「暑季/雨季/乾季」~季節に関するタイ語フレーズ10選
今回は、季節に関するタイ語を勉強しましょう。
ฤดู (季節)
ฤดู ルドゥーは、「季節」という意味。
ฤ の文字は、「母音記号はつかずに、リまたはルと読む」という、とても特殊な文字です。
ฤดู ←これで、「ルドゥー」と読みます。
ฤ の文字を使う単語は、
そんなに多くはありません。
ฤ を使う代表的な単語としては、、
などがあります。
見ての通り、「ル」と「リ」、2通りの読み方があり、とてもややこしいですが、
だいたい「ル」のほうがよく登場すると思います。
สามฤดู (3つの季節)
「3つの季節」とありますが、
それぞれ、
の3つです。
このうち、11月~2月の乾季(ฤดูหนาว)は雨も少なく、
旅のベストシーズンと言われています。
日本人が多く旅行に行くのは、夏休みやお盆休みのある8月ですが、
8月は雨季まっさかりで、毎日のようにスコールが降るため、じつは、旅には不向きです。
また、有名な水かけ祭り(ソンクラン)があるのは4月ですが、
4月は暑季にあたり、タイの一番暑い時期です。
最も暑い時期に、水を掛け合って楽しむ、というわけです。
乾季?寒季?
余談ですが、、
ฤดู หนาวの訳を、「乾季」ではなく、「寒季」と書く人が一定数います。
タイ在住者の中には、「หนาว(寒い)なのだから、寒季と書くべきだ!」と主張する人も多く、僕も、その理屈は十分わかるのですが、、
でもやっぱり、世間一般で通りが良いのは、「乾季」のほうなんですよね。
ネットで「寒季」を検索しても、「寒季(または乾季)」と書いてあることが多いですし、
そもそも、「寒季」は、変換で一発で出てきません。
変換で「寒気」と出てきてから、「季」をあとから入力する、という、非常に面倒くさいことをしないといけません。
なので、うちの講座では、利便性を重視して、
「乾季」のほうで統一しています。
もしもネット上で「寒季」を見かけたら、「あぁそうか、書き方が2通りあるんだな」と思っておいてください。
หน้า+○○ (~季)
では、本題。
タイの日常会話では、「ฤดู ルドゥー・○○」よりも、
「หน้า ナー・○○」と言うことが多いです。
なので、この3つはそれぞれ、
に、なります。
こちらは話し言葉ですが、よく使います。
「~の季節になる」というときは、
เข้า カォ(入る)という動詞を使います。
↑
季節の変わり目に、ぜひ、使ってみましょう。
ただし、「หน้า ナー・○○」は、
「~季」というときの言い方です
「季節」だけを単体で言うときは、通常通り、
「ฤดู ルドゥー」と言わないといけません。
たとえば、冒頭の
これは、「サーム・ナー」と言ってはいけません。
「หน้า ナー・○○」はあくまでも、
「~季」のときだけの言い方です。
同じように、「どの季節?」と聞くときも、
「ฤดู ルドゥー」を使って、
「ฤดู ไหน ルドゥー・ナィ」
と言います。
まとめると、「〇季」が「หน้า ナー」で、
あとは大体「ฤดู ルドゥー」です。
ฤดู ルドゥーとหน้า ナーは、
どちらも「季節」という意味ですが、
使い方が微妙に違いますので、
区別して覚えておきましょう。
ฤดูไหน (どの季節)
もう1つ、例文を練習しておきましょう。
という受け答えになります。
また、「日本の季節」について聞かれることも多いので、
日本の四季の言い方も、覚えておく必要があります。
日本の四季はそれぞれ、
と言います。
夏と冬は、タイの「暑季 ฤดูร้อน・乾季 ฤดูหนาว」と同じなので、覚えやすいです。
ใบไม้ 葉っぱ
春と秋が若干長いですが、まず、ใบไม้ バィマーィは、「葉っぱ」。
「ใบไม้ 葉っぱ」は、タイ文字講座のときに、
で、Bの文字の名前として登場したことがあるので、覚えているかと思います。
春は、ฤดู ใบไม้ ผลิ
ルドゥー・バィマーィ・プリ
ผลิ プリは、「芽が出る、花が咲く」などを意味する動詞です。
つまり、ฤดู ใบไม้ ผลิ は、
「葉が出る季節(=春)」ということ。
同じく、秋は、ฤดู ใบไม้ ร่วง
ルドゥー・バィマーィ・ロヮン
ร่วง ロヮンは、「抜け落ちる」という意味で、
頭髪などにも使います。
ผม ร่วง ポム・ロヮンで、「抜け毛」。
つまり、ฤดู ใบไม้ ร่วง は、
「葉が散る季節(=秋)」ということです。
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