T1第6節 ポートFC対ブリーラム・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2024-2025】
まえがき
どうも、きーきあっです。
W杯アジア3次予選の関係でタイリーグも1週お休みでした。
って、皆さん観ました?何がって、日本代表の戦いっぷりですよ。
中国、バーレーン相手に2連勝。しかも7-0と5-0とどちらも圧倒的勝利。
こんなにW杯予選って簡単なんだっけ?こんなにサッカーって簡単に点が入るんだっけ?
強すぎて喜ぶよりも、ちょっと引いてしまいました。
そんな日本代表を頼もしく感じながら、タイ代表も3次予選に残っていればなあと思う3次予選でした。
さて、タイリーグに話を戻しますと、今週は第6節。そして早くも大一番がやってまいりました。
我らがタールアことポートFCは開幕5戦を4勝1分けと素晴らしいスタートを切りました。
しかし上には上がいるもんで、この成績でも2位なんです。
そしてその上にいるのは憎きブリーラム。なんと開幕6連勝ですってよ。
で、そんな開幕ダッシュを大成功している2クラブがさっそく対戦するんです。
これは盛り上がること間違いなし。それなのに平日、木曜夜の開催となりました。
他の7試合は全て週末開催なのに何故?こんな大事な試合を何故平日に?
これには理由がありまして、来週からACLが開幕するのですが、ブリーラムはACLエリート、タールアはACL2に参加するため、それに備えるため試合を早めたのでした。
うーん、仕方ないけど残念。
ということで今回は、
T1第6節 ポートFC対ブリーラム・ユナイテッド
の観戦記です。
ここは絶対に負けられない!いや、ホームでしっかりと勝って首位奪還だ!
そもそも昨シーズン、タールアはブリーラム相手に1勝1分けと負けていません。
ブリーラムは昨シーズンのリーグ王者でしたが、リーグ戦で負けたのは1敗。
つまり、ブリーラムに土を付けたのはタールアのみ。
これは実質タールアが優勝みたいなもんです。←違う、絶対違う
というわけで、過去の対戦成績は圧倒的にブリーラムが勝ち越しているという事実については全く触れずに、スタジアムへと向かうのでした。
スタジアムへGO!
さて、仕事を終えバイクを飛ばし聖地PATスタジアムへ。
平日の夕方だというのに、まるで週末かのようにスタジアム前の屋台通りは賑わっていました。
それもそのはず。この日のチケットは早々に売り切れ。
やはりブリーラム戦は平日だろうとチケットは完売するんですね。
いや、これもタールアの調子が良いからこそ。
いざ、観戦!
スタジアムに着いた時にはもう開門していたので、早速スタジアムの中へ。
そしていつものようにメインスタンドに座ります。
さっそくですが、いつものようにきーきあっ式タールアのスタメン紹介です。
一部選手の映像が流れなかったので、以前の試合の映像を使っている選手もいます。
まずはGKから。36番ウォラウット。
ここまで全試合にスタメン出場し、守護神の座を奪い返した感がありますが、プレーについては可もなく不可もなくといったところ。
右サイドバックは4番スパナン。タイ代表。
と思ったら画像が出ず。しかも今シーズン初出場なので画像もなし。
ようやく怪我から復帰し、定位置の右サイドバックの座に戻ってきました。
ダイナミックな攻撃参加がまた観られると思うと、期待しかありません。
左サイドバックは23番ケヴィン。タイ代表。
彼がスタメンで出場するなら、タールアの左サイドは安泰です。
10番のボーディンとともに今夜もブリーラムの右サイドをチンチンに崩してくれることでしょう。
センターバックは6番、アッキー。
5番プトロスは怪我でベンチ外、17番イルファンが前の試合でやらかしてしまったからなのかスタメン落ち。
ここでようやくオーキーに出番が回ってきました。
シーズン前にアビスパ福岡の練習に参加した成果(練習くらいでそんな変われるか)を見せてくれるのか。
それよりもまずやらかさないことだけを気を付けてほしい。
センターバックのもう1人、35番のアイザック・ホニー。元U-23ガーナ代表。
プトロスが負傷欠場してから、レギュラーの座を奪いつつある選手。
守備も安定している上にゴールまで決めてくれ、期待以上の働き。
現在のタールアのセンターバック勢で一番頼りになる存在。
ボランチは33番志村選手。
試合前の練習風景や試合中の周りの選手への声掛けなど、加入2年目にして早くもチームリーダーといった雰囲気を醸し出しており、タールアに欠かせない選手になっている。
それだけにこの日の試合での・・・詳しくは後ほど。
もう1人のボランチは89番ピーラドン。
タールアに足りなかったのはこういういぶし銀の働きをする中盤の選手なんだって、改めて気付かせてくれたのが彼。
広い視野に高い技術でタールアの中盤を時には攻撃の起点に、時にはチームを落ち着かせる役割を果たしている。
今夜は古巣であるブリーラムとの対戦。これは楽しみ!
右サイドハーフは3番アスナウィ。インドネシア代表。
4番スパナンのスタメン復帰により、控えに回るかと思いきやまさかの一列上がってのスタメン起用。正直言うと予想していなかったのでびっくり。
イージーなボールロスや中途半端なポジショニングでイライラさせるかと思いきや、それらをチャラにしちゃうようなスーパープレーをするので見限ることもできない。そんな選手。
でももうちょっと安定したプレーを見せてほしいかなとも思うんだけど。
左サイドハーフは10番ボーディン。タイ代表。
説明するまでもなくタールアのエース。
今シーズンもここまで4ゴールと、しっかりと期待に応えてくれている。
初めてタールアの試合を観る人はとりあえず10番の動きを追っていれば楽しめると思う。
トップ下は18番パトンポン。タイ代表。
強引なドリブル突破でボールロスすることが多々あるけど、戦う気持ちが表に出ているので何か許せちゃう。許せない時もあるけど。
この日はトップ下での起用。ドリブルもいいけど、もう少し周りを見てプレーしてね。
FWは1トップ、29番ウィリエン・モタ。元U-17ブラジル代表。
前節のラーチャブリー戦で待望の今シーズン初ゴールを挙げた。
これで多少は気が楽になったと思うので、今後のケチャドバに期待。
以上、きーきあっ式タールアのスタメン紹介でした。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
こちら本日の対戦相手、ブリーラムの選手。
昨シーズンまでリーグ3連覇中。そして今シーズンもここまで6戦6勝で首位。
過去タイリーグの連続優勝記録はブリーラムが2度達成している3連覇が最高。
今シーズンも優勝し、前人未到の4連覇となるか。
一方、こちらがタールアの選手。
今シーズンはここまで4勝1分けと、開幕5試合で無敗なのはT1に再昇格した2017年以降初めて。
そしてこの日は首位のブリーラムと無敗対決。何とかブリーラムに土をつけ首位に躍り出たいところ。
そんなタールアの選手を後押しするべく駆けつけたタールアのサポーター。
試合前から異様な熱気でした。
メインスタンド、バックスタンド、そしてゴール裏とどこを見ても満席です。
まあチケット完売なので当たり前なんですけども。
さあ、キックオフです!
ホームの大声援に後押しされ、ブリーラムのゴールに襲い掛かるタールアの選手。
惜しいシーンもあったりと上々の立ち上がりの中、タールアにアクシデント発生。
33番志村選手が相手選手と接触後にピッチに倒れ込みます。
本人がベンチに✖マークを出すほどの重傷で、担架で運ばれ交代となりました。
詳しい症状は分かりませんが、どうやら足の怪我のよう。
この試合でも攻守に利いていましたし、更に来週からはACL2も始まるだけに、中盤の要である志村選手の負傷はタールアにとって非常に痛いです。
なお、負傷した志村選手の代わりに44番ウォラチットが入りました。
お互いに惜しいシーンもありながら、前半終わって0-0でハーフタイムを迎えます。
後半もブリーラムのゴールへ襲い掛かり、決定的なシーンが何度もありながら、ゴールポストに嫌われたり相手GKのビッグセーブに阻まれたりとゴールが遠いタールア。
また、ブリーラムも反撃しあわやというシーンもありますが、タールアのディフェンス陣も必死に守ります。
結局この試合は決着がつかずスコアレスドロー。
ブリーラムもタールアも無敗のまま第6節を終えました。
試合の感想なぞ・・・
決定的なチャンスが何度もあったことを考えると、勝ちたかった試合ではありましたが、反対に危ないシーンもありましたし、相手はここまで全勝の王者ブリーラムですから、引き分けという結果は決して悪くないかなと。
それに何より見応えがある内容で、またスタジアムの雰囲気も最高でしたし、本当に素晴らしい試合でした。
この試合のように、たとえスコアレスドローであっても、面白く満足できる試合ってあるんですよね。
まずタールアですが、両サイドをうまく使って厚みのある攻撃ができていましたし、試合前は不安でしかなかった3番アスナウィもサイドハーフとしてこの日は素晴らしかったです。
実際決定的なチャンスでパスを出した選手がシュートを外してしまいましたが、それがなければ2アシストを記録できていたんじゃないかっていう、素晴らしいクロスがありました。
それにディフェンス陣もこの日は頑張りました。
同じく試合前は不安でしかなかった6番オーキーも、大きなミスはなかったですし、合格点をあげられる出来ではなかったかと。
何より今シーズン6試合目にして初めてのクリーンシートですから、評価をしないわけにはいかないです。本当素晴らしい!
一方ブリーラムですが、この試合に限っていうと内容的にはタールアが上回っていましたし、昨年までのような強さやしたたかさ、王者としてのオーラみたいなものはそこまで感じなかったなあと。
とはいえ、それでも無失点で引き分けに持ち込むのですから、強いことには変わりないですけどね。
ただ、今日の引き分けという結果に対して、負けずに済んだとか、負けなくてよかったという感想よりも、勝てた試合だったとか、もう少しで勝てたとか思えるほど、今シーズンのタールアは期待できるなあと。
少なくとも今シーズンはブリーラムとの優勝争いに参加する資格は十分あるということが分かりました。
そんな事を言いつつ、変なところでやらかして負けるのがタールアですが、それでも期待しかありません。
さて、そんなタールアですが、次節はBGパトゥム・ユナイテッドと対戦します。
試合は9月22日(日)、こちらもホームでの試合となります。
チャナティップやティーラシンがいるBGパトゥムが相手、しかも日曜日の開催ということもあって、ブリーラム戦同様チケット完売は間違いないでしょう。
これは盛り上がるはず!
ということで観戦を検討している人は前売りでチケットを手に入れるか、当日早めにスタジアムに行きチケットをゲットしましょう!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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