タイ語Q&A~タイ文字の"中子音"と"無気音"って、同じ意味?
Q:中子音=無気音?
A:無気音と有気音は、カチャタパだけ
ご質問、ありがとうございます!
たしかに、「無気音/有気音」、「中子音/高子音/低子音」とかの分類は、ややこしいですよね!
なので、いったん用語を整理しておきましょう。
まず、「無気音と有気音」という考え方は、カチャタパの文字にだけ、当てはまるものです。
カ行には、kとkhがあり、
タ行には、tとthがある。
これが、無気音と有気音の区別で、
後ろにhがある方が、有気音です。
反対に、カチャタパ以外の音、
たとえば、
น (n), ม (m), ส (s), อ (o) などの音には、
無気音/有気音の区別がありません。
なので、後ろにhが付くことも、ありません。
いっぽう、「中子音/高子音/低子音」という用語は、文字ごとの声調グループを表す言葉です。
詳細は省略しますが、
このうち、中子音のグループには、
カチャタパの無気音と、プラス อ オーアーンが属しています。
考え方としては、
という感じになります。
つまり、อ オーアーンの文字は、
声調グループは「中子音」だけれど、
カチャタパ以外の音なので、無気音ではない、
ということです。
逆に言うと、、
อ オーアーンの文字は、無気音とか有気音とかはないけれども、声調グループは「中子音」に属する
と、言うことができます。
ちなみに、中子音の数は、全部で9個です。
・・・というわけです。
今回は、อ オーアーンの文字が中子音であること、そして、
このことを、覚えておいてください。
以上、よろしくお願いします!
。
1日わずか10分の動画学習で、タイ文字の基礎が確実に身に付く!! https://thaigo.link/membership-join ↑↑↑ オンラインの受講者数国内No.1、『タイ文字講座』のご案内