タイ・バンコクで献血してきた
タイに住んでいると、日本に一時帰国したときは献血ができないのですが
ふと、タイで献血できないのかな?と思い立って行ってきました。
ちなみにふと思い立ったのは、体重が増えてしまって
「体重が増えたなりにできることないかなあ。あ、献血できるようになったじゃん!」というしょうもない理由です。
私の体重が何かの役に立つと思えば多少報われます。笑
外国人はタイで献血できる?
そもそも外国人でも行っていいのかな?と思ったのですが、国籍は関係なく、タイ国内に6ヶ月以上居住していれば献血できます。
献血できる条件
主な条件としては、
タイ国内に6ヶ月以上居住していること
17~70歳
体重45kg以上
血圧100mm.Hg~160 mm.Hg、心拍数100bpm以下
海外からタイに帰国した場合は帰国後24時間以上開いていること
などがあり、このほか病気や手術歴などの要件があります。
献血場所
バンコクの献血場所
タイ赤十字の公式HPに献血場所の案内が見つからなかったので、私が知っている場所のみになりますが
バンコクだとこの3ヵ所では実施しているようです(クリックすると地図が開きます)。
いずれも土日祝日も開いていますが、時間が短いので、事前にGoogleMapなどで確認して行かれることをおすすめします。
エンポリアムの献血ルームへの行き方
BTSプロンポン駅のエンポリアムにもひっそりと献血ルームがあります。アクセス抜群でおすすめです。
場所がわかりづらいので、行き方を記載しておきます。
エンポリアムM階のつきあたりから駐車場に出る
↓
左手スロープに献血ルームの案内が見えるのでスロープに沿って上がる
↓
この入り口が見えてきます
持ち物
初めて行く人はパスポートを、2回目以降の人は献血カードを持っていきます。
また、17歳の方は保護者の同意書が必要です。
献血の手順
エンポリアムの献血ルームでの手順を書いておきます。
なお、写真撮影NGだったので写真がありませんがご了承くださいm(_ _)m
血圧を計る
私は一度低血圧で献血できなかったことがあったので、先に血圧を計り、100mm.Hg以上だったら整理券を取るようにしています。
整理券を取る
発券機でボタンを押して整理券を取ります。
申告フォームを記入する
整理券を取った後は、申告フォームを記入して呼ばれるのを待ちます。用紙はタイ語と英語があるので、書きやすいほうを選べばOKです。
申告フォームには基本情報・全献血か成分献血か・体調や病歴などを記入します。
初回は全献血しかできないので注意ですが、体重が45~50kgなら350mlで献血できます。
受付
整理券の番号が呼ばれたら、受付に行って申告フォームと血圧測定結果を渡します。
このときタイ語読みの数字で呼ばれるので、タイ語の数字がわからない方はモニターに映っている番号を見ると良いです。
受付では体調を再度チェックされるので、回答します。看護師さんは英語を話してくれるので、タイ語がわからなくても大丈夫です。
そのあと、指先で少量の採血をして血液型を確認します。
順番待ち
もしベッドがいっぱいだったらここで少し待ちます。その間にお水をたくさん飲んでおきましょう!
空いていればすぐに案内されますが、エンポリアムの献血ルームは右腕用と左腕用のベッドがそれぞれ2台ずつなので、混んでいるときは少し待つかもしれません。
とはいえ、日本の献血センターほど大混雑していることはないので、その点も落ち着いていて良いなと思いました。
いざ献血
あとは指示に従って献血するのみです。時間は10~15分くらいだったかと思います。
もし体調が悪くなったらすぐに看護師さんに伝えましょう。
問題なく終わったら少し休んで、そのまま帰って大丈夫です。
献血の間隔・上限回数
献血をした後は、次の献血まで一定期間開ける必要があります。
タイでは8週間開け、かつ年4回までとされています。
ちなみにタイで必要な血液を十分補うには、3ヶ月おきに献血するのが良いとされています。
献血するともらえるもの
日本では献血センターに飲み物やアイスがありますが、タイではこんなものがもらえます。
水
野菜ジュース
菓子パン
鉄分のサプリ
回数に応じて献血バッジ
キャンペーンがあればその時の何か(私はタオルをもらいました)
日本と違うのは、鉄分のサプリがもらえることではないでしょうか。
受付時に渡され、献血が終わった後から1日1錠飲むように言われます。ただ、人によってはお腹がゆるくなるらしいので、自信がない方は無理に飲まずに食事で栄養を摂るのが良いかもしれません。
飲み物と菓子パンはこんな感じです。
お水は献血ルーム内でどんどん飲んで良いですが、
菓子パンは持ち帰って食べるように書いてあるので、献血ルーム内では食事を摂っていない人だけ食べているようです。
長居されないようにかなと思います。
また、タイでは献血回数に応じてバッジがもらえます!
初回のハートのバッジがとてもかわいいです。次の7回目まで頑張りたくなりますね。
おわりに
タイ・バンコクで献血してきたブログでした。
日本でもそうですが、体重や血圧や服薬など様々な条件があって、
私は何回か断られてきました。多分勝率4割くらいだと思います。笑
だからこそ、それをクリアできるときは健康な証!と確かめる機会にもなっています。
無料でできる社会貢献ですしね。
せっかく健康ならこんな自分でも何かの役に立てればいいな、と思います。
バンコク在住で我こそは健康という方は、よければ一度行ってみてください。
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