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タイ語Q&A~無気音のkの文字を濁音で「ゴー・ガイ」と読む理由

Q:なぜ kai を「ガィ」と読む?

発音記号がkなのに表題がゴー・ガイと濁るのはどうしてですか?
タイ料理のカタカナ表記もトムカーガイとかガイパットキンで「鶏=ガイ」なので、前から不思議に思っていました。


A:無気音のkは、日本人には濁音の「ガ」に聞こえる

ご質問ありがとうございます!

無気音のkを、なぜ「ゴー」と書くのか、
理由は2つあります。


① 濁音に聞こえる

1つは、無気音のkは、日本人の耳には、濁音に聞こえるから。

これは、シンプルな理由です。

実際、タイ語の「kai(鶏)」は、「ガィ」と聞こえます。


② 無気音と有気音を区別する

もう1つは、有気音のkhと区別するためです。

もしも、無気音のkを「コー」と書いてしまったら、どうなるでしょうか。


次の有気音のkhも「コー」なので、
区別できなくなってしまいます。

無気音も有気音も、どちらも「コー」だったら、紛らわしいですよね。


なので、無気音のkは、「ゴー」と書いてあったほうが分かりやすい、

というわけです。


・・・以上の理由から、日本では昔から、
「無気音のkをゴーと書く習慣になっている」
ということです。

以上、よろしくお願いします!


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