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元の世界には戻らない終息後の社会

経済危機やパンデミック終息後の社会システムの変化については既にビジネスの世界では予測が立てられており、概ねそのように変化し、各業態が緩やかに変化しながら5Gが普及する未来の世界へと向かっていくのだろうと言われている。
とは言え、今苦しい状況にある経営者や飲食、観光業など大ダメージを受けた業界からすれば「そうは言ってもね…」と言うのが本音だろう。
我々が出来る事は出来るだけお世話になっているお店を応援する事だけだ。

そんな中、厳しい煽りを受けているエンターテイメント業界はと言うと、一部はのんきなものである。
とりわけアマチュアのバンドマン界隈に限っていえば“うたつなぎ”と言うハッシュタグや“バトン”と呼ばれるものが流行しているようだ。2020年に来てmixiの世界に逆行するとは誰が予想しただろうか。

社会全体で見ても危機感を抱いているのは経営に関わる者だけと言われているが、音楽業界でも末端はまさにそうなのかも知れない。

恐らくTwitterも緩やかに終焉を迎える事になるだろうが、今回は今までのように新しいプラットフォームは準備されていない。
それが何を意味するか解る人はそう多くは無いかも知れない。

ただ、緊急事態宣言から気が付いた人は多いだろう。
そもそも、それぞれの立ち位置から、それぞれが好き勝手に言いたい事を主張すれば誤解も生まれるだろうし、衝突、摩擦は当然の結果なのである。

今の状況は、変化を望まない者にとっては地獄そのものだろうが、道徳心を欠いた世界を離脱したい者、承認欲求に支配されずに、違和感を感じていた者にとっては“チャンス”かも知れない。
主義主張はトリのマークのSNS内で、匿名で無くても出来るのだから。


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