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タイ語:チャンルーイ(จังเลย)を使っていいのは女子だけ?

サワディーカ!
今日は、生徒さんからの発言により長年知らなかったことに気づいたのでお話します。どうでもいい豆知識ですが、おつきあいいただければ幸いです^^

事の始まりは、先日の授業での生徒さんの発言でした(この生徒さんのいるクラスはネイティブの先生と私との二人が日替わりで交代して担当している)。

「タイ語ネイティブの先生が「とても」を意味する「チャンルーイ(จังเลย)」は男性が使ったらオネエと間違えられるからダメだって言ってましたよ?」

この発言を聞いて、一瞬「あれ?」と思ったのですがネイティブの先生がそうおっしゃっていたのならそうなのかなと安直に考えて、「そうなんですね。知らなかった、ごめんなさい^^;」と言って授業を終わらせました。しかし、その日の別のクラスで教科書を開いたら(クラスによって使う教科書が違う)男性が「今日はとても暑いですね」と言う場面で「ワンニー ローンチャンルーイ」と言っているではないか!!

↑ウエダさん(日本人男性)がチャンルーイって言ってる!!

ますます分からん!これはもうタイ人の友人やタイで働いている日本人の友達に聞くしかないと思い、数名と連絡を取った結果、諸先輩方からの意見(変だと言う人もいれば全然変じゃないという人もいた)を総合的にまとめると、

男性がチャンルーイ(จังเลย)という言葉を使うこと自体はおかしくない、オネエ用語でもない。だけど、「とても→とっても」や「すごく→すっごく」みたいにカワイイ感じに聞こえてしまうので駐在予定(管理職確定)の男性が職場で使うと若干の違和感が出るのではなかろうか

という結論に至りました。つまり、日本から赴任してくる上司という立場にふさわしい言葉遣いをする方が良いよ、ということでしょう。
カワイイ感じの言葉と言えば女性がよく語尾に付けてる「ナチャ(นะจ๊ะ)」ですが、私はタイ語を始めてかれこれ27年、なんとなく恥ずかしくていまだかつて一度も語尾の「ナチャ」使えずにいます^^;

言葉というのは時とともに変わりゆくものであり、日本語でも同じようにかつては男性しか使わなかったような言葉を、現代では女性が普通に使うこともありますよね。例えば「美味しい」を「ウマい」と言うのが普通になったり。余談ですがアラフォーのせいか自分はなんとなく抵抗感があっていまだに「ウマい(美味しい)」という言葉も使えずにいます。


タイ語を通じてタイを身近に感じてもらえれば幸いです♪


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