T1第20節 コンケーン・ユナイテッド対ポートFC観戦記【タイリーグ2023-2024】
まえがき
どうも、きーきあっです。またの名をサッカーバカです。
水曜日にとんでもなく熱い試合を観てしまった僕は、なんか変なテンションになってしまい、その週末に急遽タイの東北地方にあるコンケーンという街まで行くことにしました。
何故コンケーンかはこれから説明するとして、僕を熱い気持ちにさせた試合はこちらです。
で、改めて何故コンケーンかというと、僕が応援するタールアことポートFCの試合があるからなんです。
実はこの試合ではなく、別に試合を観に今月下旬にチェンマイへ行こうかなとも思っていたのです。
チェンマイにも美味しいものがたくさんありますし、その日はチェンマイ・ユナイテッドとチェンマイFCが対戦するチェンマイダービーがあり、そちらも観たいなと思っていたのです。
でもやっぱり愛するクラブを応援しに行きたい、もっと早く試合が観たいということでコンケーンへ行くことを決めました。
本当は両方行きたいのですが、なにせ結婚している身。さすがに1か月に2度もサッカー観戦1人旅に行くと、僕の懐具合や体力だけでなく夫婦関係も破綻する恐れがあります。さすがにそれはできません。
ということで今回は、
T1第20節 コンケーン・ユナイテッド対ポートFC
の観戦記です。
実は1年前のこの時期に同じコンケーンへ同じく深夜バスの弾丸1人旅を敢行しました。
その時は試合後タールアのサポーター連中に半強制的にツアーバスに乗せられ、酒盛りしつつバンコクに戻ってきたという思い出があります。
今回はどんな旅になったのかも含め、お届けします!
スタジアムへGO!
というわけでバンコクからコンケーンに向かうわけですが、コンケーンはタイの東北地方にある街です。
行き方としては、飛行機、バス、鉄道の3種類です。
所要時間は飛行機だと1時間くらい、バスと鉄道は約6~7時間です。
軽めの乗り鉄である僕としては寝台列車も魅力的なのですが、今回は深夜バスで行きました。
もちろん試合当日の朝早く出発し、午後にコンケーンに着くというバスもあるのですが、せっかくなので早めに着いてコンケーングルメを楽しみたいというのもあったので、深夜バスを選択しています。
とはいえ、深夜バスで早めのバスに乗ると朝方3時とか4時に到着してしまい、当然どこも店がやっておらず途方に暮れるという事態が発生するので、最終便のバス、23:55発の翌朝6:05着の便を予約しました。
今回利用したのは【ナコンチャイエアー】というバス会社です。
【ナコンチャイエアー】はチェンマイやチェンライといったタイ北部の街や、今回のコンケーンやブリーラム、ウドンタニなど東北地方の街まで網羅しているバス会社です。
名前にあるように航空会社のようなサービスを目指していて、他のバス会社よりもちょっとお高め。
でも非常に乗り心地が良いので、僕はいつもバス旅はこの会社を利用しています。
Webでバスチケットが購入できるのもありがたいです。Webサイトのリンクも貼っておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
で、気になるコンケーン行きのチケットですが、ゴールドクラスは443バーツ、ファーストクラスは591バーツです。
本当はファーストクラスの方が断然乗り心地が良いのですが、到着時間の関係でゴールドクラスを選択しました。
こちらはナコンチャイエアーのバスターミナル。チャトチャックエリアにあります。
地図も載せておきますね。
いつもはこのバスターミナルまでタクシーで行くのですが、今回初の試みとして自宅からバイクで行きました。
こちらが駐車場です。
こちらが駐車券です。失くさないように気を付けましょう。
ちなみに駐車料金ですが、1日50バーツでした。今回は2日間とカウントされたので、帰りに100バーツを支払いました。
自宅からタクシーで往復した時の運賃を考えると、3日間だったらタクシーの方が安い計算になります。
ただ、帰りの時間帯によってはタクシーに乗るのに長蛇の列ができることがあるので、そのあたりは微妙なところ。
バスターミナルにはセブンイレブンがあるので、ドリンクやお菓子などもここで買えます。
ただ、ナコンチャイエアーは水やドリンク、お菓子やサンドウィッチが無料で配られますので、正直必要ないかと。
こちらが待合室。エアコンも効いています。
出発まで時間がある中で、フットマッサージがあることに気づきました。
値段は30分125バーツと、まあ普通。
今週は月曜日からずっと忙しく疲れていたのと、これから往復弾丸バスツアーを敢行しなければならないのとで、無性にマッサージを受けたくなり利用することにしました。
マッサージの腕としてはおそらく普通だろうなと思うのですが、お疲れの身体には染みました。いやー気持ちよかった。
乗車時間が来たのでいよいよバスに乗り込みます。
車内はこんな感じです。
車内はエアコンがかなり効いてます。ブランケットは用意されていますが、長袖の羽織るものを持ってくることをおすすめします。
途中謎の停車時間があったりと、30分ほど遅れてコンケーンバスターミナル3へ到着します。
帰りもここから乗車なので、位置関係はしっかりとチェックしておきましょう。
遅れて到着といっても、まだ時刻は6時半。
街に出てもまだ閉まっている店が殆どなので、バスターミナルで時間を潰します。
こちらはカフェアマゾンで買ったホットカフェラテ。
この後市内へと移動し、ガイヤーンやソムタムを食べたり、【鬼滅の刃】の映画を観たり、ステーキカレーを食べたり、カフェでカフェラテとケーキを食べたりして過ごしました。
コンケーンで食べたものに関しては、後日別の記事でまとめて紹介するので、そちらもお楽しみに!
色々食べたりして時間を潰しつつ、スタジアムに到着。
こちらがコンケーン・ユナイテッドのホームスタジアム、コンケーンスタジアムです。
恐竜の化石が発掘されたこともあり、コンケーンは恐竜の街としても知られており、市内だけでなくスタジアムにも恐竜のオブジェが飾られています。
こちらのスタジアムはT3(タイの3部リーグ)のコンケーンFCもホームスタジアムとして使用しています。
というよりも、元々はコンケーンFCの方がT1にも在籍していたりと、歴史あるクラブでした。
それがいつの間にか後発のコンケーン・ユナイテッドの方が人気も実力も上になってしまったという、悲しい現実があります。
ちなみにアクセスですが、街の南部に位置してまして、市街から歩いて30分くらい。
僕はこの日食べまくってしまったため、消化させる意味もあり歩きました。
帰りはバスターミナルまで車で15分弱でした。バスターミナルにはメータータクシーが停まっていてそれを利用できるのですが、反対に市内ではタクシーをほぼ見かけず、帰りはGrabを利用しました。本当Grabって便利。
スタジアムの地図も載せておきますね。
こちらがメインスタンド側のチケット売り場。
バックスタンド側にもチケット売り場があります。
こちらがチケットです。メインスタンド中央側で200バーツでした。
元々はタールアの応援で来ているのですから、本来はアウェイスタンドのチケットを購入すべきなのですが、アウェイ側は観づらいのと、屋根がなくまだ暑いのと、なんか疲れてまったり観たいという思いがありメインスタンドに座ることにしたのです。
スタグルは串系がちょこっと。ただ、前回訪れた時はバックスタンド側に屋台がたくさん出ていた記憶があります。
今回はお腹いっぱいだったので、バックスタンド側まで行かず。
いざ、観戦!
開門時間も来たので、さっそくスタジアムの中へと入ります。
こちらメインスタンド側の眺め。メインスタンドは屋根も付いていて扇風機も回っているので割と涼しいです。やっぱりメインにして正解。ただタールアがゴールを決めた時など反射的に声を出さないよう気を付けないと。
ところで再入場用のスタンプを見ると、なんか知らない男性の顔が。
いったい誰?と思ったら、後で調べたところオーナーらしいです。
チケットの裏に捺されたスタンプも彼の顔でした。
コンケーン・ユナイテッドのサポーターは熱狂的と評判。
この日もメインスタンド、バックスタンド側にはかなりのサポーターが詰めかけてました。
さあ、両チームの選手が入場してきました。
こちらバックスタンド側。ウルトラス系のサポーターはこちらに陣取ってます。
赤と黒の色遣いを見ると、コンサっぽいな。
こちらアウェイのタールアの選手。現在暫定ではありますが、同じく暫定首位のブリーラムと勝ち点3差の2位。
なんだかんだ言いながらも2位につけているのは素晴らしいです。
一方ホームのコンケーンの選手。
現在16チーム中12位。ただ最下位とわずか勝ち点4差しかないので、うかうかしているとあっという間に降格圏突入です。
そんなコンケーンですが、中断明けからガンバやジュビロなどでプレー経験のある菅沼駿哉選手が加入しました。
5番の菅沼選手はセンターバックとしてスタメン出場しています。
タールアのサポーター。この日も爆音を鳴らしながらサポーターのツアーバスで大勢駆けつけてます。
さあ、キックオフです!
通常ならゴールシーンなど色々語りたいところなのですが、結果だけいうと0-0とスコアレスに終わりました。
って書くとお互い守備が堅かったのかと思いがちですが、正直どちらの守備陣も終始不安定。ただそれ以上に攻撃陣も肝心なところでシュートミスやパスミスがあったり攻めあぐね、その結果0-0で終わりました。
試合の感想なぞ・・・
勝手にコンケーンまでやってきておいて言うのもなんですが、わざわざコンケーンまでやってきたのに、この内容はないよなーっていうのが率直な感想です。
タールアの選手はつまらないパスミスが目立ちましたし、チャンスらしいチャンスも終了間際に少しあったくらい。ゴールの匂いはほとんどせず、反対にゴールを奪われそうな匂いはプンプンしました。
そう考えるとスコアレスドローに終わったのは悪くない結果かなとも思いますが、相手は12位ですからしっかり勝ち点3が欲しかったなあとも。
心が震えるくらい感動した水曜日の試合とは真逆の内容でしたが、まあこれもサッカーですからね。
何とかポジティブなことを探すと、25番のブラジル人FWハミルトンが久しぶりに怪我から復帰し後半出場したのが収穫ですかね。
今季ブレイクしつつあった14番の若手タイ人FWティーラサックが怪我をしてしまったようなので、攻撃陣の迫力不足が目立つタールアにとっては明るいニュースです。
一方、コンケーンもスタメンのFW9番や途中出場した11番の選手はどちらもスピードがあって、迫力がありましたし、内容的にはタールアよりもゴールの匂いは感じられました。
こういうサッカーをしていれば、降格圏に沈むなんてことはなさそう。
さて、次週タールアはホームでウタイターニーFCと対戦します。
こちらも相手が現在13位と低迷するクラブなので、今度こそしっかりと勝ってほしいと思います。
そんな事を願いつつ、コンケーンからバンコクへと向かいました。
帰りはファーストクラスのバスを手配したので、行き以上に快適なバス旅でした。
こちらがファーストクラスのバスです。
車内はこんな感じ。右側の1列になっている席に座りました。
行きは2時間弱しか眠れませんでしたが、席が快適なのと疲れているのとでほぼずっと寝てました。
ということで、0泊(車内2泊)3日の弾丸バスツアーでしたが、楽しかった半面やっぱりこういう無茶な日程は身体に響く年齢になったんだなと痛感しました。
寄る年波には勝てないということですね。
まあ、勝っていればまた違うのかもしれないですけど。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
読んでいただきありがとうございます。あなたのサポートできーきあっはもっと食べてもっと太っちゃいます。