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Polca the Journey現地雑観レポ

2022年6月25日、GMMTVの俳優TayとNewの1日だけのファンミーティングPolca the Journeyのために渡泰してきた記録。

最近はコロナ禍も落ち着いて、リアル開催イベントのために渡航するひとも増えると思うので参考になれば嬉しいです~~

注意書き

  • なんでも許せる人向け!

  • 渡航情報やファンミの内容についてはあまり触れません

  • 記憶+写真+同行した方々とのメッセージを見つつ思い出せる限り。

  • 会場や周りのファンの雰囲気だけ捉えられれば…!

  • 内容は2022年6月時点のものです

イベント基本情報

会場 : Chaeng wattana hall

Chaeng wattana hallはバンコクの北西のノンタブリ県にある。2023年以降にモノレールMRTピンクラインが開通すればバンコク中心部からアクセスしやすくなることが期待できる。

GMMTVでは2019年のKritstSingtoのイベントPERAYA PARTY, OffGunのイベントFuntastic Babiiも同会場。今後もまた同様のイベント開催の可能性はありそう。
大手ショッピングモールCentral Chaenwattanaの駐車場の上にあり、本館とは渡り廊下で繋がっている。コンサート会場やライブハウスというより多目的ホールのような感じ。

チケット購入 : ThaiTicketMajor

代行などは利用せず、ThaiTicketMajor(タイチケットメジャー)という大手サイト経由(日本でいうチケットぴあ)で購入。事前にアカウント登録する際、パスポート番号が必要。購入ページは英語表示ができ、日本発行のクレジットカードでも決済可能(弾かれた人もいたらしい)。
チケットの値段は段階に分かれていて、ステージとの距離だけでなく特典の有無も異なる。私は上から2つ目のVIPを購入。

購入にあたっては、親切なまとめツイートをいくつか参考にさせてもらったが、TTMの公式サイト、事務所の公式アカウント、チケット購入時の控えメールをよく読んでおけば基本は大丈夫そう。
TTMへの英語で問い合わせメールを送った際も、比較的早く対応してもらえた(2日後くらいに返信がきた)。

当日スケジュール

予想していたスケジュール

  8:30 バンコク中心某所に集合
  9:00 会場着(渋滞がない場合の最速)
10:00~12:30 受付、プラスチックチケットに引き換え&VIP特典に登録
  ??    Amior Bistro Cafe(会場近くのドラマロケ地)で昼食?
13:00 開場
14:00 開演
  ??    終演
17:00~19:00 VVIPとVIPチケット所持者の特典タイム(写真撮影)
21:00 バンコク中心部に戻り、夕食

実際の行動(時間はおおよそ)

同行してくれた方がチャーター車を手配してくださり、運転手さんやお店とのやり取り(英語中心)もお任せしてしまいました。

  8:30 集合
  9:00 Amior Bistro Cafeに電話し貸切と判明。事前にMessengerで問い合わせた際は当日も開店しているとの返答だった…。
  9:30 Amior Bistro Cafeに到着、外観写真のみ手早く撮影。
10:00 会場のモールに到着、最上階まで昇る。
10:15 プラスチックチケット引き換え列に並ぶ
10:40 VIP特典の列に並ぶ→荷物検査
11:00 物販エリア入り
11:10 わけもわからないままGMMSHOP(公式グッズ)物販に並ぶ
12:00 なんとか物販購入を終え、荷物を置きに車へ戻る
12:50 プレス関係者がホール内に入場
13:05 座席エリアごとに入場開始
13:40 ホールに入る
14:08 開演
17:00 終演、VVIPとVIPは30分待機するよう言われる
18:00 VIPグループフォト撮影開始(約520席,20人ずつ)
  ??    VIP撮影終了
21:00 少なくともこの時間まではVVIP撮影中(約360席,1人ずつ)
  ??    VVIP撮影終了
22:00 バンコク中心部に戻り、夕食

次の項からは、なるべく時系列に沿って詳細を。

1. 会場への移動

バンコク中心部からChaeng wattana hallへ。
行きは電車+タクシーでもよいものの、終演後に混雑が予想されタクシーを呼べるか不安だったのに加え、体力温存のためにチャーター車を選択(手配してくださった同行者の方々に感謝…)。複数人で行動する安心感と、購入したグッズを置いておく場所があるのは便利だった。
モールに着くと駐車場でタイのイベントでお馴染みのマネーフラワーの搬入シーンを目撃し、ファンミ開催をやっと実感する。

2. 受付~物販エリア(ホワイエ)へ

チケット引き換え

モール最上階まで昇り、とりあえず目の前列にあったVIP特典登録列に並んだ。が、その前にまずはチケット引き換えが必要と少し進んだところで判明する(並ぶ前に周りや係の人にに聞くなどしたほうがいい)。
気を取り直し、エレベーターホール反対側にあったプラスチックチケット引き換え列に並び直す。

チケットは事前にTTM店舗での引き換えも可能(6月11日~19日)とのことだったが、かなり長さのある列になっていたので、タイ在住でも事前に引き換えていない人が多かったのかも。

私は①パスポート ②購入時の控え(メール添付のPDF) ③ワクチン接種証明書 の3点を見せた(詳しくは後述)。
事前に用意されているプラスチックチケットの裏が白紙になっていて、その場で機械で座席を印字してくれていたように思う。

VIP特典登録~ホワイエへ

再び反対側に戻り、座席レベルごとの列に並ぶ。この時点でモールに着いてから少なくとも30分は経過。

受付でさきほど引き換えたプラスチックチケットを見せる(他にもなにか見せたかも、記憶が曖昧)と、VIP限定グッズのサイン入りポスター、クラッチバッグの入った箱を渡される。また手首にリストバンド(VIPは黄、VVIPは紫ほか座席エリアごとに色分け)を巻かれる。

VVIPのフォトカードは印字できる名前の文字数制限が厳しかったらしい。

カードとVIP特典の受け取りはいずれも、下図のLobbyに当たる部分で行われていた。そのまま上階に向かうエスカレーターの手前で荷物検査を受ける。禁止されたレンズのカメラが無いことを確認し、エスカレーターでPre-functionへ。

公式サイトより、会場図面

ホワイエ(物販エリア)入り

Pre-functionというのは劇場で言うとホワイエに当たるが、図面を見てもわかるようにさほど広くはない。相場感がわからないが、ホールに入れる人数のわりにはお世辞にも広いとは言えず、動線が悪い印象を受けた。

事前に参考にしていたサイトの写真(出所忘れてしまった!分かる方いたら教えて下さい…)
GMMTVのTwitter上の事前告知画像。

事前に参考にしていたサイトの写真やGMMによる告知画像では広く見えたが、実際はショップ・スポンサーブースやマネーフラワーのスタンドが出るうえ、そこに並ぶ人、座り込む人、撮影する人、ギブアウェイを配る人、その他よくわからない机が出ていたりして、かなりカオスだった。
入場開始時間の13:00直前になると、すれ違うのもギリギリ。同行者とはぐれずにいるのが難しいくらいまでに人が増えた。
ちなみに入口から見て奥(画像で言うと左側)にトイレの看板が見えたが、おそらくは関係者用になっていたので、事前にモール内のトイレに行っておくとよさそう。

3. 物販ブース

グッズ詳細が出たのが開催3日前の22日。物販エリアは①アーティストブース②GMMTVSHOP(事務所公式グッズ)③カフェ の3つに分かれるとのことだった。
この時点では物販の終了時間、後日通販の有無などのアナウンスは確認できなかった。実際は、終演後も公式グッズとカフェのブースには販売係がいた(アーティストブースは不明)し、公式グッズは(後日判明したことだが)通販も充実していた。
当日買うメリット①ファンサ(あれば)②送料かからない③売り切れの心配が少ない の3点だと思う。ただし、カフェブース(カップスリーブ付き)は本当に当日だけの出店なのでレア度が高い。

私が物販エリアに到達したのは11:00ごろだったが、最初はとにかく列がぐちゃぐちゃで、どこに並んでよいのか全くわからなかった。

事前告知と②③の場所は入れ替わっていたし、アーティストブースもさらにTayのNO GRASS TYPEとNewのNEWWAVEの2つに分かれていて、ブース前に着くまで何もわからない。列の前後の人に聞くか、並びながらパブサをかけるのがよさそう。Tayのブースはさらにスニーカーブランドとのコラボ商品のプレオーダー受付も案内していたのをたどり着いてから知った。

最後尾札とお品書きの回覧を導入してほしい!!!切実に!!

さらに並んでいる間に事務所の若手俳優陣が公式グッズのブースとカフェブースに登場し販促。列は満員電車並みに混雑し、一時全く動けなくなる。ぶっちゃけ、明らかにその場で商品を買っていなくてもアピール次第でサインやファンサしてもらっている人はいた。ファンサは気力・体力・運(と言語力)がすべてだと悟り、どれもない私は早めに撤退してしまった。
ちなみに応援に来た俳優ら関係者も行き帰りはふつうに通路を通る様子…。

並んでいる間はわからなかったが、今回の公式グッズのブースは商品の種類が多いこともあってか注文用紙方式だった。
用紙を右側の係から受け取る→名前と買う商品数を記入→係に手渡し→左側で名前を呼ばれる→商品受け取りと決済…という流れ。記入用のペンも当初貸してくれていたものの並んでいる人数に比して数が少ないので持参するのが良さそう。
Tシャツなどはサンプルで素材感やサイズ感を見せてくれるようだったが、混雑中は無理そう。列を抜けるころには押し潰されてすでに疲れ気味だった。
QRコード決済やクレカが使えるブースもあったが、現金を多め&細かめに用意しておくのが確実。このあたりは即売会慣れしている人が強いかも(?)

(私自身は行っていないので聞いた話だが)ファンミ会場にGMMTV SHOPの在庫を持ってくるため、アソークにあるGMMTVビルの店舗では、開催前後はTay,Newのグッズは品薄となっていたらしい。ファンミのタイミングに合わせて事務所の社屋に行ってみようと思っている人は要注意。

4. 本番 : 雰囲気・ルールなど

物販で購入したものを車に置きに戻り、トイレを済ませているうちに入場開始時間を過ぎる。モール内で昼食を取ろうと思っていたものの、お店に入って戻ってくる時間はないと判断し再入場列に並ぶ(再度ここで荷物検査)。
飲食物持ち込み禁止となっていたため、私はカバンに入れていたSOYJOYを列に並びながら慌てて食べた。行儀は悪いがこの後19:00までは何も食べられないので…。

ホワイエでは、エリア(チケットのクラス)ごとに入場開始が放送で案内される。おそらく「指定の扉から入場~」とアナウンスしていたのだが放送はタイ語のためフラフラしていると、英語ができるスタッフの方が私の手首を見て「黄色のリストバンドの人はあっち!」と教えてくれた。ホワイエ壁際の列にならんで入場。このとき再度荷物を軽く見られ、検温の機械を通る。

注意事項として事前に「動画撮影禁止」が言い渡されていたが体感では周囲の6割以上は動画撮影していた。しかもその場でどんどんSNSにアップする…。特に係員が制止する様子もない。
また飲食物持ち込みも禁止だったが、叫ぶのでペットボトルの水くらいは許されたい。私の周りでは見なかったけど、唐揚げを食べてた人がいたという噂も聞いた。カオス…。
飲料会社がスポンサー企業として入っていたのと、カフェのブースが出ていたので、それを購入してほしいという目論見だったのかもしれない。

私は20列目くらいだったので双眼鏡(オペラグラス)を持参していったが、ペンライトを振るのと撮影で忙しいためか、使っている人はあまり見かけなかった。

VIP特典タイム

おそらくほぼ時間通り(?)に終演。すぐに「30分後から撮影が始まるため、座席で待つように」とのアナウンス(タイ語・英語・中国語)があった。トイレで離席するくらいなら大丈夫だと思う。

この間に事務所の若手陣は駐車場でファンサしていたらしい。また後日の情報を追う限り、本人たちは休憩ではなくメディア取材を受けていたもよう。

ホール内ではファンが待ち続ける中、ふとバックミュージックが止んだ。VIP撮影がすぐ始まるかと思いきや、NewとTayが歌い出したので驚く。さっき惜しまれつつ退場したのにもう1曲あると思わなかった。

ここで1曲披露(Just Friend?)してからMCが入り、撮影についての説明。すぐにVIPの前列から機械的に20人ずつ係に整列し、ステージ脇を通って裏から壇上へと案内された。
荷物がぐちゃぐちゃなのでモタモタしていると係員が急かしてくる。私が見た限りでは「絶対にNewの側が良い!」と主張して揉めるようなファンはいなかったように思う。

撮影は一瞬だが、合間にハイタッチや会話でファンサしてくれる優しさがうれしい。その分延びる終演時間…。壇から降りると特典登録時にもらったリストバンドはハサミでカット、有無を言わさず回収!!(記念に持ち帰れるかと思っていた…)

もちろん(?)写真は後日、GoogleDriveで白日のもとに晒される。

自席に戻り感慨に浸っていると、荷物を回収してすぐホールから出るよう促される。18:30ごろホワイエに出ると、まだグッズや飲料の購入は可能だった。カフェブースでピンクミルクを買い、同行者と落ち合って話していたら退場を促される。VVIPの撮影中は続いていた。

5. ギブアウェイ

タイのイベントではファンが自作したグッズのギブアウェイ(KPOPから輸入された文化らしい)がさかん。自作グッズに限らず、現在は入手が難しい限定グッズを「余ってるから」とギブアウェイする人もいたと聞いた。

会場内で目当てのギブアウェイを探すのは難しいので、告知している人にDMやリプライして、事前に受け渡し方法を確認しておくとよいかも。今回はこのツイートのリプ欄が参考になった。

終演後は解散時間が人によって違ったためか、多くの人が開演前にホワイエで配り終えていたよう。数を多く用意していないためか、座席で隣り合った人にだけ渡す人もいた。

テープ搭乗券(?)が突然降ってきた時に分け合ったり、ペンラがすっぽ抜けて飛んでいくこともあるので、隣や前後にギブアウェイを渡せると会話のきっかけにも良さそう。
特に渡すモノがなくても、開演前に片言で挨拶しておくとベター。

会場外では、頭に着ける文字がビヨンビヨンしたカチューシャのようなもの(伝われ…)やペンラ、写真入りのうちわをたくさん持って待機列に話しかける人がいて、ギブアウェイかと思ったら売り子だった。
便乗商法に気乗りがせず値段も聞かなかったけれど、少なくとも写真を使用したものは著作権侵害で利益を得ている可能性が高いので購入しない方が良い…と思う。

6. コロナ対策

TTMの公式ページの記載では、イベント参加には受付でワクチン接種証明か陰性証明の提示が必要とのことだった。事前にわかっていた方法は

  1. タイ人向けワクチン接種証明アプリ(MorProm)の提示

  2. 直近72時間以内の陰性証明書(病院で発行したもの)

  3. 受付近くのATKブースで抗原検査(200バーツ)

の3つだったが、実際には日本の自治体発行のもの(海外向け)が使用できた。私はQRコードありの英文証明書を紙で用意していったが、QRは読み取らず目視で確認されたのみだった。

MorPromの使用には原則タイのIDが必要なので事前にTTMに問い合わせたところ、タイ以外の国で発行された証明書も使えるとのことだった。タイ政府が認めるワクチンを既定の回数接種していることが記載されていれば大丈夫ではないかと思う。

このほか、コロナウイルス対策としては入口での検温のほか、行動追跡・接触確認のためのThai chanaアプリ(LINEのシステムを使用したもの?らしい)でのQRコードスキャンが求められる……と、注意事項には記載されていた。ただ私は、会場のどこにThai chanaのQRコードがあったかすらわからなかった。

加えてマスクは基本、全員が着用。日本ではマスクをしていても屋内では発声禁止のイベントが多いけれど、タイでは屋内のホールでもそのような規制はないのか、じわじわと漏れる程度ではなく、ギャー!と大歓声が上がっていた。

7. まとめ : 今後ファンミに行く人へ

初の渡泰&初のファンミ参加で不慣れなことばかりだったが、もう一度機会があればこういうふうに行動したいな……という反省ふくめ。海外慣れ、イベント慣れしてる方には当たり前のことだらけかも!

移動

  • 終演時間が読めないのがネック。Grabアプリなどでタクシーを呼ぶにせよチャーター車にせよ、終演後の行動は事前に決められないと思った方がよさそう。

  • 同行者と座席が少し離れているだけで写真撮影終了時間が全然違ったりすることもありえる。

  • 私は今回チャーター車を手配してもらいました(ありがたい)が、荷物を置いておける&涼めるし、終演後タクシーが捕まらない…なんてこともない。物販で買い込む予定の人には便利。むろん費用は公共交通機関のほうが安く済むが、折半できそうなら検討の余地はあるとおもう

  • 日程的に可能なら会場近くのホテルを取るのも良いかも。

持ち物

  • 同行者とは通話できるようにしておく

  • 提示する証明書類はすぐ見せられるよう、印刷して用意(スマホ画面でも平気な場面もあるが、プリントアウトが安心)

  • ギブアウェイや購入・特典グッズエコバッグがあるとよい

  • グッズ注文用紙への記入や、サイン用のペンがあると便利

  • 現地の知り合いなどに事前にチケット引き換えを頼めれば、当日の時間を最大限有効活用できるかも

心構え

  • 当日はあまり他に予定を入れないのが吉

  • 物販のファンサとギブアウェイ交換、どちらも頑張ろうとすると開演前に疲れかねない

  • 事前の下調べと協力が重要。とくに物販は目当てがあれば同行者と分担・協力するとよい

  • 郷に入っては郷に従え(規則違反を推奨するわけではありません)

  • VIPでも撮影時近くに座れる可能性があるので、掛ける言葉をあらかじめ考えておくとよい(とっさに言葉が出てこない!)