」



【第四声調( / )】

(芸人のクールポコが言う)「なーにぃ(↑)?」(やっちまったなぁ)

をもっと短くしたときの感じ



【第五声調( V )】

(ちょっとポップに残念がって言う)「あーあっ(ちょっと上がる)」


⑥ภาษาไทยของพายุパーユのタイ語


【第一声調(ー)】

(「えー皆さーん」の時の)「えー」(テンション高い)


【第二声調( \ )】

(小説にて登場人物が言わされそうなセリフの最初にいう感嘆詞の)

「あぁ...」


【第三声調( Λ )】

特になし


【第四声調( / )】

「hmm (途中で何かを見つけた)mm !?」


【第五声調( V )】

(小さい子供が言いそうで、その後に「ちがうヨ」が隠れてそうな)

「ウウン(⤴)」(ちがうヨ)



以上で終わりです。

いかがだったでしょうか、わけがわからないたとえもたくさんあったと思います。

(自分で文字起こししながら「なんじゃこりゃ」と思うものも多々ありました笑)


ただ、色々な例えがあるからこそ


例え同士の中から「自分にしっくりくるものを選ぶ」だとか、

わからない時に、「どの例えだったらしっくりくるか」と、

「複数の基準」として働いてくれたりすること

があると思います(まだそこまで学習してないので予想ですが)


自分が選んだ【思い出すための】フレーズ


【第一声調(ー)】

(先生が何かを言う前の)「えー」

(あーそうなんだふーんの)「ふーん」


【第二声調( \ )】

(これからどうなってしまうのか、という時の溜息)「はぁ」

(やる気のない)「はーい」


【第三声調( Λ )】

(マリオの)「hmmm」

(部下を呼ぶときの)「おーい」「ねーえ」

(急に知り合いにあった奥さんが発する)「まぁ」

(客先に突拍子もないことを言われた時の)「ハぁ...」


【第四声調( / )】

(あんたバカぁ?が続く)「ハァ!?」

(クールポコの)「なーにぃ?」


【第五声調( V )】

(ドスの聞いた)「ぁ゛あ゛?」

(小さい子供がいう)「ウウン(⤴)」(ちがうヨ)

(ちょっとポップに残念がる)「あーあっ」



これらの思い出し方を使って、実際のタイ語を発音する前に言ってみて、

そのイントネーションを忘れないまま発音してみる、

という方法でまずは体得を目指そうと思います。


それではまた サワディーカップ


【少し続けてみての感想】

・第一から第五声調は通しで(あまりどのフレーズで覚えているかは考えずに)とりあえず脳内発音を繰り返している

・第三声調(Λ)の発音が、イメージ的には第二声調(  \  )の形なので少し困る

・とりあえず話す時は文字の違い、声調の違い等について話すといいらしい(詳しくは「タイ語発音教室」という参考書)

・声調を確認する→何だっけ?って頭の中で思い出す(何回か繰り返す)→繰り返した単語の中ですぐに音(声調)が出てくる単語が表れる→声調判断をしないでもすぐに音にたどりつくことができる

(少し声調判断の内容と被り気味)

・とりあえず何かのタイ語の単語を見たら声調判断→発音を脳内で行っている



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?