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#Spotify Wrapped 2021 感謝!Oeilのリスナー数は121,800人でした。

リスナー数は121,800人
ストリームの回数は564.100回
月間リスナー数は約3万となりました。

単純に集計なので、当然リリース毎に認知される機会は増えて数字も伸びるわけです。
しかし、Oeilはアルバムは1枚もリリースしておらず、2021年のリリースはシングル1曲。さらに言えば配信していない楽曲が数曲あると言う状況で、これだけの数字を出せた事は全てファンのみんなのおかげであると、深く感謝しています。

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アーティスト向けSpotifyまとめ

昨年から今年にかけて、皆さんにとっても大変な2年間だったと思います。
僕もいろいろと思う事があったので、思い出話を交えて書かせて頂きます。

Oeilも最初の1年間は月3回ペースでノルマ制のブッキングライブをしていました。
ジャパゲイザーが流行ってからOeilを知った人には信じがたい話かも知れませんが、今と違って、シューゲイザーと言うと鼻で笑われる時代の話です。

当時(今でも同じかもですが…)のアマチュアバンド集客の常套手段は、他のバンドと仲良くなって、自分のライブにもディスカウントで来て貰うと言う手法。

打ち上げだけ来る奴、自分のライブの誘いは頻繁にしてくるけど来てくれない奴、いろいろ居ました。
本人は「友達」のつもりでも、相手は養分扱いなんて事もざらで、そのまま養分としてバンド人生を終えていく"鈍感ないい人"も沢山見てきました。
今で言えば、友達作りはフォロワー稼ぎ、友達のつもりはフォローしたのにフォロー返してくれないみたいな感じでしょうか。

このサバイバルの必勝方は、とにかく嘘でもなんでも自分を大きく見せて、より多くマウントを取る事です。

しかし、僕はこのゲームに最初から乗りませんでした。
おかげでブッキングライブでの客は0人です。
友達すら呼ばなかったので。

集客力が無い

ライブハウスのブッカーに好かれない

平日のトップバッター

集客出来ない

と言う悪循環の繰り返し。

それでも僕は周りに合わせませんでした。
これを続けながらメンタルを保つのは容易ではないですが、信念とビジョンがあれば可能なのです。

「価値を売る」「価値の切り売り」は別のこと。
80年代~90年代初頭ならいざ知らず、オルタナティブロックが珍しくもなんともない時代です。
テレビとは違う自分の音楽を貫くインディーズの発見を目的にライブハウスまで足しげく通う音楽ファン…なんてのは僕がライブハウスに出入りする頃にはもう存在していませんでした。タワレコとかHMVで見つけられますからね。

結成したてのバンドが自力で友達を呼ぶと言う事が習慣化した世界では"対バン"と言うシステム自体がはっきり言って"無理ゲー"だと感じていました。
各バンドの友達は、呼ばれたバンドの出演時間が終わるとサクっと帰ってしまうのですから。

また、シンプルに友達の前でアーティストを気取るのも、趣味が違う友達へエゴを押し付ける行為にも否定的でした。
「集客」と言うと聞こえは良いですが、やってる事はジャイアンと同じですからね。

このように最初の頃はめちゃくちゃ厳しい状態でしたが、今のようにファンに支えられるバンドになれたのは、信念を貫き通した結果だと思っています。

もし、そう言った美学のある若いバンドが僕と似たようなジャンルで居るのならば応援したいし、ライブに行ってみたいなとぼんやり考えています。
そう言ったバンドはライブが出来ないご時世でも、SNSで虚勢を張らなくても、ひっそりと輝きを放っているはずだから。

それから、Twitterは本格的にやめようと思っています。
今からメジャーデビューを目指す10代の若者であっでも、流石にTik Tokなどを使うだろうし、Oeilの場合は既にこれだけリスナーが居て、総リスナー数の0.4%からしかフォローされていないと言う事実。
見てるだけでも不快なツイートが多く、このプラットフォームに時間を割くのは無駄と判断しました。

一応鍵をかける前に、Oeilのことをツイートしている人にファボをしてアカウントをお知らせしたりはしたのですが、誰もフォローしてきませんでした。しかし鍵垢にした途端に突然フォローリクエストが殺到すると言う状況になっています。
どういう心理なのかちょっと教えて欲しいですが、コストをかけてる余裕が無いので1人も許可していません。普通に最近知った人はnoteをフォローしてる気がするし。

今年は他の事で思いのほか時間を取られたのでリリースはしませんでしたが、2022年、EPかアルバムは出ると思います。
Oeilの情報が必要な人にだけに届けば良いと考えているので、日本国内の情報共有にはファンクラブ的なものを作ろうかなと検討中です。


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