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タイリーグカップ2023-2024 準決勝 ブリーラム・ユナイテッド対ムアントン・ユナイテッド観戦記【タイリーグ2023-2024】



まえがき


どうも、きーきあっです。

タイリーグもいよいよ今週末が最終節。
既にブリーラム・ユナイテッドのリーグ優勝が決まっており、またFA杯はバンコク・ユナイテッドとT2のドラゴン・パトゥワン・カンチャナブリFCが決勝進出を決めました。
そしてタイリーグの3大タイトルのもう1つ、タイリーグカップの準決勝がこの日行われました。

ベスト4に勝ち上がったのは、ブリーラム・ユナイテッド、ムアントン・ユナイテッド、BGパトゥム・ユナイテッド、そして我らがタールアことポートFCの4チーム。

ジャイキリ続きでT1(タイの1部リーグ)のバンコク・ユナイテッド以外ベスト4にT2(同2部)が1チーム、T3が2チームという顔ぶれになったFA杯に比べると、リーグカップは順当というか名のあるクラブが残りました。

タールアサポとしては、BGパトゥム対タールアの試合を観に行きたいところですが、試合会場がラーチャブリー。
この日タイは祝日ではあったのですが、バンコクから車で片道2時間くらいかかるのでさすがに厳しい。

もう片方はというと、BGスタジアムでしかもナショナルダービーという組み合わせ。
こちらであれば行ける。あとは天気次第ということだったのですが、幸いにも雨は降りそうになく、これは行くしかないだろうということで行ってきました。

そんなわけで今回は、

タイリーグカップ2023-2024 準決勝 ブリーラム・ユナイテッド対ムアントン・ユナイテッド

の観戦記です!

スタジアムへGO!

というわけでBGスタジアムへと向かいます。

祝日ということもあってか、道路が思いのほか空いていて、バイクで走ること1時間ちょっとでBGスタジアムに到着。
いや、正確には途中で軽くラーメン&炒飯を食べてからスタジアムに着いたのですが、そちらは省略。

こちらがBGスタジアム。
BGパトゥム・ユナイテッドのホームスタジアムですが、この日はカップ戦の会場としての利用です。

このスタジアムでブリーラムとムアントンが試合をするなんて、なかなかないことですから、とても楽しみでした。

この日バックスタンドのチケットを買っていたのでバックスタンド側へ。
こちらにもスタグル屋台やキッチンカーが出店していましたが、お腹いっぱいだったので華麗にスルー。
ってか、こんなに出ているなら途中でご飯食べてくるんじゃなかった。

スタジアムの中に入って、とりあえずコーラを購入。
値段は20バーツでした。

いざ、観戦!

こちらバックスタンド側からの眺め。
今シーズンの途中からバックスタンドを新設したのですが、非常に観やすいです。

アップが終わった後に、ブリーラムの選手がサポーターの前に行き、そしてサポーターの歌を聞くというお馴染みの光景。

祝日とはいえ、ブリーラムのサポーターも大勢駆けつけていました。

ただサポーターの数はムアントンの方が圧倒的に多かったです。
そりゃあ当たり前なんですけど、それにしても大勢のサポーターがやってきていました。

リーグカップのフラッグの後に、両チームの選手が入場してきました。

ゴール裏のムアントンサポーターがビッグフラッグを出します。

メインスタンドは満員。それどころか席に座れないサポーターが階段に座るので密集度が凄く、正直観づらかったです。

さあ、キックオフです!

前半はムアントンの攻撃がかみ合わず、ブリーラムのペース。
ムアントンにとって危ないシーンもありましたが、しっかりと守って前半は両チーム無得点でハーフタイムを迎えました。

後半に入るとようやくムアントンもパスが繋がるようになり、チャンスも作りつつあります。

そしてそんなムアントンがついに先制します。
11番ジャルンサックのスルーパスに34番カカナが反応し、そして右足を振り抜きゴール!

メインスタンドのムアントンサポーターは大盛り上がりでした。

この日の入場者数は11,970人。よく入りました。

そんな大勢のムアントンサポーターの声援に応えるように、ムアントンが追加点。

左サイドを突破した7番ウィリアン・ポップからのパスを11番ジャルンサックが落ち着いて決めました。

88分の追加点は言うならばとどめの一撃。これで勝負ありました。

アディショナルタイムは9分ありましたが、先ほどの追加点でブリーラムの選手やサポーターは意気消沈しており、結局2-0でムアントンが勝利。
決勝戦へと駒をすすめました。

一方、昨年、一昨年と2年連続3冠という偉業を達成したブリーラムですが、今シーズンはリーグ優勝の1冠のみとなりました。
って、リーグ王者それも3連覇という成績自体が凄いんですけどね。

試合の感想なぞ・・・

普段タイリーグのスタジアムって、サポーター同士がやり合うというか選手やサポーターにブーイングを浴びせること自体少ないのですが、この試合に限ってはいつもと違う雰囲気でした。

元々ライバルというか犬猿の仲の両クラブですが、その感情が思いっきり出ていて、試合前から相手がチャントを歌うとブーイングしたり、チャントに被せて更に大きな声でチャントを歌うとか(いずれもムアントンサポーターなんですけどね)、バチバチの雰囲気でした。

といっても、決して危険な雰囲気ではなく、心地よい緊張感でした。
そんなスタジアムの雰囲気に乗せられたのか、非常に引き締まったいい試合でした。

そんな試合を制したムアントンですが、本当に強い。ムアントンはここ何試合か観る機会もあり、その時にも強いなあって思ったのですが、改めて思いました。

今一番強いのはムアントンですし、一番魅力的なサッカーをしているのもムアントンです。
これがリーグ中盤だったら、優勝争いに加わっていたはずですが、そう考えると前半の不振がもったいなかったなあ。

特に11番のジャルンサックがキレキレなんです。
来月の6日に中国とのW杯2次予選がありますが、この調子なら中国の守備陣をチンチンにしてくれるんじゃないかって期待しちゃいます。
今週末のリーグ戦は休んでいいから、W杯2次予選に備えてほしいと思ってしまうくらいです。

一方ブリーラムはというと、もちろんリーグ王者としての実力は見せてくれていましたが、この日は決定力に欠いていました。
まあ、ムアントンがしっかりと守っていたのもありますけどね。

ちなみにもう1つの準決勝、BGパトゥム・ユナイテッド対ポートFCは2-1でBGが勝利しました。
その結果、決勝戦はBGパトゥム・ユナイテッド対ムアントン・ユナイテッドとなりました。

タールアの勝利を試合観戦中に願っていたのですが、その願いは届かず。まあ仕方ないです。

現在入っている情報によると、決勝戦は2024年6月16日(日)にスパチャラサイ・スタジアムで行われるようです。
日程が変更になる可能性もありますが、もしその日に開催ならぜひ観に行きたいです。

ということでFA杯に続きリーグカップも決勝のカードが決まり、そしてリーグ戦も今週末が最終節。
今シーズンも残りわずかとなりますが、残りの試合も楽しんでいきましょう!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!


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