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T1第5節 ラーチャブリーFC対ポートFC観戦記【タイリーグ2024-2025】


まえがき

どうも、きーきあっです。

タイリーグも第5節を迎えますが、まさかこの時点で我らがタールアことポートFCが無敗どころか全勝とは夢にも思いませんでした。

また結果だけでなくその内容も、アウェイの2試合はどちらも終盤に決勝ゴールを決める劇的な勝利、ホームの2試合は大量点による圧勝と、チームが勢いに乗る勝ち方ですから、これはもう文句のつけようがありません。

さて、そんな中でやってきました第5節。
タールアはアウェイでの試合となります。
場所はラーチャブリー。バンコクから車で2時間弱と、十分行ける距離。(ただし観戦仲間の車に同乗)

という事で今回は

T1第5節 ラーチャブリーFC対ポートFC

の観戦記です。

タールアはこの日も勝って開幕5連勝となるのか!?
ワクワクしながらスタジアムへと出発しました!

スタジアムへGO!

というわけで、ラーチャブリーへと向かいます。
ラーチャブリーはバンコクから車で2時間弱の距離。
バイクでも行けないことはないでしょうが、観戦仲間の車に乗せてもらい出発です。
ちなみにタイ人は「ラーブリー」と言うみたいです。妻もそう言ってました。

試合は18時キックオフですが、自宅を出たのは11時。車で2時間弱の距離にしては出発が早いですが、これには理由があります。

それは途中でナコンパトムに立ち寄り、お昼ご飯を食べること。
勘の鋭い人ならピンとくるかもしれませんが、そうです、アレを食べたんです。

アレとは、これ!

そうです。ナコンパトムにある超有名店【クンオッププーカオファイ】の火山海老です。

いやー、美味しかった!3人でお腹いっぱい海老を食べましたよ。

こちらのお店については改めてブログに書くので、そちらを読んでくださいね。
今回はお店の地図だけ載せておきます。

ちなみにお昼ご飯を食べ終えてもまだ時間があったので、ラーチャブリーの鉄道駅近くにあるカフェで別腹タイムもしました。

このマスカットが載ったケーキも美味しかったなあ。

と、ここまで観戦記じゃなく、単なる飯ブログになってしまっているので話を元に戻します。

こちらがラーチャブリーFCのホームスタジアム、「ドラゴンソーラーパークです。」

僕がこのスタジアムを訪れたのは2回目なのですが、めっちゃ好きなスタジアムなんですよ。
タイの中で好きなスタジアムベスト5には間違いなく入ってます。

地図も載せておきますね。
Googleマップの日本語表記は古い名前になっていますが、現在は「ドラゴンソーラーパーク」が正しい名称です。

さて、スタジアムに着いたところでまずやらなきゃいけないのはチケット購入。

こちらがメインスタンド側にあるチケットブースです。
映画館のチケット売り場みたいでシャレオツ。
しかもちゃんと対戦カードも表記されているところが素敵。

こちらがチケットです。アウェイ席は200バーツでした。
アウェイ席が一番値段が高いのがタイリーグあるあるですが、こちらのスタジアムでも例外ではありません。

チケット売り場の隣にあるクラブのメガストア。
店内は広く、ユニフォームをはじめ色々なグッズが売っています。
って、今回は中に入ってないんですけどね。

それにしてもスタジアムといい、クラブショップといい、本当に立派だし羨ましい。
タールアもこういうスタジアムを造ってくれないかなあ。

メインスタンド側にあるスタグルエリア。
前回訪れた時はめっちゃしょぼかったのですが、今回はそこそこ充実していました。

スタジアムに着くまでに色々食べたはずなのに、何か軽く食べたくなり、こちらのサイクローイサーン(イサーンソーセージ)を買ってしまいました。
1本25バーツでした。

アウェイ席があるのはバックスタンドの端の方。
こちらのゲートから入場します。
ちなみにバックスタンド側はスタグルがほとんどありません。
ゲートを入ったところにドリンクと軽食が売っているくらいでした。

ですので、スタジアム内で何か食べたいという人は、メインスタンド側で買ってからきましょう。
それと後で気づいたのですが、一応アウェイ席用のチケット売り場がバックスタンド側にありました。

いざ、観戦!

開門時間が来たのでスタジアムの中に入ります。
こちらバックスタンド側アウェイ席からの眺めです。

こちら側のゴール裏はスタンドがありません。
それより気になるのが雨雲らしきもの。

今シーズンからラーチャブリーに加入した田中達也選手の写真もしっかりとありました。
田中達也選手はここまで4試合で2ゴールといきなりの活躍を見せ、ラーチャブリーサポの心を掴んでいる模様。
頑張ってほしいけど、今日はおとなしくしていて欲しいです。

席に座った途端、空が暗くなりそして大雨が。
幸い僕達が座っているエリアは屋根があるので濡れませんでしたが、前方の席のサポーターは風で雨が吹き込んでくるので、こちら側へと移動してきました。

その後こちらも若干雨が吹き込んできましたけどね。

雨がまだ降る中、両チームの選手が入場してきました。

こちらはラーチャブリーの選手。
田中達也選手はもちろんスタメン出場。
チームはここまで1勝2敗1分けの9位。

一方こちらがタールアの選手。
ここまで開幕4連勝と、近年稀に見る絶好調ぶり。
そんなタールアのこの日のスタメンは、

GK 36番ウォラウット。
SBは右に3番アスナウィ、左に23番ケヴィン。
CBは17番イルファンに35番アイザック・ホニー。
ボランチは33番志村選手に89番ピーラドン。
右サイドハーフに18番パトンポン、左は10番ボーディン。
FWは26番ドゥンブーヤと29番ウィリエン・モタ。

右サイドバックの4番スパナンと、センターバックの5番プトロスが故障してどちらもベンチ外。
それを考えればこちらが現在のタールアのベストメンバーなのかな。

ちなみに、今シーズンは開幕からずっとこの4-4-2のフォーメーションで戦っています。

さあ、キックオフです!

開幕4連勝の勢いそのままにタールアが先制します。
前半9分、右サイドの18番パトンポンからのスルーパスを受けた29番ウィリエン・モタがそのままニアをぶち抜きゴール!

エースストライカーとして期待されながら、今シーズンここまで無得点だったモタの今季初ゴールです。
これはモタにとってはもちろん、チームにとっても大きい!

更に追加点を取って勢いを付けたいところでしたが、ラーチャブリーに追いつかれてしまいます。

ラーチャブリーの選手の右サイドからのグラウンダーに対し、17番イルファンとGKの36番ウォラウットが交錯しボールをクリアできず。
そのボールが流れたところを7番田中達也選手が押し込みゴール。

現地で観ていた時には誰が決めたか分かりませんでしたが、田中達也選手でした。
だから今日はおとなしくしていてって言ったのに・・・。

それよりもイルファンとウォラウットは何やってんだよ。
先ほどハイライトでチェックしたのですが、これはないわー。

同点に追いつかれましたが、この頃には雨も止み、そして風も気持ちよく観戦のコンディションとしては最高でした。
スタジアムも最高でしたし。

ただし試合内容は最高とはいかず・・・。
とにかくこの日のタールアはボールが奪えません。

基本的にタールアはボールを保持する、そして攻める時間が長い傾向にあるのですが、何故かこの試合に関しては、ラーチャブリーのペースで試合が進みます。

こんなにボール保持率が低いタールアを見るのはいつ以来だろうってくらい、相手にボールを持たれていました。

それでも何とか凌いで、前半は1-1で折り返します。

そして迎えた後半。何とか勝ち越したいところです。

そんな気持ちで後半が始まりましたが、開始早々逆転を許します。
右サイドからのクロスを7番田中達也選手がドンピシャのタイミングでのヘディングシュート。
これが決まってラーチャブリーが2-1とリード。

あまりにきれいに決まりすぎて、笑っちゃうくらい見事でした。
そして田中達也選手はこの日2ゴール目。
だから今日はおとなしく・・・(以下略)

逆転されたことでようやく目が覚めたのか、ここからタールアらしい攻撃を見せるようになってきました。
そしてその3分後、タールアが追いつきます。
26番ドゥンブーヤからのクロスを10番ボーディンが頭で合わせゴール。

これにはタールアサポも大喜び。
この日は大勢タールアのサポーターが駆けつけており、アウェイ席は満席で盛り上がりも凄かったです。

その後も何とかゴールを狙るタールアですが、相手ゴールを割ることができません。

後半アディショナルタイムには相手GKがVARの末退場し、更にペナルティエリアのすぐ外からのフリーキックというチャンスを得ますが、得点には結びつかず。

VARや相手GKの退場でアディショナルタイムはまだ結構残っていると思っていたのに、FK後のコーナーキックが終わった途端に試合終了のホイッスルが吹かれました。

これにはタールアの選手や監督も抗議するが当然覆ることはありません。

結局2-2の痛み分けに終わり、タールアは開幕5連勝とはなりませんでした。

試合の感想なぞ・・・

もちろん開幕5連勝といかなかったことについては残念ですし、悔しいですが、試合内容からすると引き分けという結果は妥当かなと。
それよりも逆転されてからよく追いついたなとも思います。

これを言うとぬるいサポだなと思われるかもしれませんが、アウェイに関しては基本的に負けなければ、勝ち点1でも持って帰ればOKだという気持ちでいるんです。

いや、勝ってほしいですよ。だけどアウェイの試合は現地で観戦そして応援できるだけでも嬉しいなと、幸せだなという気持ちが強かったりするんです。
特に泊りがけで行くアウェイ観戦なんて、旅行も兼ねているわけですしトータルで楽しければいいんじゃないかと。

まあ今日は日帰りではありますが、途中美味しい海老も食べたし、カフェでコーヒーとケーキも楽しんだし。
1日トータルでいうと楽しかったなあと。

あと、普段ホームのPATスタジアムではメインスタンド側に座るのですが、アウェイだとゴール裏とかサポーターと一緒に観戦する楽しさもあります。
タールアのサポーターを何年かやっていることで、おかげさまでタイ人のサポーターの知り合いも何人かできましたし、この日も何人ものサポーターに声をかけてもらったり、握手やハグをしたりと、そんな嬉しさもあったりします。

と、結果についてはあまり触れず、楽しいアウェイ観戦日帰り旅行でしたで終わらせたいところですが、やっぱり内容にもちょっとだけ触れます。

最初に引き分けが妥当と書いた通り、正直この日は良くなかったなあと思います。
誰がというより全体的にです。
試合を振り返って、タールアからMOMを選ぶとしたら誰だろうって考えたのですが、誰にしようか決められないくらいです。

先制ゴールのモタ、同点ゴールのボーディンもゴール以外はこれといったインパクトは残せませんでしたし、同点ゴールがボーディンだと知らなかった僕は、帰りに今日のボーディンはイマイチだと観戦仲間にぼやいたくらい。

一方ディフェンス陣も、2点取られたからというわけでなく、なんか不安定でしたし。
特に交錯し中途半端なプレーとなり先制点を許したイルファンとウォラウットは猛省してもらいたいです。
今回は仕方ないけど次は許さん。←ウソ

それと、現在右サイドバックを務めている3番のアスナウィは何とも・・・いややめておきます。
早く4番のスパナンが復帰してくれないかな。そう思わせないくらいの活躍を次節に見せてほしいです。いや本当にお願い。
単身で敵陣に乗り込み、あっさり討ち取られるみたいなプレイはちょっと控えてほしいかな。

とはいえ、開幕5試合で4勝1分けですから、これは文句や愚痴を言うのは贅沢ってもんです。十分です。

さて、次節ですが、FIFAインターナショナルマッチウィークのため、今週末はリーグ戦がお休みです。
W杯アジア3次予選が行われますが、タイは残念ながら2次予選で敗退してしまったため、ベトナムに行きロシアとベトナムと対戦するらしいです。

そして来週末の第6節。本来なら9月14日(土)にホームでブリーラムと対戦する予定だったのですが、ブリーラムはACLエリート、タールアはACL2の試合がそれぞれ翌週にある関係で、9月12日(木)に試合が行われることになりました。

現在開幕5連勝のブリーラムと2位のタールアの直接対決ということで、これは土曜日に観たかった!いや、土曜日にやるべきだった!

とはいえ決まってしまったものは仕方ないです。
別に平日だろうと僕は行きますし、タールアサポもきっとPATスタジアムを埋めるはず。

というわけで次節は早くもタールアにとっての大一番は木曜日の18時半キックオフですが、これは大注目のカードですから、もし行けそうだという人はPATスタジアムに足を運びましょう!

あ、チケットは完売する可能性がありますから、行ける人は事前の購入をおすすめします。

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以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!


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