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タイ文字の[a]の母音記号~「ะ」と「 ั」の使い分けについて

Q:「ะ」と「 ั」はどのように使い分けるのか

ประ [pra] という音節で、後ろにpがつくとปรับ [prap] になるのはなぜでしょう。
また、その際、末子音pの文字に、ป (p)ではなく บ (b)を使うのはなぜでしょうか。

A:末子音のあるなしで区別する

>> ประとปรับについて

この2つは、どちらも短い[a]の記号ですが、

[a]の後ろに子音文字があるかないか
(=音節が[a]で終わるかどうか)

というポイントで使い分けます。

ประは[pra]で1音節、[a]で音節が終わっているので、
こういうときはะ(サラア)を使います。

いっぽう、

ปรับは、[a]の後ろに子音があって、「prap」で1音節になっています。
こういうときは、ั (マハナカーッ)を使います。


タイ文字の母音記号では、このように、

後ろに「子音文字(末子音)があるか、ないか」で、書き方が違うものがたまにあります。

今回の「ア」の記号も、その1つです。


まとめると、[a]の後ろが、

子音文字なし 
⇒ ประ(サラア) 音節がアで終わる 

子音文字あり 
⇒ ปรับ(マハナカーッ) 音節が子音で終わる

という使い分けです。

また、末子音のときは、
k⇒ก
t⇒ด
p⇒บ
これらの文字を使うのが一般的です。

ด,บ は両方、ダ、バ、の濁音ですが、末子音のときは、t、pの音になります。

これは、特に理由とかは考えなくていいと思います。

タイ語の詰まる音は、
ktpの3つしかないからです。

k⇒ก
t⇒ด
p⇒บ

そして、末子音で使う文字は、
基本は「だいたいこの3つ」ということです。
(ただし例外もあります)

3つだけなので、丸暗記しておきましょう。

以上、よろしくお願いします!



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