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T3バンコク地区第5節 バンコクFC対The iCon RSU観戦記【タイリーグ2023-2024】


まえがき

どうも、きーきあっです。
皆さん、先日の日本対カナダ戦観ました?今回も4-1とまたも4点を取っての勝利。

本当に強いなって思うのですが、面白いのが選手もサポーターもそこまで浮かれてないってことです。

選手が浮かれてないのは当然といえば当然ですが、サポーターも「まあ親善試合だし」とか「本番はW杯だから」みたいな感じのコメントが多くて、こういうところでも本当に強くなっているんだなって実感できます。

ただ、負けるよりは勝つ方が全然いいですし、内容も伴っているのでやっぱりテンションが上がってしまいます。

そうなるとやっぱりサッカーが観たいなあと。ただ、日本代表が戦っているわけですから、当然リーグ戦は中断中。
それでもしっかりと探せば試合はあるもんで、そしてそれを探し出すのがサッカーバカたるゆえん。
ということで今回は、

T3バンコク地区第5節 バンコクFC対The iCon RSU

の観戦記です。

ちなみにT3はタイの3部リーグのことです。
3部までチェックするのが最もタイリーグを観る日本人、そう、タイリーグバカを名乗っている(名乗ってません)僕から言わせてもらうと、T3もすごく面白いんですよ。

以前の記事でも書きましたが、タイリーグで一番昇格が難しいリーグがT3なんです。
T3は北部、南部、東部、西部、東北部、バンコク地区の6地区に分かれ合計72クラブあります。
そんな中でT2(タイの2部リーグ)に昇格できるのはわずか3クラブ。
T2からT1へ昇格できるのが18クラブ中3クラブですから、難易度が段違い。

それにタイ全土にクラブがあるってことは、サッカー観戦旅行の幅も広がるというわけで。
先日もそのT3を観にタイ南部の町ソンクラーまで行ってきました。
その時の様子はこちら。

というわけで今回の観戦記もぜひご覧ください!

スタジアムへGO!

ということでバンコクFCのホームスタジアム、「Chalerm Phrakiat Bang Mod Stadium」へと向かいます。
スタジアムはバンコクの南西部にあり、市街から車で30分くらい。
って書くと遠く感じるかもしれませんが、BGパトゥム・ユナイテッドやムアントン・ユナイテッドのスタジアムへ行くより行きやすいです。

BTSやMRTの駅が近くにないのでタクシーやGrabなどの配車アプリを使って行くことになると思いますが、BTSサパーンタクシン駅近くから75番のバスに乗るとスタジアム前まで行く事ができます。
冒険好き!?はチャレンジしてみては?
あと駐車場も完備なので車やバイクで行けますよ。

地図も載せておきますね。

こちらが「Chalerm Phrakiat Bang Mod Stadium」です。
この場所からだとピッチが見えるので最悪無料でも観戦出来たりします。
でもチケットの値段が安いので、そんな事しないでちゃんとチケット買いましょうね。

メインスタンドとバックスタンドの間くらいのところにチケット売り場そしてグッズ売り場があります。

こちらがチケット。試合ごとに選手の写真がプリントされています。
今回はこの選手。ちなみにチケットはメインスタンド側で100バーツです。

こちらはバンコクFCのユニフォーム。左からホーム、アウェイ、サードみたいです。
実はスタジアムへ行く途中、なんかテンションが上がってユニフォームを買おうって気分になってしまったんですよね。

ということで買ってしまいました。値段は699バーツでした。

先週もソンクラーでユニフォームを買ってしまい、これで今シーズン6着目。
先週はこれで今シーズン最後と思い買ったのに、1週間で更にもう1着買ってしまうという・・・。

でもバンコクFCはタールア(ポートFCの愛称)に次ぐ推しのクラブにしようと思ってるのでいいんです。観戦する機会も多いだろうし。
でも今シーズンはこれで本当に最後にします。

ユニフォームを買って満足したところで、メインスタンドの入口に移動します。

いざ、観戦!

こちらメインスタンドからの眺め。

この日は欧米人の団体さん?が来ていて、スタジアムはいつもよりも賑わっていました。
さすがに観光客ではなく在住者だと思うんだけど、どんなグループなんだろう。
あと、日本人の家族も何組か来ていました。これはバンコクFCに所属する大久保剛志選手がやっているサッカースクール絡みだと思うんですけど。

両チームの選手が入場してきました。

アウェイのThe iCon RSU(以下RSU)の選手たち。
昨シーズンはアマチュアリーグでプレーしていたのですが、昇格し今シーズンからT3でプレーすることに。
実は昨シーズン、そのアマチュアリーグの試合を観に行って、このクラブの試合を観たんです。(自慢にならない自慢)。
その時に対戦相手のチームとかなり実力差があるなあ。アマチュアリーグっていってもこんな強いの?って思ったら案の定昇格してきて、僕の見る目は間違ってないんだと(自慢)。

ちなみにクラブの前身はランシット大学FCで、ランシット時代も4部リーグの試合を観た事があります。(これまた自慢にならない自慢)

そんなRSUはここまで1勝2敗1分けの10位。
昇格組ということを考えると健闘している方ではないでしょうか。

一方こちらがホームのバンコクFCの選手。
ここまで3勝1分けで2位と好スタートを切りました。
8番の小島聖矢選手、40番の大久保剛志選手はともにスタメンでの出場です。
小島聖矢選手はシャドーストライカーなのか2トップなのか、トップ下なのか、かなりフレキシブルにプレーしてました。
大久保剛志選手は右サイドバックでのプレーです。

バックスタンドのサポーター。

さあ、キックオフです!

試合が始まると、バンコクFCが圧倒的に攻めるのですがなかなか得点を奪えず。
キックオフ直後は相手を上手く崩して惜しいシーンがあったのですが、途中から強引に攻め込みボールを奪われたりすることも多く、試合は停滞気味。

それでも後半61分にようやく先制します。8番小島聖矢選手の蹴ったコーナーキックからゴール前でごちゃごちゃとなったところを押し込みます。

これでようやく落ち着きを取り戻したバンコクFCがその後も追加点、ダメ押し点を奪い、最終的には3-0の勝利。
これで第2節から4連勝となりました。

試合の感想なぞ・・・

試合が始まって数分で、選手の個々の力に差がかなりあるなあと思ったのですが、それを考えると苦戦だったなあと。

スコアこそ3-0でしたが、先制点が入るまでは攻めあぐねたというかバタバタしていたというか。
選手も力の差が分かったからなのか、強引にドリブルで行こうとしたり、雑な攻めが目立ったなあと。

それに対しRSUの選手は力が劣っているのを自覚していたようにしっかりと守って、カウンターから繋いでゴールを目指そうという意識が徹底していて、逆に好感が持てたなあ。

それでも先制点が入ってからはその力の差がしっかりと表れて3-0というスコアになったんですけどね。

RSUも昨シーズンアマチュアリーグで観た時のように相手を圧倒することは当然このT3ではできないわけで。
しっかりT3のレベルに慣れてまずは残留を目標に頑張ってほしいです。

一方バンコクFCはこの戦力ですし当然バンコク地区での優勝、そしてT2昇格を目指してほしいですし、当然それを目標にしていると思うので、しっかりと勝っていってほしいなあ。それも相手を圧倒して。

僕もユニフォームを買ったし、やっぱりセカンド推し(そんな言葉ないだろ)のクラブにしていく所存なので、しっかりと応援していきます。

バンコク在住のサッカーファン、そしてタイの旅行に訪れるサッカーファンの皆さんも、思っているよりアクセスが悪くないですし、そしてT3も面白いのでぜひ観戦してみてください!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!

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