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タイ文字のルールが苦手…発音記号で勉強を続けるのはあり?なし?

Q:発音記号から離れられない・・・


タイ語学習を始めて3年になりますが、未だに発音記号から離れられません。

一通りのタイ文字や簡単な文章は読めるようになりましたが、末子音ルールで声調が変わったり特殊ルールや例外で発音や読み方が変わると、もう駄目です。
何回か発音記号を外して、タイ文字だけで学習をしてみましたが、読み方がめちゃくちゃになってしまい、結局また発音記号併記で勉強を続けています。

いつまでも発音記号に頼ってて良いものでしょうか?


A:自然に慣れてくるので、焦らなくてもいい


ご質問ありがとうございます!

じつは、「勉強を続ければ、だれでも発音記号なしで読めるようになる」ってわけではありません。


習熟度には、個人差があるからです。

習熟が早い人もいれば、
遅い人もいます。


タイ文字のルールが苦手な場合は、当然、習熟にも時間がかかります。

その場合は、発音記号をずっと使用しながら勉強を続ける、というケースも当然あるでしょう。


でも、いつかは必ず読めるようになりますから、
それまでは、ずっと発音記号を使っていても、全然問題ないと僕は思いますよ。


ご質問に、「簡単な文章なら読める」とありましたが、ここが重要なところです。


「簡単な文」というか、「読み慣れた文」ってことですよね。

「簡単だから読める」のではなく、
「読み慣れた文だから読める」。

つまり、

読み慣れているかどうかが重要なのです。


たとえば、ไป(行く)とか กิน(食べる)とかは、つづりも簡単だから、読めますよね。

でも、ญี่ปุ่น(日本)や สกปรก(汚い)とかはどうでしょう。

読み方のルールはそこそこ難しいはずですが、

ญี่ปุ่น(日本)、 สกปรก(汚い)は、読めなくはないと思います。


難しいのに、読める。


それは、読み方のルール以前に、これらの単語は常用なので、読み慣れているからです。

読み慣れた単語なら、多少ルールが難しくても読める(=発音できる)ということです。


でも、見慣れてない単語は、やっぱり読めないので、

見慣れた単語を増やしていけば、タイ文字にも、次第に慣れていって、ルールも分かるようになっていくわけです。


まずは、あなたの身近なところから考えてみましょう。

あなたがふだん生活でよく使う単語で、つづりの難しいものは、何かありますか?


たとえば、「นั่งสมาธิ(瞑想する)」という単語があります。

これも、つづりは簡単ではないですが、

もしも毎日瞑想している人であれば、「นั่งสมาธิ」という単語は身近なので、発音にも慣れて、自然と読めるようになっていくと思います。


要は、その言葉を知っているかどうか。
ルールは、二の次でも良いのです。


ルールが苦手な場合は、いったん、ルールのことは忘れて、単語単語で発音を覚えてみましょう。


ルールを整理するのは、そのあとでも構いません。

ある程度、読める単語が増えてきたときに、ふと、ルールが見えてくることもあるからです。


ルールはいったん置いておいて、まずは、
単語のつづりと発音を、1つ1つ覚えていく、というやり方でやってみましょう。


以上、よろしくお願いします!


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