【SNSの活用】 mixi(ミクシィ)でのつらい経験がTwitterで活かされた、という話
今の若い人は知らないかもしれないが、
かつて「mixi(ミクシィ)」というSNSがあった。
今ではすっかりすたれてしまい、
やっている人もほとんど見かけないが、
全盛期の頃は、ものすごく流行っていて、
かつては日本で天下を取ったこともあるほどの、
超有名なSNSだったのだ。
そして、
僕がミクシィで得た経験は、
現在のTwitter生活にも、
かなり活かされている。
僕は現在、Twitterの活動が、
けっこううまくいっている方だと思うが、
ミクシィでの経験が無ければ、
現在の僕のTwitter活動も、
おそらく成立していなかっただろう。
今回は、この「mixi(ミクシィ)」で僕が学んだことについて、お話をしてみたいと思う。
mixi(ミクシィ)で学んだこと
僕がミクシィで学んだことは色々あるが、
あえて一言で言うと、、
ということ。
「輪の外側に向けて情報発信をする」とは、つまり、、
ということだ。
しかし、
僕は、ミクシィで、
それができなかった。
なぜなら、
ミクシィの最大の特徴は、
「閉鎖された日記空間」
だったからだ。
ミクシィは、「仲間うちで日記を見せ合う」というのが基本コンセプトなので、
どちらかというと、
かなり閉鎖された空間だ。
閉鎖されているので、自分の日記を、知り合い以外の人が見に来ることは、あまりない。
でも、
これでは、外部の人に、
なかなか読んでもらえない。
読むのはあくまでも、
仲間うちだけ。
そして、
僕は当時から、タイ語に関するメディア活動をしていたので、
当然、というか、なりゆきで、
ミクシィにも、タイ語関連の内容を投稿していた。
しかし、、
これが、まっっっっっったく、
うまくいかなかった。
せっかくの僕の力作は、
全然読んでもらえなかったのだ。
今でこそ、僕は、
有料の講座を複数開講しているが、
当時から、僕がミクシィに書いていた記事も、
今思えば、けっこう有料級だったと思う。
それなのに、誰も読んでくれなかった。
理由は、たった1つ。
ミクシィでは、知り合いとだけしか、
繋がっていなかったからだ。
当時の僕の知り合いというのは、
…などの属性の人が多かった。
要は、自分と似た属性の人と繋がっていた、ということ。
これ自体は、有益な繋がりなのだが、
問題点もあった。
それが、今回のテーマだ。
僕がタイ語学習に関する力作の記事を、せっかく投稿しても、、
僕のマイミク(=ミクシィでの繋がりのこと)の中には、
それを求めている人は、いなかったのである。
僕は、そのときに、痛感した。
これを、「外側に届ける」という意味で、
「アウトリーチ」という。
自分の情報を広めたいなら、
一番に考えるべきことは、
アウトリーチなのだ。
しかし、残念ながら、当時のミクシィという媒体は、
「アウトリーチ」には適さなかった。
ミクシィは、
閉鎖的な繋がりが前提だったため、
「マイミク(仲間)の外側に届ける」
という風には、元から設計されていなかったのだ。
結果として、
僕のミクシィへの力作の投稿は、、
誰にも読まれず、
読まれても求められてはおらず、
ほぼほぼ、無駄になった。
タイ経験の長い友人が
僕の記事を読んだところで、
「勉強になりました!」
とはならないからだ。
せいぜい、
「詳しいじゃん、さすが!」
と、軽く流されるのが関の山。
いやいや、有料級の記事なのに…(涙)
今となっては、「なんと勿体ない!」と思うが、
これが、ミクシィの現実だった。
一般人が、ミクシィにどれだけ力作を投稿しても、
読むのは内輪だけ。
輪の外側には、なかなか届かなかったのである。
僕は、この「アウトリーチできない悔しさ」というものを、
ミクシィでの経験から、イヤというほど学んだ。
アウトリーチしない情報は、
埋没し、腐っていってしまう。
「情報は、アウトリーチが正義」
なのである。
それから、数年が経ち、
僕が新たに出会ったSNS、
それが、ツイッターだ。
僕は、ミクシィでのでの苦い経験を活かし、
Twitterアカウントの開設当初から
「どうすれば、アウトリーチできるか」を、
毎日、徹底的に考え続けた。
まさしく、修行の日々だった。
その結果、出来上がったのが、
現在の僕のTwitterのスタイル。
具体的には、
「宛て先を意識する」
というやり方だ。
僕は現在も、Twitterでこのやり方を終始一貫しているが、
十分な成果を上げられていると思う。
現に、受講生の中には、
「Twitterで見ました!」
という人が多い。
これは、とりもなおさず、
僕が「アウトリーチ」を意識して、
投稿し続けているからである。
僕が、こういったアウトリーチの手法ができるようになって、
Twitterを通じて、受講生のみんなに情報を届けることができているのも、
ひとえに、ミクシィでの、
つらくて苦い経験があったからこそ。
逆に言うと、、
もしも僕が、
ミクシィで「リア充」を満喫し、
情報発信ではなく、
楽しいコミュニケーションツールとして、
ミクシィに取り組んでいたなら、、
きっと、僕は今も、
アウトリーチはできていなかったに違いない。
実際のところ、
多くの情報発信者にとって、
アウトリーチが一番のネックの課題なのだ。
たいていの場合、友人知人の輪から、外側へ広がっていかない。
僕は、そんな例を数多く見てきている。
たとえば、
というケースだ。
これはまさに、
かつての僕である。
でも、タイ語やタイ社会の情報を、
本当に求めているのは、
タイ在住のタイ語中級者ではなく、
日本在住の、タイ語初級者なのだ。
僕はミクシィで、
などなど、こうした経験をしてきたからこそ、
改善を重ね続けることができた。
そう考えると、僕は、
ミクシィには感謝しかない。
すべては、ミクシィでのつらい経験のおかげなのだ。
僕はこれからも、
日々、アウトリーチを、
模索し続けていきたいと思う。
アウトリーチのおかげで、
僕は今こうして、
あなたと繋がれているのだから。
。
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