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T1第3節 コンケーン・ユナイテッド対ポートFC観戦記【タイリーグ2024-2025】


まえがき


どうも、きーきあっです。

今週でタイリーグも第3節を迎えますが、我らがタールアことポートFCは開幕2連勝と絶好調!
いや、まだ絶好調というのは早いですね。

でもアウェイでの開幕戦で先制されながらも終盤に追いつき逆転し、そしてホームでの開幕戦は強豪チェンライ・ユナイテッド相手に5-1の圧勝。
やっぱり絶好調じゃないですか。

そして迎えた第3節。この日の対戦相手はコンケーン・ユナイテッド。
コンケーンはここまで1敗1分けと未だ勝利がありません。
これは開幕3連勝いけるんじゃないか。

そう思ったら、夜行バスのチケットを手配していました。
そうです。1人弾丸アウェイ観戦バスツアーです。

実は2年連続で今回のような1人弾丸アウェイバスツアーを敢行しておりまして。
別に1泊してもいいんですけど、片道6時間とそれほど遠くないのと、どうせ次の日の朝早くバスで帰るなら、そのまま泊まらずに帰ってきてしまえという気持ちが強く、ついこんな日程で行ってしまうんです。

それと今年は日曜日に用事があるため、日曜の早朝にはバンコクに帰ってこなければならないという理由もありました。

ちなみに一昨年は0-1、昨シーズンは0-0のスコアレスドローと、体力を消耗した割には報われない結果に終わっております。
ってか、1点も取ってないじゃん。

でも今シーズンのタールアはひと味違います。
今回こそは勝ってくれることを信じて、コンケーンへと向かうのでした。

という訳で今回は、

T1第3節 コンケーン・ユナイテッド対ポートFC

の観戦記です!

スタジアムへGO!

金曜の深夜、バンコクからコンケーンへと出発します。
まずは【ナコンチャイエアー バスステーション】にバイクで向かいました。
場所はチャトチャックエリアにあります。

こちらがバスステーションです。
僕はタイ国内の深夜バス、長距離バスを利用する際は、このナコンチャイエアーという会社を使う事がほとんどです。
事前にネット購入が出来るのと、乗り心地が良いのが理由です。

チケット売り場は自動と友人窓口がありますが、事前にネットで購入済みです。

こちらのサイトで事前購入できます。

こちらが乗車口兼待合室です。

ナコンチャイエアーは「ゴールドクラス」と「ファーストクラス」と2つのランクのバスがあるのですが、「ファーストクラス」の乗客は専用の乗り場と待合室があります。

ちなみにファーストクラスといっても、ゴールドクラスより少し料金が高いだけで、それでいて座席の広さや快適さは段違いなので、乗るならファーストクラスがおすすめです。

ただしファーストクラスはゴールドクラスに比べ便数が少なく、また路線によってはゴールドクラスしかないエリアもあります。

今回は到着時間を考え、最終便を利用することにしたのでゴールドクラスのバスでした。

時間が来たのでバスに乗車します。
空港のような乗車口ですよね。

こちらが今回利用したバスです。

座席はこんな感じ。

ちなみに帰りの便はファーストクラスを利用したのですが、座席はこんな感じです。
ファーストクラスは1列の席を選べるのでとても快適。
もちろん僕も1人用の席を選びました。

気になる値段ですが、バンコク~コンケーンはゴールドクラスで443バーツ、ファーストクラスで591バーツでした。

また、車内では水やサンドウィッチ、豆乳などのドリンクが2種類にお菓子が無料で配られます。

バンコクからコンケーンまで6時間ちょっとで到着します。
こちらがコンケーンバスターミナルです。

バスターミナル3というところに到着します。

到着したのは朝6時。市内に移動したところでまだ飲食店などはオープンしていないところがほとんどです。

そのため、バスターミナル内にあるこちらのカフェアマゾンで時間を潰すのが僕のルーチンになってます。

今回は、ネットフリックスで話題の「地面師たち」を観ながら時間を潰しました。

お目当てのお店の開店時間が迫ってきたので、市街へと移動することにしました。
バスターミナルにはタクシー乗り場があるので、タクシーを利用しました。

こちらのバスターミナルから乗車する場合、運賃はバンコクと同じくメーター制で、あとは別途20Bの利用料がかかります。

で、実際どんなものを食べたりして時間を潰したかは、この後別途アップする記事をご覧いただくとして、とりあえずバンコクからコンケーンへの移動、そしてコンケーン市街の移動方法はこんな感じです。

で、こちらがコンケーンスタジアム。
スタジアムは市街の南側にあります。

コンケーンは恐竜の化石が発掘されたことがあるので、恐竜の街という顔もあります。
タイでは他にもカラシン県も恐竜の化石が発掘されており、こちらも恐竜の街としてもお馴染みです。

こちらがメインスタンド側。

こちらはメインスタンド側にあるチケット売り場。
現金とQR決済が利用できます。

チケットを無事ゲット。
席はメインスタンド側を選びました。

本来ならアウェイ側のゴール裏に行くべきなのでしょうが、雨季である今の時期は屋根のないゴール裏はリスクが大きいです。

それでもホテルに泊まるのであれば濡れても問題ないですが、この後そのまま深夜バスでバンコクに帰らなくてはならないため、ずぶ濡れになるわけにはいきません。
タールアの応援ができないというデメリットはありますが、心の中で応援することにし、屋根のあるメインスタンド側を選んだのですが、これが大正解。
開門前に大雨が降りました。

スタグルはメインスタンド側に串揚げとかスナック系の屋台とドリンク系の屋台が並びます。

そこまで充実していないです。
しかもこの屋台で買ったドリンクをスタジアムの中に持ち込めないと言われました。

まだ2口しか飲んでないスプライトを泣く泣くゴミ箱に捨てる羽目になりました。

しかも、入場チェックを済ませた後にある屋台で買ったドリンクは持ち込みOKという謎ルール。

あとはユニフォームなどグッズを売る屋台もありました。
コンケーン・ユナイテッドは赤と黒を基調にしたユニフォームです。
エンブレムはコブラです。

ACミランとかコンサドーレ札幌を思い出させますが、個人的にはかっこいいなと思ってます。
実際ACミランのユニを着ているお客さんもいたのですが、違和感がなかったです。

いざ、観戦!

開門時間も来たのでスタンドの中に入ります。
先ほど書いたようにメインスタンド側に座ることにしました。
もちろんタールアのユニは着てません。バッグの底に忍ばせてあります。

開門時間の少し前から雨が降り始め、そのため開門時間も少し早めたようですが、その後更に雨脚が強くなりました。

そのため、キックオフ時間が10分遅れるというアナウンスもありました。
本当ゴール裏じゃなくてよかった。

雨はその後止み、そして両チームの選手が入場してきました。

雨が止んだ後はきれいな空が出てきて、ホッとひと安心。
こちらはアウェイゴール裏。
バンコクからやってきたタールアサポです。この中に混じることができず残念ですが、メインスタンドからこっそり応援してます。

バックスタンドのコンケーンサポ。
コンケーン・ユナイテッドのサポーターは熱いことでもおなじみです。

コンケーンには元々コンケーンFCというクラブがあったのですが、新興クラブであるユナイテッドの方が今や人気も実力も上です。
コンケーンFCは現在T3(タイの3部リーグ)に所属しており、完全に差がついてしまいました。

メインスタンド側の様子。満席でした。

タールアの選手たち。
この日のスタメンですが、

GK 36番ウォラウット。
SBは右に3番アスナウィ、左に23番ケヴィン。
CBは5番プトロスに17番イルファン。
ボランチは33番志村選手に44番ウォラチット。
右サイドハーフに18番パトンポン、左は10番ボーディン。
FWは26番ドゥンブーヤと29番ウィリエン・モタ。

今シーズンは開幕からずっとこの4-4-2のフォーメーションで戦っています。

ホームのコンケーン・ユナイテッドの選手。

ここまで1敗1分けとまだ勝利がありません。
ホームで今シーズン初勝利となるか。

さあ、キックオフです。

先制したのはタールア。前半14分に右サイドから44番ウォラチットのクロスをGKが弾いたところに詰めていた10番ボーディンがヘディングシュート。

一度は相手選手に防がれますが、更に押し込んで見事にゴール。

しかしホームのコンケーンも意地を見せます。
タールアの3番アスナウィがペナルティエリアで痛恨のハンド。
VARの結果それが認められ、コンケーンにPKが与えられます。

それをコンケーンの32番ブレンナーが落ち着いて決め同点。
コンケーンサポーターは大喜び。

前半はそのまま1-1で終了。

後半もお互いにチャンスがありながらも決められず、そして迎えた終盤。
タールアの17番イルファンが相手を倒して1発レッドで退場。

これはちょっと厳しいなあと思いましたが、その前まではどちらかというとコンケーンに不利な判定が多いと思っていたので、主審がここで帳尻を合わせたのかなあ。

そのファウルでコンケーンが得たフリーキックはちょっと嫌な位置でしたが、ゴールには至らず。

タールアは1人少なくなったし、もうアディショナルタイムにも入ったし、何とか引き分けで終えたいと思っていたところ、途中出場の14番ティーラサックがなんと決勝ゴール!

ユニフォームを脱いで投げ捨て喜びを爆発させるティーラサック。
開幕戦のラヨーン戦でも途中出場し、逆転とダメ押しの2ゴールを挙げ、そして今回も大事な場面で決勝ゴールを決めたティーラサックですが、最高のスーパーサブぶりを発揮してくれました。

このゴールが決まったことで帰り始めるコンケーンサポ。

そして試合は2-1でタールアの勝利。
見事に開幕3連勝を飾りました。

試合の感想なぞ・・・

途中でも書きましたが、17番イルファンが退場した時点で、お願いだから引き分けで終わってくれと思っていました。
それが勝ち点3をゲットできたのですから、本当に最高です。

開幕戦の大逆転勝利と、前節のホームでの圧勝、そして今回は1人少なくなった中でアディショナルタイムに決勝ゴールでの勝利。
開幕3連勝という結果だけでなく、勢いがつく勝ち方ができているのも素晴らしいです。

細かいことを言うと、ちょっとアレ?ということもありますが、開幕3連勝という結果を出してくれているのでやめときます。

例えば雨でピッチがぬかるんでいるというのに、3番アスナウィと18番パトンポンが何故ドリブル突破にこだわるのか、そして案の定ボールが止まってしまい、ドリブルできずにボールを奪われたこととかなんですけど。
前線にはドゥンブーヤとか長身のFWがいるんだから、早めにクロスを上げればいいのに。←結局言ってる

しかもアスナウィに関してはハンドでPKまで与えてしまいましたし。
まあ勝ったし、ピッチの状態が改善されてきた後半はそのドリブル突破でチャンスを作れていたので、次の試合にまた期待ということで。

それにしても14番ティーラサックの決定力の高さは本当に凄い。
試合時間が短いのに3試合で3ゴールはチームでももちろんトップスコア。

これだったらスタメンで使いたい気もしますが、でも大事なところで投入したい気もするし、難しいところ。

29番ウィリエン・モタの調子が上がってくれればいいんですけど、まだゴールがないですし。
この日も惜しいシュートはありながらも決められませんでしたし。

逆に言うとモタが決めていなくても3連勝しているのですから、まだ伸びしろはあるとポジティブに解釈します。

一方終了間際のゴールで敗れてしまったコンケーンですが、そこまで悪くはなかったです。
チャンスも作れていましたし、次は大丈夫でしょう。
と思ったら、次節はホームでブリーラムとの試合でした。
お願い、頑張って勝って!

さて、開幕3連勝と最高のスタートを切っているタールアですが、次節はホームでスコータイとの対戦です。

相手としては問題ないのですが、次節は平日開催でしかも火曜日の試合。
中2日での試合ですから選手はきついですね。
しかも5番プトロスが怪我で途中交代、17番イルファンが1発レッドで退場と、センターバック2枚が次節はいない可能性大。

幸いそのプトロスと代わって途中出場した35番アイザック・ホニーが悪くない出来だったので、次節は彼がスタメン出場するでしょう。
あともう1枚は6番オーキーか8番のタナブーンかな。うーん、心配。

または志村選手がセンターバックに入り、44番ウォラチットと89番ピーラドンがボランチという可能性もあります。

そうそう、その89番ピーラドンですが、前節も途中出場しゴールを決めるなど活躍しましたが、この日もめちゃくちゃ良かったです。

彼がボランチで入ることでボールも収まり、また彼を起点としてチャンスをいくつも作っており、さすがタイ代表というプレーでした。

開幕戦はベンチ外、ここ2試合は途中出場なのでまだ故障明けから万全じゃないのかもしれませんが、彼がスタメンで起用できるようになると、より中盤が盤石になるのではないかと。

ということでまだゴールがないモタ、途中出場が続くピーラドンと、チームが万全じゃない中でまだ伸びしろがあるタールアには期待しかありません。

今年はいける!今年こそいける!←まだ早い

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!



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