投資先を誤まる人達
参議院選挙の投票をしてきた。
1票を投じると言う事で、それなりに真剣に考えて投票するわけだが、これは選挙に限った事では無いのかも知れない。
選挙も1票ですぐに何が変わると言う事は無いのだが、どんな大河も一滴の雫から生まれる。
普段の生活でも“行きつけの店”や“お気に入りのメニュー”があったりする。
そこに支払うお金は投資だ。
何故なら、小売店であれば消費者が買わなくなった商品は仕入れを止める。仕入れて貰えなくなったら企業は生産を中止したり倒産すると言った具合に、投資しなければ供給は止まるからだ。
サービスや土地、景観にだって同じルールは存在している。
この投資先を誤まると好きだった物、場所が失われたり、結果として自分の首を絞める事になる。
こう言う人々は目先の損得で釣られている場合が常なので自業自得とも言えるが、真綿で首を絞めるような自滅を自ら望んで行う。
彼らは投資する対象を誤まった事にいつ気が付くだろうか?
投票率が悪い、低い、政治に関心が無いと言われる昨今だが、正しい判断が下せない人達が投票に行かないのは却って良い事なのでは無いだろうかと思ってしまう。
全ての人に救いをと言うのはやはり難しいのであろうか。
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